ヴァウテル・レナールツ
ヴァウテル・レナールツ(Wouter Lenaerts、1981年3月25日 - )はベルギーの作曲家、指揮者、ピアノ奏者。
来歴[編集]
リンブルフ州ネールペルトのノールト=リンブルフ芸術教育大学(Noord-Limburgs Instituut voor Kunstonderwijs (NIKO))でピアノ、オルガン、サクソフォーン、和声法を学んで1999年に卒業し、その後ブリュッセル王立音楽院で音楽書法、ピアノ、吹奏楽指揮法、作曲、管弦楽指揮法で音楽修士号を得た。
2004年からブリュッセル王立音楽院で音楽書法を教えている。
ピアノ、声楽、室内楽のための小品から管弦楽、吹奏楽のための比較的大規模な作品まで幅広く作曲しており、ベルギー国内のみならず、オランダ、ドイツ、ルクセンブルク、フランス、スペイン、オーストリア、スイス、スロヴァキア、そして日本で演奏、録音されている。
吹奏楽曲「悪魔島」が2004年のヨーロッパ青少年音楽祭の作曲コンテストで審査員全員一致の1位に輝き、2005年5月のヨーロッパ音楽祭で最上級クラスでの必須演奏曲となった。
2006年からリンブルフ室内管弦楽団(nl:Het Limburgs Kamerorkest)の指揮者を務めている。
主要作品[編集]
吹奏楽曲[編集]
- バミューダ・ミステリー (The Bermuda Mystery, Opus 8)
- ゴルゴタの影 (The Shadow of Golgotha, Opus 9)
- 悪魔島 (Devil's Island, Opus 10)