ローマのラウレンティウス

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ローマの聖ラウレンティウス、カルロ・クリヴェッリ
セントローレンス川

ローマのラウレンティウスLaurentiusイタリア語:San Lorenzo martire225年-258年8月10日)は、キリスト教聖人である。カトリック教会正教会聖公会ルーテル教会すべてで崇敬される聖人で、ローマロッテルダムスリランカカナダの守護聖人。また図書館員兵器製造者、ガラス工、ステンドグラス製造者、肉屋菓子製造人、ワインビール醸造者、コメディアン学生などの守護聖人でもある[1]

来歴[編集]

ラウレンティヌスとは元々「月桂冠をいただいた」という意味である。

キリスト教がまだ禁じられていたウァレリアヌス帝の治世に、ローマ教皇シクストゥス2世執事として、教会財産の管理と、貧しい人々への施しを担当していた。伝説によると、258年のある日、皇帝により、教皇と、ラウレンティウス以外の執事が逮捕された。教皇はラウレンティウスに、すぐに財産を処分して、貧しい人々に施すことを命じ、ラウレンティウス自身もじき逮捕されるであろうと告げる。そして8月6日、教皇は斬首の刑に処せられた。

ほどなくして、ラウレンティウスも逮捕され、教会財産を渡すように言われたが、8月10日に、困窮している人々、体の不自由な人々を連れて来て、彼らこそ教会の財産であると主張した。

殉教の際、彼は生きながら熱した鉄格子の上で火あぶりにされたが、数分の後に、兵士に向かって「こちら側は焼けたから、もうひっくり返してもよい」と伝えたといわれ、また、その殉教のさまに感銘した多くの人々が、改宗したともいわれる[1]

日本正教会では「ロマの聖致命者首輔祭ラウレンティ」と表記される[要出典]

また、正教会でも同じ8月10日にこの聖人を祝う[1]

カナダケベック州セントローレンス川は、ジャック・カルティエが、1535年8月10日に、この川の流域に入ったのにちなむといわれる[2]

脚注[編集]

  1. ^ a b c 八木谷涼子 『キリスト教歳時記 知っておきたい教会の文化 平凡社新書、2003年、189‐190頁。
  2. ^ ジャンバラヤ (ハンク・ウィリアムズ/カーペンターズ)歌詞・訳詞など

関連項目[編集]

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