ワータネン彗星

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
ワータネン彗星
46P/Wirtanen
彗星
周期彗星の一覧 / 非周期彗星の一覧
発見
発見者  カール・ワータネン
発見日  1948年1月17日
符号・別名  46P/1948 A1 =
1947 XIII = 1948b =
46P/1954 R2 =
1954 XI = 1954j =
1961 IV = 1960m =
1967 XIV = 1967k =
1974 XI = 1974i =
1986 VI = 1985q =
1991 XVI = 1991s,
ウィルタネン彗星
軌道要素 - IAUNASA
元期 2002年8月26日
離心率 (e)  0.6578412
近日点距離 (q)  1.0587602 AU
軌道長半径 (a)  3.0943529 AU
遠日点距離 (Q)  5.129946 AU
公転周期 (P)  5.44
軌道傾斜角 (i)  11.73813°
近日点引数 (ω)  356.39842°
昇交点黄経 (Ω)  82.17432°
前回近日点通過  2008年2月2日
次回近日点通過  2013年7月9日

ワータネン彗星(―すいせい、ウィルタネン彗星46P/Wirtanen)は、1948年カール・ワータネンが発見した、周期5.4年の周期彗星である。遠日点木星軌道付近にある、木星族彗星である。彗星探査機ロゼッタの当初の目標だった。

発見[編集]

ワータネン彗星は、1948年1月17日アメリカカリフォルニア州リック天文台の天文学者カール・ワータネンが写真で発見した。リック天文台の恒星固有運動サーベイの一環として1月15日に撮影されたものである。像はぼやけていて、16等級だった。初期の観測が少なかったので、短周期彗星とわかるまで1年以上かかった。

探査計画[編集]

ヨーロッパ宇宙機関 (ESA) の探査機ロゼッタの当初の計画では、2003年1月12日に打ち上げられ、2011年にワータネン彗星に着陸機を降ろす予定だった。しかし、2002年12月11日アリアン5ロケット爆発事故で打ち上げが遅延したため、目標はチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星に変更された。

計画変更前の2001年12月9日には、チリパラナル山にあるヨーロッパ南天天文台 (ESO) の超大型望遠鏡VLT (Very Large Telescope) で、ワータネン彗星が詳細に観測された。その結果、の直径が1.2kmであること、着陸を妨げるダストが周囲にほとんどないことがわかった。

参考文献[編集]


前の彗星:
本田・ムルコス・パイドゥシャーコヴァー彗星
周期彗星
ワータネン彗星
次の彗星:
アシュブルック・ジャクソン彗星