ヴルカーノ島
| ヴルカーノ島 | |
|---|---|
| 座標 | {{{10}}} |
| 面積 | 21 km² |
| 海岸線長 | 28 km |
| 最高標高 | 500 m |
| 所在海域 | ティレニア海 |
| 所属国・地域 | |
ヴルカーノ島(Isola di Vulcano)は、エオリア諸島に属する面積21平方キロの火山島で、行政上はイタリアシチリア州メッシーナ県に所属する。
目次 |
[編集] 地理
シチリア島の20km北のティレニア海のパッティ湾に位置する。 ボッケ・ディ・ヴルカーノは、幅750m程の海峡で対岸にリーパリ島がある。
島は、それと同名のヴルカーノ火山(Vulcano)の存在によって形作られている。
[編集] 火山
火山活動はアフリカプレートが北へ移動することにより生じ、3つの活動中心が知られている。 もっとも大きく活発な「ヴルカーノ・デッラ・フォッサ」(Vulcano della Fossa:窪んだ火山)または「グラン・クラテーレ」(Gran Cratere:巨大クレーター)または「コーノ・ディ・ヴルカーノ」(Cono di Vulcano:ヴルカーノの円錐)と呼ばれる高さ391mの赤い石で出来た火山、その他は「ヴルカネッロ」(Vulcanello:小火山、標高123m)、「モンテ・アーリア」(Monte Aria:空気の山、標高500m)、「モンテ・サラチェーノ」(Monte Saraceno:サラセンの山、標高481m)である。
最後の噴火は1890年だったのにもかかわらず、ヴルカーノは自らの生命力を中断しておらず、今日でも山上での水蒸気や海底での硫黄質泥の噴出などがある。
[編集] 経済
噴火口で硫黄を採取する企業がある。
島の森林部分ではエニシダとユーカリが茂り、ブドウが栽培されたり、放牧がされている所もある。 飲料水の泉に欠き、島の西側にある井戸から調達される。観光は大変重要である。
[編集] 交通
ヴルカーノ島は、海上交通でリーパリ島と結ばれていて、ヴルカーノ島の「Porto di Levante」という港からボッケ・ディ・ヴルカーノを渡ってリーパリ島までは約15分である。 そして約一時間半でミラッツォ(メッシーナ県)に到達可能である。
[編集] 神話
ギリシア神話ではこの島には、キュクロープス達が手伝う、火と鍛冶の神ヘパイストスの鍛冶工房があるとされていた。 しかし、ローマ神の名前である「ヴルカーノ」(ウルカヌスのイタリア語形)が島には与えられた。 そしてここから「vulcano」(火山)や「vulcanesimo」(火山活動)という単語が作られた。また、加硫といって、ゴムに強度を増すために硫黄を加えて加熱する工程も、この島から名前をとって"Vulcanization"と名前を付けられた。