三峡区

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新北市の旗 新北市 三峡区
別称: 三角湧
地理
位置 北緯24°56"
東経121°21"
面積: 191.4508 km²
各種表記
繁体字: 三峽
日本語読み: さんきょう、さんこう
拼音: Sānxiá
通用拼音: Sansiá
注音符号: ㄙㄢ ㄒㄧㄚˊ
片仮名転写: サンシャー
台湾語: Sam-kiap
客家語: Sâm-hia̍p
行政
行政区分: 市轄区
上位行政区画: 新北市の旗 新北市
下位行政区画: 28里606鄰
三峡区長: 陳健民
公式サイト: 三峡区公所
情報
総人口: 112,775 人(2016年1月)
世帯数: 41,190 戸(2016年1月)
郵便番号: 237
市外局番: 02
三峡祖師廟
天南寺
長福橋から望む三峡河に架かる八安大橋

三峡区(サンシア/さんきょう-く)は、台湾新北市市轄区

地理[編集]

歴史[編集]

三峡は大漢渓三峡渓横渓の3本の河川が合流する地理条件から古くは三角湧と呼ばれていた。日本統治時代の行政改革の過程で日本語で発音が類似している三峡(さんきょう)と改称し、台北州三峡庄が成立し、これが三峡という地名の由来である。その後人口の増加により三峡街と改称し、戦後三峡鎮と名称が変遷した。2010年12月25日には台北県が新北市に改編されたことに伴い三峡区と改編され現在に至っている。

行政区[編集]

三峡里、秀川里、八張里、中埔里、永館里、鳶山里、龍埔里、龍学里、龍恩里、弘道里、礁渓里、中正里、介寿里、大埔里、二鬮里、嘉添里、添福里、金圳里、五寮里、挿角里、有木里、渓南里、渓北里、渓東里、成福里、安坑里、竹崙里、安渓里

交通[編集]

鉄道は走っていないが、永寧駅の916番を中心に台北・新北の各地から頻繁にバスが出ている。鶯歌駅からだと約30~40分で中心地の三峡老街へアクセスが可能である。

教育[編集]

区分 名称
大学 1 国立台北大学
高中 3 新北市立明徳高級中学
新北市立北大高級中学
私立辞修高級中学
高職 0 -
国中 5 新北市立三峡国民中学
新北市立安渓国民中学
新北市立明徳高級中学付属国中部
新北市立北大高級中学付属国中部
私立辞修高級中学付属国中部
国小 13 新北市三峡区三峡国民小学
新北市三峡区大埔国民小学
新北市三峡区民義国民小学
新北市三峡区成福国民小学
新北市三峡区大成国民小学
新北市三峡区建安国民小学
新北市三峡区挿角国民小学
新北市三峡区有木国民小学
新北市三峡区五寮国民小学
新北市三峡区安渓国民小学
新北市三峡区介寿国民小学
新北市三峡区中園国民小学
新北市三峡区龍埔国民小学

交通[編集]

種別 路線名称 その他
国道 国道3号(フォルモサ高速公路) 三鶯IC、鶯歌JCT
省道 台3線
省道 台7線甲
県道 110線

歴代鎮長、区長[編集]

鎮長[編集]

名前 出任期 備考
李章榮 1951-1956
林 義 1956-1960 1956年8月26日再選挙の選挙。
林雪美 1960-1964 初の女性鎮長。
王徳火 1964-1973
陳金塗 1973-1977
張秀豊 1977-1986
劉文秀 1986-1994
洪見文 1994-1998
邱 郎 1998-2002
陳佳烜 2002-2006
2006-2008.06.23
2009-2009.06.26
鍾鼎昌(代理) 2008.06.23-2009
柯慶長(代理) 2009.06.26-2010.12.25 末代の鎮長

区長[編集]

名前 出任期 備考
柯慶長 2010.12.25-2011.09.01
楊美峰 2011.09.01-2013.02.21 初の女性区長
楊志宏 2013.02.21- 現任

観光[編集]

三峡宰枢廟