一石二鳥

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一石二鳥(いっせきにちょう)とは、「一つの行為で二つの利益を得ること」という意味を持つ四字熟語である。この項目では類義語や対義語にも言及する。

が2羽集っていたところで、1羽の鳥を狙ってを投げたら、鳥が2羽とも落ちてきたという、17世紀イギリスことわざ「kill two birds with one stone.」(一つの石で二羽の鳥を殺す)の訳語である。四字熟語として世間一般に広く定着しているが、イギリス発祥なので漢籍の言葉ではない。

言葉の意味から、3つ以上の利益が得られる場合は「一石三鳥」や「一石四鳥」などという造語が使われることもある[1]

目次

[編集] 類義語、対義語

エラスムス

類義語としては「一挙両得」や「一挙両全」、「一箭双雕」が挙げられる。

一挙両得は晋書の束晰伝から出た言葉であり、一石二鳥とは違い漢籍の語である。一挙両全は一挙両得と同義である。一箭双雕(いっせんそうちょう)の出典は北史である。「箭」は「矢」を意味し、「雕」は「鷲」を指す。よって一本の矢を用いて二羽の鷲を撃ち落とす意になる。

対義語としては「虻蜂取らず」や「二兎を追う者は一兎をも得ず[2]」、「一も取らず二も取らず」、「花も折らず実も取らず」、「欲の熊鷹股裂くる」、「欲す鷹は爪落とす」などがある。

上記の語全てに通じる意味は、「同時に複数個の物を狙い、結局何も得られない結果に終わる」という意味である。「虻蜂取らず」ではアブハチを同時に狙っているというシチュエーションである「二兎を追う者は一兎をも得ず」は、ローマの諺からという説と、デジデリウス・エラスムスの『格言集』からという説がある[3]

[編集] 参考文献

[編集] 出典・脚注

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  1. ^ Googleで朝日新聞から「一石三鳥」を検索
  2. ^ 英語では「He that hunts two hares loses both.」もしくは「 If you run after two hares you will catch neither.」
  3. ^ 日本語「語源」辞典より

[編集] 外部リンク


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