世界スプリントスピードスケート選手権大会

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世界スプリントスピードスケート選手権大会は、国際スケート連盟(ISU)が主催するスピードスケートの選手権大会のひとつである。一年に一度、通常2日間の日程で開催される。500mと1000mを2本ずつ滑り、タイムから算出されたポイントの合計によって総合順位を争う。

解説[編集]

スピードスケートの世界選手権といえば世界スピードスケート選手権のみを指したが、短距離のエキスパート化が進んできたことを受け、1970年にISUスプリント選手権(アメリカウエストアリス)としてスタートし、1972年より現在の名称に変更され現在に至る。

日本では、1986年軽井沢町長野県)大会、1993年伊香保町群馬県)大会、2004年長野市(長野県)大会が開かれている。2010年には帯広市北海道)で開催された。

長距離偏重の傾向があるヨーロッパでは、世界スピードスケート選手権よりも格下に見られることも多かったが、古くはエリック・ハイデンダン・ジャンセンボニー・ブレア(以上アメリカ)、カリン・カニア東ドイツ)、イゴール・ゼレゾフスキベラルーシ)、最近ではカトリオナ・ルメイ・ドーンジェレミー・ウォザースプーン(ともにカナダ)、マリアンヌ・ティメルオランダ)、モニク・ガルブレヒト・エンフェルトドイツ)、清水宏保などスター選手の登場とヨーロッパ勢の活躍で、一時期ささやかれた大会自体の消滅の危機を乗り越えた。

日本勢では、男子は黒岩彰が2度総合優勝した他、清水宏保が6度表彰台に上がるなどの活躍を見せている。女子では三宮恵利子(2001年)・吉井小百合(2010年)の2位が最高。

得点の計算方法[編集]

500mはタイムそのままが、1000mはタイムを2で割ったものがポイントとなり、小数点以下3桁までで表す。

例えば2006年大会男子総合優勝のジョーイ・チーク(アメリカ)のタイムは、500m1回目が35秒19、1000m1回目が1分09秒25、500m2回目が35秒09、1000m2回目が1分10秒17で、得点は 35.19 + (69.25 / 2) + 35.09 + (70.17 / 2) = 139.990点。

歴代大会メダル獲得者[編集]