世間話

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世間話(せけんばなし)は、

  1. 民話のひとつ。民衆の生活のなかから生まれ、民衆によって口承されてきたもので口承文学、また民俗資料の一。本稿で説明する。
  2. 転じて、伝聞した世間一般のあたりさわりのない話。→雑談

[編集] 概説

口承文芸は無文字社会でも広くみられるところから、文字社会となった地域にあっても先史時代から存在していたものと推定される。口承文芸は一般に、昔話伝説・世間話・新語作成・新文句(新句法)・諺・謎・唱え言・童言葉・民謡・語り物などに分類される。

世間話は、昔話や伝説とならんで民話のひとつと考えられている。自らが主人公としてキツネに化かされたという類の話であり、近隣の人や親族、親戚が主人公である場合もある。実話や体験談のかたちで口承される点、「むかし」から始まる発端句や「どんどはれ」などで締めくくる結句がもたない点などが昔話とは異なる。

昔話、伝説、世間話の違いを表にすると以下のとおりとなる。

種類 語られる人物・時・場所 語られ方 語り・話のかたち
昔話 不特定 事実かどうかわからない(おそらく事実ではない) あり
伝説 特定 少しは事実かもしれない(少しは信じてほしい) なし
世間話 特定 事実である(信じてほしい) なし

[編集] 関連項目

[編集] 参考文献

  • 野村純一『日本の世間話』東京書籍<東書選書>、1995.3、ISBN 4487722381
  • 昔話研究懇話会『昔話と世間話』三弥井書店 、1985.12、ISBN 4838225148
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