ヴァイオリン協奏曲第2番 (モーツァルト)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

ヴァイオリン協奏曲第2番ニ長調K.211ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが作曲した2番目のヴァイオリン協奏曲

概要 [編集]

1775年の6月14日にザルツブルクで完成され、ヴァイオリン協奏曲第2番は第1番とは打って変わってフランス風のギャラント・スタイルが強く打ち出されている作品であり、以後のモーツァルトのヴァイオリン協奏曲の作風を決定づける役割を担った作品である。

ヴァイオリンの活躍が目を引くこの作品では、当時のフランス音楽の様々な特徴が同化されており、そこでは管弦楽の役割が単純化された結果として、明快な表現効果が実現されていることなども見出すことができる。

楽器編成 [編集]

ヴァイオリン独奏、オーボエ2、ホルン2、弦五部

構成 [編集]

3楽章で構成されており、演奏時間は約20分である。

  • 第1楽章 アレグロ・モデラート ニ長調
    協奏曲風ソナタ形式による楽章。
  • 第2楽章 アンダンテ ト長調
    自由なソナタ形式による緩徐楽章。曲の中で、フランス音楽の影響が著しい。
  • 第3楽章 ロンドー、アレグロ ニ長調
    ロンド形式によるフィナーレ。