一蘭

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一蘭(いちらん)は。1960年昭和35年)に福岡県福岡市早良区百道で創業したラーメン店。一時は会員制の店となったが、店主が替わった後に全国展開している。その知名度から代表的な博多ラーメンの一つに数えられる[1]

なお、正式には「蘭」の字の草かんむりは、右写真のように中央が切れている物が正しい。

目次

[編集] 概要

  • 1960年創業。
  • 初代店主夫妻が高齢により廃業を考えるも、常連の懇願により事業を継続。
  • その際に常連を会員とした、全国でも稀な会員制ラーメン店となる。
  • 味を引き継ぐための後継者に現社長の吉冨学が指名される。
  • 平成5年9月、現在の「一蘭」第1号店である那の川店が開店。
  • その後、福岡県内で店舗展開を行う。
  • 平成13年に、関東地区初となる「六本木大江戸線駅上店」を開店。
  • その後、関東・大阪・愛知・熊本に進出し、現在、23店舗を展開。

[編集] ラーメン

一蘭のラーメン例:写真は、キャナルシティ店限定の「重箱どんぶり」
一蘭のラーメン例:写真は、一般的なラーメン 青ネギ、チャーシュー、たれあり

スープとんこつである。オーダーはオーダー用紙を使用する。会員制だったころは店主がすべての客の好みを覚えていた[2]のだが、不特定多数を相手に復活した際に導入された。 オーダーできる点は、当時よりもパターンが増え以下の7つである。

  • 味の濃さ(うす味・基本・こい味)
  • こってり度(の量:なし・あっさり・基本・こってり・超こってり)
  • にんにくの量(なし・少々・基本・1/2片・1片・2片[3]
  • ねぎの種類(白ネギ・青ネギ・両方[4]
  • チャーシューの「あり」か「なし」[5]
  • 秘伝のたれの量(なし・1/2・基本・2倍・それ以上[6]
  • の固さ(超かた・かた・基本・やわ・超やわ)


※ 基本的には食券購入による前金制だが、割り箸袋に品名と料金が印刷されており、食券が無くても追加注文が出来るようになっている。

※ この場合、自席前方にあるボタンを押すことで店員が来るので、料金と一緒に呈示する。

※ 替玉については、食券を購入した場合は金属プレートと交換され、それを前面の指定された場所に置くとチャルメラ音が鳴り、店員に声を掛けなくても替玉の注文がされる。

※ 福岡のキャナルシティ博多店のみ「重箱どんぶり」[7]が採用されており、更に究極の酸味の「あり」か「なし」が選択できる。

[編集] 味集中カウンター

味集中カウンター

カウンター席は両横が衝立で仕切られている。自分の前もラーメンが出てきたあとはすだれが下がり、店員にさえも食べているところが見られないような仕組みになっており、女性一人でも気兼ねなく食べることができる。[8]この仕組みを「味集中カウンター」と名づけ、特許を取得した。[9][10]

[編集] その他のメニュー・トッピング

  • 替玉
  • 半替玉
  • 追加チャーシュー(3枚)
  • 追加にんにく(2片)
  • 追加ねぎ
  • きくらげ
  • のり(1枚)
  • ごはん
  • 小ごはん(7割量)
  • 半熟塩ゆでたまご
  • 脂解美茶
  • 生ビール

[編集] 店舗

[編集] 九州

  • 発祥の店 那の川日赤通り店[11]
  • 博多駅サンプラザ地下街店
  • キャナルシティ博多店
  • 中洲川端駅上店
  • 天神店
  • 西新商店街店
  • 小戸店
  • 小倉駅前店
  • 黒崎インター引野口店
  • 太宰府県道31号線沿い店
  • 新宮国道3号線沿い店
  • 熊本下通店

[編集] 関東

東京ドームシティ・ラクーア店
  • 六本木大江戸線駅上店
  • アトレ上野山下口店
  • 東京ドームシティ・ラクーア店
  • 渋谷神南1丁目店
  • 池袋東口店
  • 立川南口店
  • 町田店
  • 横浜桜木町駅前店
  • 川崎銀柳街店
  • 千葉駅C-one店
  • 越谷イオンレイクタウン店

[編集] その他の地域

  • 道頓堀店
  • 名古屋栄店

[編集] 裁判

味集中カウンターや唐辛子タレを使うラーメンなど一蘭独自の特徴を模倣するラーメンチェーン店が開店した際、一蘭が提訴。裁判は和解となった。

[編集] 補足

  • 「記入式オーダーシステム」「味集中カウンター」は、現在の一蘭になってからである。
  • 平成17年に、創業者の協力により当時の唐辛子入りタレを復活させたと銘打ったラーメン店が、商標の関係上店名を変えて福岡県内に開店している(現在2店舗)
  • 平成20年9月、発祥の店那の川日赤通り店と越谷イオンレイクタウン店限定で「天然極上とんこつラーメン」の販売を開始した。
  • 平成20年12月で一部の店舗の値上げを実施した。

[編集] 脚注

  1. ^ 「九州地区ラーメン売上首位は一風堂 一蘭伸び山小屋抜く」『朝日新聞』2009年3月4日。
  2. ^ 当時は麺の固さと、たれの量程度であった。
  3. ^ 2片より有料となる。
  4. ^ 白ネギ・青ネギの両方に丸を付けるとそれぞれの半分量を入れる。
  5. ^ 料金の変動は無い。
  6. ^ 2倍以上も注文出来るが、基本的にたれ2倍分に唐辛子を増やすだけである。
  7. ^ 他「一蘭」店舗のラーメンと違って、最初から煮卵が入れられている。
  8. ^ 博多駅サンプラザ地下街店など、すだれが無い店舗もある。
  9. ^ ただし親子連れの場合などのため、衝立を外すように依頼する事も出来る。
  10. ^ 店舗システム 出願人: 株式会社一蘭 特許第4267981号
  11. ^ 紛らわしい名称だが「現在の一蘭」発祥の店である。

[編集] 外部リンク

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