万葉植物園
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万葉植物園(まんようしょくぶつえん)は植物園の一種で『万葉集』に収録される歌に詠まれる植物を植栽し観賞を主なる目的とする。
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概要 [編集]
万葉集の歌は4500首以上あり、詠まれる草木は150種におよぶと言われる[1]。また一説には1500首以上用で約170種が詠まれるとも言われる[2][3]。 詠まれる草木は頻度の多いものでハギ141首、ウメ118首、コウゾおよび「ヌバタマ」[4]がそれぞれが81首など、またカタクリやシキミなど僅か1首しか詠まれないものもあると言われる[5]。
万葉植物園はこれらに草木を植栽し一般の者への観賞に供する事を目的に主に地方公共団体や社寺が維持運営している。
多くの植物園では植物の和名の呼称と共に詠まれた歌を掲示しており、観賞や観察し当時の詠み人を偲ぶことができる。万葉植物園は日本の各地にあり 宮城県黒川郡大衡村の「昭和万葉の森」のような総面積23ヘクタールにおよぶものもある[6]。多くの場所は一般公開され100種から150種程度の草木を季節を問わず観ることができる。春日大社の「萬葉植物園」が日本で最初のものである[7]。
一覧 [編集]
この一覧は万葉植物園の名称でなくとも、歌に詠まれる植物を集めて植栽する公園なども含めて挙げる
北海道・東北 [編集]
関東 [編集]
- 万葉植物園、天平の丘公園 - 下野市紫
- 万葉植物園、群馬県立館林高等学校 - 館林市富士原町
- 万葉植物園、埼玉県県民健康福祉村 - 越谷市北後谷
- 万葉植物園 - 国分寺市西元町
- 万葉植物園、杉並区立向陽中学校 - 東京都杉並区下高井戸
- 万葉・薬用園、赤塚植物園 - 東京都板橋区赤塚
- 万葉植物園 - 市川市大野町
- 万葉植物園(通称)、専修大学生田キャンパス - 川崎市多摩区東三田
- 足柄万葉公園 - 南足柄市関本[8]
中部 [編集]
- 万葉植物園、十二町潟水郷公園 - 氷見市十二町中開
- 万葉植物園、伏木正法寺 - 高岡市伏木一宮若草
- 万葉植物園、二上山公園 - 高岡市城光寺
- 万葉植物園、倶利伽羅県定公園 - 小矢部市埴生
- 万葉植物園、信濃国分寺史跡公園内 - 上田市国分
- 富士万葉植物園、倫理研究所 - 御殿場市印野
- 万葉植物園、片岡神社 - 静岡県榛原郡吉田町
- 万葉の森公園 - 浜松市浜北区平口
- 万葉植物園、福井総合植物園 - 福井県越前町朝日
近畿 [編集]
- 万葉植物園、万葉の森 - 東近江市野口町・糠塚町船岡山
- 第一万葉植物園、恩智城址公園 - 八尾市恩智中町
- 第二万葉植物公園 - 八尾市大竹(2009年3月廃止決定)
- 萬葉植物園、春日大社 - 奈良市春日野町
中国・四国 [編集]
- 島根県立万葉公園 - 益田市高津町
- 万葉植物園、広島大学附属福山中学校・高等学校 - 福山市春日町
- 万葉植物園、山口県セミナーパーク - 山口市秋穂二島
- 万葉植物園 - 吉野川市川島地区
- 万葉苑、愛媛県護国神社 - 松山市御幸
- 土佐万葉植物園、定福寺 - 高知県長岡郡大豊町粟生
九州・沖縄 [編集]
脚注 [編集]
- ^ “野崎茂太郎著「忘れられた花」より、出版地:豊中、馬酔木燕巣会、1993.9”. 2009年8月1日閲覧。
- ^ “万葉植物園”. 2009年8月1日閲覧。
- ^ “紀伊風土記の丘万葉植物園、万葉植物園・植物検索”. 2009年8月1日閲覧。
- ^ 葉が檜扇の形をして「ヒオウギ」と呼ばれる木の実
- ^ “昭和万葉の森、万葉集と植物・草花”. 宮城県黒川郡くろかわ商工会. 2009年8月2日閲覧。
- ^ a b “「大衡村長の声」、昭和万葉の森”. 中小企業基盤整備機構. 2009年8月1日閲覧。
- ^ a b “萬葉集に詠まれた植物を植栽する植物園”. 春日大社. 2009年8月5日閲覧。
- ^ “詠われる約90種の植物などを植栽”. 南足柄市. 2009年12月18日閲覧。
- ^ “春日大社神苑 萬葉植物園 (PDF)”. 春日大社. 2009年8月5日閲覧。