七戸家国

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七戸 家国
時代 戦国時代 - 安土桃山時代
生誕 不明
死没 天正19年(1591年)9月
別名 彦三郎
主君 南部晴政晴継信直
氏族 七戸氏
父母 七戸直国
兄弟 家国慶高
九戸信仲
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七戸 家国(しちのへ いえくに)は、戦国時代から安土桃山時代にかけての武将南部氏の家臣。陸奥国北郡七戸城城主[1]。通称は彦三郎[1]。妻は九戸信仲の娘[2]

略歴[編集]

七戸直国の子として誕生。

陸奥西部から侵攻する大浦為信と戦うが、その勢いを止めることはできず、所領の平内を奪われた。

天正19年(1591年)、九戸政実の乱の際、九戸政実に与同し、近隣の六戸城伝法寺城を攻撃した[3]。政実らと共に討伐軍を翻弄したが降伏。後に処断された。43歳[1]

登場作品[編集]

  • 高橋克彦『天を衝く - 秀吉に喧嘩を売った男・九戸政実 上』講談社、2001年10月19日。ISBN 4-06-210881-X 
  • 高橋克彦『天を衝く - 秀吉に喧嘩を売った男・九戸政実 下』講談社、2001年10月19日。ISBN 4-06-210882-8 

脚注[編集]

  1. ^ a b c 岩手県 1961, p. 889.
  2. ^ 岩手県 1961, p. 877.
  3. ^ 岩手県 1961, p. 832.

参考文献[編集]

  • 岩手県『岩手県史』 第三巻《中世篇 下》、杜陵印刷、1961年10月20日。NDLJP:3004946 (要登録)
  • 「角川日本姓氏歴史人物大辞典」編纂委員会『角川日本姓氏歴史人物大辞典 第3巻 「岩手県姓氏歴史人物大辞典」』角川書店、1998年5月18日。ISBN 4-04-002030-8