ワーズ島

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座標: 北緯40度47分15秒 西経73度55分31秒 / 北緯40.78750度 西経73.92528度 / 40.78750; -73.92528

トライボロ橋(左)、ヘルゲート橋(右)とワーズ島(上)

ワーズ島英語:Wards Island)は、ニューヨーク市イースト川に位置する島である。行政区上では、マンハッタン区の一部である。クイーンズへは、鉄道橋のヘルゲート橋が架かっている。また、現在は、埋め立てによって北のランドールズ島とも繋がっている。2つの島は、ニューヨーク市パーク・アンド・レクリエーション部と、連携しているランドールズ島スポーツ財団が運営している。島は、ニューヨーク郡の国勢統計区240となっており、2000年の国勢調査では、面積は2.2k㎡、人口は1,386人であった[1]

トライボロ橋ヘルゲート橋は、島内では高架となっている。乗り物によるアクセスは、ランドール島からのリトル・ヘルゲート橋による。サイクリング用のワーズ・アイランド橋は、マンハッタンハーレムのイースト・サイドへと向かう。

島内には、ニューヨーク州のマンハッタン精神医学センター、カービー法廷精神療養所、ニューヨーク市精神障害警察ニューヨーク市環境保護局ニューヨーク市観光保護警察局などを含むいくつかの公共施設が置かれる。ニューヨーク州警察はさらに、ニューヨーク市警官隊も島に置いている[2]

ホームレス保護施設のチャールズ・ゲイ・アセスメント・シェルター(クラーク・トーマス・ビル)が、ニューヨーク市ホームレス・サービス局及びホームレス警察によって運営される[3]

歴史[編集]

植民地時代[編集]

1637年ニューヨークの先住民から開拓者まで、ワーズ島は荒野を翻訳したTenkenasとして知られていた。その後、島の名称は何回か変わり、ブキャナンズ島、グレート・バーン島として知られていた。アメリカ独立戦争中、島は英国軍の軍事施設となった。

グレート・アストリア歴史協会より、1896年のロングアイランドシティの地図のワーズ島の部分。

初期アメリカ[編集]

戦後、ジャスパー・ワードバーソロミュー・ワードが島の所有者となった。後に二人の姓名が島名となった。その頃、島の人口は少なく、ワード兄弟が島と114丁目の間に橋を架け、開発した。イースト川に木製の跳ね橋が架けられ、1821年の嵐で破壊されるまで残っていた。橋が壊れると、島はニューヨーク市の廃棄物を捨てるゴミ捨て場と化し、1840年まで大部分は放棄されていた。1840年から1930年にかけ、島は次のようなものとなっている。

  • 何十万人もの墓が、マディソン・スクエア及びブライアント・パークから移された。
  • 1847年に州立移民避難所(病気や欠乏した移民のための施設)がオープンした。1850年代の間、世界で最も大きな総合病院だった。
  • 1863年頃、ニューヨーク市立の精神障害者保護施設が開かれた。
  • 1860年から1892年まで、エリス島の移民ステーションがオープンした。
  • マンハッタン州立病院が保護施設にかわって1899年にオープンした。4,400人の患者を収容し、世界最大の精神医学の機関であった。1920年の調査では、患者は6,045人だった。病院はその後、マンハッタン精神療養所となっている。

再建[編集]

ワーズ島は、1930年のメトロポリタン公園会議で、開発の検討が行われた。ロバート・モーゼス会議長は、ワーズ島発展のための計画を発表した。計画は、ランドールズ島とワーズ島の間にあるリトル・ヘルゲートを埋め立てるというものだった。トライボロ橋の建設が1936年以来7年間続き、ワーズ島の水質汚染植物管理施設が1934年に建設されて、島の14分の1を占領した。現在のワーズ・アイランド橋は、1951年に建設された。この橋の開通により、公の緑地が少ないイースト・ハーレムからワーズ島へアクセスできるようになった。2006年には、トライボロ橋のランドールズ島でおりる道路が解体され、全線高架となった。ワーズ島パークの大部分は、修復が保留となり、2008年の初めに閉鎖された。


出典[編集]

  1. ^ United States Census Bureau
  2. ^ Kirby Forensic Psychiatric Center”. New York State Office of Mental Health. 2012年7月25日閲覧。
  3. ^ Mindlin, Alex, "On a Bus for the Homeless, a Push to Forgive the Fare", The New York Times, July 6, 2008

外部リンク[編集]