万華鏡
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万華鏡(まんげきょう)とは、内部に鏡を張った筒を通して、可動するビーズなどの着色された細片を見ることを楽しむ玩具の一種である。カレイドスコープとも。
[編集] 概要
観察者は筒の一端からのぞき込み、他端からは光が入り鏡で反射する。鏡を45度の角度に交差させると8個、60度では6個、90度では4個の鏡像が見られる。筒を回転すると着色された物体が移動し、さまざまな色や模様を見ることができる。鏡の対称性により美しい図形が見られる。2枚の鏡でできたものは背景から独立したパターンとなるが、閉じた三角形の鏡でできたものは視界の全体がパターンとなる。
[編集] 歴史
1816年にディヴィッド・ブリュースターが偏光の実験の途中で発明し、1817年に特許を取得した。初期のデザインは、一端に一組の鏡を置いた筒からできており、他端には半透明の円盤、その間にビーズを置いたものである。初期には科学における道具として発明されたものが、玩具として急速に複製された。江戸時代の日本にも輸入されて人気を博した。

