一発屋
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- 芸能人などにおいて侮蔑的な意味合いで使われる言葉。本項で詳述。
- スクープを目指して芸能界や事件現場を跋扈するセミプロのカメラマンも同様に呼ばれる。写真週刊誌の項を参照のこと。
- 本塁打を量産するが三振も多く、普通の安打が少ない両極端な野球選手をこう呼ぶ事がある。
[編集] 概要
一発屋(いっぱつや)とは、デビュー以降、1作品だけが大ヒットしたものの、その後はヒットが出ない、または名前が聞かれなくなってしまう、歌手、映画監督、芸人、作家、漫画家などを指して使われる言葉。「売れたのはまぐれだった」という侮蔑的な意味合いが含まれる事が多い。英語では「one hit wonder」と呼ばれる。
[編集] 分析
多くの場合、「ラッキーだった」・「ヒット作を継続して供給する能力が無かった」と総括される場合が多い。
また、あまりの大ヒットを達成した結果、慢心し、その後の活動がおろそかになったり、「大物気取り」に嫌気がさしたファンやスタッフが離れていった結果だとされる例もある。
しかし、あるひとつの「作品」があまりにも大ヒットしたために、他の作品が「売れている水準」であるにも関わらず、「一発屋」のイメージを持たれてしまう場合もある。この場合は、その後の活動を通じ、間違ったイメージを修正することは可能だが、専門の分野以外でたまたまヒットを飛ばしてしまった場合、ヒットを飛ばした分野ではその人本来の活動を知る機会が少ないため、いつまでもそのイメージを持たれ続ける場合がある。
それぞれの「プロ」が競う世界において、たとえ一作でも「大ヒット」を残した事実を評価すべきであるとの意見も存在する。
また「ヒット作以外は大したことがない」という一般的な意見と「どれも素晴らしいが、その中でもこれは特に際立っていたのだ」とするファンの見解を統べることは難しい。「何をもって一発屋とするか」については個々の主観によって大きく異なり、誰もが納得する「一発屋のリスト・定義」を作る事は困難であるといえる。
歌手の円広志や元・猿岩石の有吉弘行など、自身を「一発屋」と称し「自虐ネタ」にしている場合もある。
また、元・アラジンの高原兄が『天下無敵の一発屋』という曲を発売(1994年6月8日発売のシングル『完全無欠のロックンローラー』のカップリングに収録)した。2008年10月22日発売の『クイズ!ヘキサゴンII』からのコンピレーションアルバム『WE LOVE ヘキサゴン』に波田陽区、ダンディ坂野、小島よしお、金剛地武志の四人組ユニット「一発屋2008」によるリメイク版『天下無敵の一発屋2008』が収録される予定。
2000年8月30日には『ウラネタ芸能ワイド 週刊えみぃSHOW』の企画で堀江淳、円広志、田中昌之の自身を「一発屋」と称する3人による企画ユニット「さっぱりネットワーク」が『今夜だけのステージ』でCDデビューした。
[編集] 参考文献
- 『こりゃびっくりのマル珍ヒット商売―一攫千金を狙う一発屋たち』- びっくりデータ情報部(1994年, ISBN 9784309490496)
- 『歌謡界「一発屋」伝説』- 宝泉薫(1998年,ISBN 9784882026051)
- 『芸能界「一発屋」外伝―“笑いと哀しみ”の一発屋ワールド』- 宝泉薫(1999年,ISBN 9784882026099)
- 『決定版「一発屋」大全』- 宝泉薫(2001年,ISBN 9784882026181)
- 『普及版 これが一発屋だ!』- 宝泉薫(2003年,ISBN 9784882028635)

