ワオキツネザル
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| ?ワオキツネザル | ||||||||||||||||||||||||||||||
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ワオキツネザル Lemur catta |
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| 分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| Lemur catta Linnaeus, 1758 |
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| 和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| ワオキツネザル | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 英名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| Ring-tailed lemur |
ワオキツネザル(輪尾狐猿、学名Lemur catta)は、霊長目キツネザル科に分類されるサル。本種のみでワオキツネザル属 Lemur を形成する。
Lemurはローマ神話の死者の霊 Lemur(複数形 Lemuresで言及されることが多い)から。cattaはラテン語でネコの意。
なお、キツネザル属 Eulemur を Lemur に含める説があり、その場合、Lemur にキツネザル属の和名を当てることがある。
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[編集] 分布
マダガスカル島南部および南西部固有種。他のキツネザルの生息域より高地にも生息する。
[編集] 形態
体長39cm-46cm。ワオキツネザルのトレードマークといえるふさふさした尾は体より長く、56cm-63cmにもなる。体重約5.5kg。背側は灰色で、腹や手足は淡い色をしている。顔は白、眼の周りと鼻に黒い模様がある。虹彩は黄色。尾は白地に黒の輪状の模様が14-15本あり、先端は黒い。
ほっそりとした体型。他のキツネザル科の種と同じように後肢は前肢より長く、足裏の皮膚は軟らかく、なめし皮のようである。前肢の指は細長く、平たく鋭い爪がある。彼らはそれらを器用に使いこなす。後肢の第2趾に鉤爪があるが、これはグルーミングのために特化したものである。
[編集] 生態
落葉樹林の茂みに生息する。中でも原生林や、川沿いの森(拠水林)に生息することが多い。樹上生活に適した体を持つが、キツネザル科の中でも地上棲の傾向が強く、地上を疾走している姿がしばしば見られる。 社会性が強く、オス、メスそれぞれ4,5頭と数頭の子どもからなる15頭程度の群れを形成する。群れは6-23ヘクタールの広い行動域をもち、他の群れと縄張りが重複してしまうこともある。群れの階級は雌雄別の順位が決められる。メスははっきりとした階級があるが、オスの階級は不明瞭でよくランクが変わる。メスはオスより上位で、食事においても優先される。オスは群れの活動から離れる傾向があり、3年半ほどの周期で別の群れに移動する。メスとその子どもに優位なオスが加わってサブグループを形成する。
昼行性で、夜は樹上で数頭でかたまって眠る。地上を歩くときは尾を高く上げ、樹上で食事するときなどは下に垂れ下げる。また、尾は仲間同士の視覚的コミュニケーションに用いられている。オスは両手首に皮脂腺を持つ。この分泌物を木にこすり付け、においづけ行動を行う。これは果実が生る木の所有権を主張や、威嚇の意味があると考えられている。また、尾を皮脂腺になすりつけた後に、尾を前方に振りかざしながら上下に動かす「テールウェービング」という威嚇行動を他のオスに対してしばしば示す。
体温調節が苦手なため、冷え込む朝などに日光浴をすることが知られている。両手を左右に広げ、日光にお腹を向けるユーモラスな姿が人気である。愛知県犬山市の日本モンキーセンター(世界サル類動物園)のワオキツネザルたちは、冬期にストーブに向かって同じ行動をする。
食性は雑食で、果実、木の芽、葉、昆虫類等を食べる。彼らは1日5.6kmもの距離を歩きまわって食料を探す。
繁殖期は4-5月。メスの発情期は24-48時間である。妊娠期間はおよそ146日で、一度の出産で1-2子を産む。子供は生後2か月で母乳以外の食べ物も口にし始め、生後5か月で完全に離乳する。オスは30か月、メスは19.5か月ほどで成熟する。
ワオキツネザルは短い爪を使ってけんかをする。その様子は「ジャンプファイティング」と呼ばれている。ジャンプファイティングが繁殖期以外に行われることは極めて稀で、おもにメスの取り合いが原因で勃発する。
ワオキツネザルが人間に襲いかかったことが一度だけある。事件が起こったのはアメリカ合衆国のアップルバレーにあるミネソタ動物園。遠足で動物園に来ていた幼い少年が、展示されていたワオキツネザルにむかって石を投げたのである。少年は怒ったワオキツネザルに引っ掻かれ、咬みつかれて、病院に運ばれた。少年に襲いかかったワオキツネザルは後日、安楽死させられた。
[編集] Status
VULNERABLE(IUCN Red List Ver.2.3(1994))
- ワシントン条約付属書I類
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- Ganzhorn, J. & Members of the Primate Specialist Group 2000. Lemur catta. In: IUCN 2006. 2006 IUCN Red List of Threatened Species.
[編集] 脚注

