ヴァイオリン協奏曲第1番 (ブルッフ)
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《ヴァイオリン協奏曲 第1番 ト短調》作品26は、マックス・ブルッフの作品。1864年に着手され、1867年に完成し、友人のヨーゼフ・ヨアヒムに献呈された。数あるヴァイオリン協奏曲の中でも愛好される作品の一つで、ブルッフの数多ある作品の中でも頻繁に演奏される作品となっている。
目次 |
[編集] 初演
1866年4月24日、コブレンツにてオットー・フォン・ケーニヒスロウの独奏、作曲者指揮により初演。
[編集] 楽器編成
独奏ヴァイオリン
- 木管楽器
- 金管楽器
- 打楽器
- ティンパニ(1対)
- 弦楽器
[編集] 演奏時間
約23分(各8分、8分、7分)
[編集] 構成
以下のように構成されている。
- 「前奏曲」アレグロ・モデラート Vorspiel: Allegro moderato -
- アダージョ Adagio
- 「終曲」アレグロ・エネルジコ Finale: Allegro energico
第1楽章は「前奏曲」と題されており、第2楽章と直接アタッカでつながれていて、実際に第2楽章の前触れとしての役割を果たしている。緩やかな第2楽章は、魅惑的な旋律ゆえに名高い。最初にフルートによって歌われた後、魅惑的なヴァイオリン独奏によって旋律が受け継がれる。第3楽章のフィナーレは、弱音によるオーケストラの数小節によって始まり、ヴァイオリン独奏のダブルストップ奏法による熱狂的な主題に道を譲る。第2主題は、ロマン派音楽の抒情性のすぐれた例となっている。
この協奏曲は、作曲者自身がカデンツァを挿入することもしていなければ、独奏者が独自のカデンツァを挿入することも許していない。ブルッフはほかにも2曲のヴァイオリン協奏曲を作曲し、さらにいくつかの協奏的作品を残しているが、ブルッフの最も有名なヴァイオリン協奏曲は本作である。
