三尊天井

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三尊天井(さんぞんてんじょう)とは、証券用語で株価などの推移を時系列に図示したチャート上において高値圏でしばしば見られる形状の一つで、3つの山形を示し、中央の山が最も高くなる。この形状のチャートの出現は、今までの相場の上昇が終了し、今後近い内に下降局面に入ることを示すとされる。

概要[編集]

脇侍を従えた阿弥陀を中心とする三尊仏(小野浄土寺)。三尊天井の名の由来である。
日経平均週足(明確に三尊天井を付けている事が読み取れる)

大きな相場ではしばしば相場が成熟してくると、上昇ピッチが加速され、高値をつけ一旦天井を打つ。その後、反落し安値を付けると再び上昇に向かい、先の高値を上回る高値を付ける。そして再び下落すると再度安値をつけ反転し、再び高値圏に向かおうとするが最高値を奪還できず反落し、その後は相場は下落に向かう。

これがいわゆる三尊天井といわれるものであり、特に高値圏で出現した場合は高い確率で強力な売りシグナルとなる。通常は中央のが最も高いことが多いが、変則形もしばしば見られる。仏像脇侍を従えて3体並んでいる様に見えることからこの呼び名がついた。トリプル天井とも呼ばれることがあるが、英語では人間と両肩に見立ててHead and Shoulders(ヘッド・アンド・ショルダーズ)とも呼ばれる。

酒田五法では三山と呼ばれる。

なお、三尊天井を逆さまにしたチャートである逆三尊は、大底を示すものとして知られる。(酒田五法では三川と呼ばれる。)

関連項目[編集]