ワールド・ダーツ・フェデレイション

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ワールド・ダーツ・フェデレイション (World Darts FederationWDF]、世界ダーツ連盟) は、ダーツ団体の1つである。現在、スポーツアコードの加盟団体にもなっている。

1976年、14カ国の代表により組織された。 全ての国々にあるダーツの公式的な国内統括団体であれば、会員資格に制限はない、としている。

公用語は、英語であり、公式通貨は、USドルである[1]

会員[編集]

以下は、会員となっている国の一覧である (67会員) [2]

イギリスにおいては、ブリティッシュ・ダーツ・オーガナイゼイション (BDO) と、イングランドウェールズスコットランド北アイルランドにおけるそれぞれの団体が、加入している。 ただし、プロフェッショナル・ダーツ・コーポレイション (PDC) は、加入していない。

主なトーナメント[編集]

WDFのトーナメントは、WDFが開催するカップ (cup) のつくイヴェントと、会員が開催するイヴェントから、成り立っている。 これらのイヴェントは、主要なものは順に、メジャー、1、2、3、というカテゴリに分類されており、主要でないものは、WDFのウェブサイトなどにおけるカテゴリ欄に何も表示がされていない。 なお、上位のトーナメントが、必ずしも下位のものより賞金が高いとは限らない[3]

以下は、WDFのメジャーとカテゴリ1、そして、一部のカテゴリ2のトーナメントである。

メジャー[編集]

カテゴリ1[編集]

カテゴリ2 (抜粋)[編集]

テレビ放送[編集]

現在のテレビ放送されるWDFのトーナメントは、BDOだけではもちろん、WDF全体で見ても、PDCに比べて少ない。

しかし、イギリスにおいては、ワールド・チャンピオンシップは、地上波のしかも公共放送であるBBCによって放送されていることもあり、PDCのものより多くの視聴数を獲得している。 また、BBC Twoの他の番組と比べた週間順位[4]でも、上位に入っている年が多い。

現在放送しているトーナメント[編集]

過去に放送していたトーナメント[編集]

1989年より前は、現在とは異なり、多くのトーナメントが、テレビ放送されていた[3]。 この中には、現在も続くものも、終了したものも存在するが、テレビ放送の中止を受けて、トーナメントそのものが終了となったものも少なくない。 中には、PDCのプレイヤーが参加しなくなったことで、トーナメントのテレビ放送が終了したものもある。

現在も存続するトーナメント[編集]

終了したトーナメント[編集]

話題となるものを抜粋して紹介する。

ランキング[編集]

WDFには、プレイヤーの活躍を示すランキングが存在する。 BDOも独自のランキング・システムを持ち、WDFのものとは異なる。

システム[編集]

WDFのランキングは、現在の活躍による順位を示すものである (毎年、誰が1番活躍したかを決めるようなものではない) 。 対象は、過去12カ月であり、それ以前のものは失効となる。

WDFのトーナメントには、ランキングに反映されるトーナメントと反映されないトーナメントが存在し、ランキングに反映されるトーナメントでは、その順位により、ポイントが獲得できる。 このポイントの合計が高い順に、ランクが決定される。

ポイントが獲得できるのは、メジャー、1、2、3の4つのカテゴリに属するトーナメントであり、獲得できるポイントは、それぞれ異なる。 例えば、優勝した場合、それぞれ、180、150、120、90のポイントが獲得できる[7]。 ポイントが高いメジャーやカテゴリ1のトーナメントは、#主なトーナメントを参照。

現在のランキング[編集]

現在のランキングは、以下を参照。

過去のWDF No. 1s[編集]

以下は、WDFのランキングにおいて、年末に1位だったプレイヤーである[8][9][10]

男子 女子
1984 イングランドの旗 エリック・ブリストウ アメリカ合衆国の旗 セァンディ・リートゥン
1985 イングランドの旗 エリック・ブリストウ ニュージーランドの旗 リリアン・バーネット
1986 イングランドの旗 ジョン・ロウ イングランドの旗 リンダ・ベァトゥン
1987 イングランドの旗 ボブ・アンダースン スウェーデンの旗 マーリット・ファーゲルホルム
1988 イングランドの旗 ジョン・ロウ イングランドの旗 ジェイン・ケンプスター
1989 イングランドの旗 ボブ・アンダースン イングランドの旗 シェアロン・コルクロウ
1990 イングランドの旗 エリック・ブリストウ イングランドの旗 シェアロン・コルクロウ
1991 イングランドの旗 フィル・テイラー イングランドの旗 シェアロン・コルクロウ
1992 イングランドの旗 ロッド・ヘァリントゥン イングランドの旗 メァンディー・ソロムンズ
1993 ベルギーの旗 レオ・ローレンス イングランドの旗 メァンディー・ソロムンズ
1994 イングランドの旗 スティーヴ・ビートゥン イングランドの旗 ディータ・ヘッドゥマン
1995 ウェールズの旗 リチー・バーネット イングランドの旗 ディータ・ヘッドゥマン
1996 イングランドの旗 マーティン・エァダムズ イングランドの旗 ディータ・ヘッドゥマン
1997 イングランドの旗 マーティン・エァダムズ イングランドの旗 ディータ・ヘッドゥマン
1998 イングランドの旗 ロニー・バクスター オランダの旗 フランシス・フーンセラール
1999 オランダの旗 ライモント・ファン・バルネフェルト イングランドの旗 トゥリーナ・ガリヴァー
2000 オランダの旗 ライモント・ファン・バルネフェルト イングランドの旗 トゥリーナ・ガリヴァー
2001 イングランドの旗 マーヴィン・キング イングランドの旗 トゥリーナ・ガリヴァー
2002 イングランドの旗 ジョン・ウォールトゥン イングランドの旗 トゥリーナ・ガリヴァー
2003 イングランドの旗 マーティン・エァダムズ オランダの旗 フランシス・フーンセラール
2004 オランダの旗 ライモント・ファン・バルネフェルト イングランドの旗 トゥリーナ・ガリヴァー
2005 オランダの旗 ライモント・ファン・バルネフェルト イングランドの旗 トゥリーナ・ガリヴァー
2006 イングランドの旗 マーティン・エァダムズ イングランドの旗 トゥリーナ・ガリヴァー
2007 スコットランドの旗 ゲリー・アンダースン イングランドの旗 トゥリーナ・ガリヴァー
2008 イングランドの旗 スコット・ウェイツ オランダの旗 フランシス・フーンセラール
2009 イングランドの旗 トニー・オウシェイ イングランドの旗 トゥリーナ・ガリヴァー
2010 イングランドの旗 マーティン・エァダムズ イングランドの旗 ディータ・ヘッドゥマン

参照・注釈[編集]

  1. ^ General Information WDF
  2. ^ Member Countries 2011年1月6日更新 WDF
  3. ^ a b Darts Event Calendar Darts Database
  4. ^ BARB Weekly Top 30s, Weekly Top 10sより。
  5. ^ これは、ジョン・ロウが、テレビ放送されるトーナメント史上初のナイン・ダート・フィニッシュを達成したトーナメントである。
  6. ^ a b これらのカテゴリは、メジャーであったが、PDCのプレイヤーが参加しなくなったことにより、テレビ放送が中止されたことを受け、トーナメントそのものが終了した。
  7. ^ WDF POINTS ALLOCATIONS WDF
  8. ^ WDF World Ranking Systems: Roll of Honour (1984-2008) WDF
  9. ^ WDF Awards 2009 WDF
  10. ^ WDF Monetary Awards: Wolfie & Deta top the 2010 rankings WDF

外部リンク[編集]