ローランド・カーク

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ローランド・カーク(Rahsaan Roland Kirk, ラサーン-,1936年8月7日 - 1977年12月5日)は、1950~1970年代に活躍したアメリカ合衆国サックス奏者。

目次

[編集] オリジナリティ

同時に複数のリード系楽器を咥えて鳴らす姿が有名。運指上の限界はあるが、一本で連続音を吹き、もう二本に主旋律と対旋律を分担させるなど、見た目の珍妙さ(後述)からつい想像される余興の類ではなく、純粋に音楽として語ることのできる演奏である。

循環呼吸の名手でもあり、常人の域を超えた長いフレーズでも高揚感を失わず演奏することが可能だった。

[編集] 評価

数本のサックスを首にぶら下げ、大柄な体躯に黒眼鏡をかけたいかつい風貌や、鼻でフルートを鳴らしながらスキャットを奏で、時に自ら歌い、手回しサイレンやホイッスルなども手にとり鳴らすといった演奏形態が奇異に受け取られたためか、日本国内では「グロテスク・ジャズ」と紹介されていた時期もある。

反面近年では、形にとらわれない奔放なスタイルや、パワフルで親しみやすくかつアフリカン・アメリカン音楽の伝統に根ざした表情豊かな演奏から、ジャズにとどまらない多様な方向性を感じた若い世代の信奉を得ている。

[編集] ディスコグラフィ

[編集] 主なリーダーアルバム

  • We Free Kings
  • ドミノ
  • 溢れ出る涙
  • Volunteered Slavery
  • Blacknuss
  • KIRK'S WORK

[編集] セッションに参加

  • Mingus At Carnegie Hall
チャールズ・ミンガスがかつてのセッション仲間を呼んで共演。カークのソロ・タイムが最も長く、ミンガスからの信頼の厚さを伺わせる。
一緒に参加したジョージ・アダムスのアドリブを、真似して吹くカークが聴ける。
なお、トランペットのジョン・ファディスは、後年山下達郎のアルバムにも参加している。
  • ソウル・ボサ・ノヴァ
クインシー・ジョーンズがプロデュース。映画「オースティン・パワーズ」主題曲。
カークのフルートが聴ける。