ロープ (映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
ロープ
Rope
監督 アルフレッド・ヒッチコック
脚本 アーサー・ローレンツ
ヒューム・クローニン
原作 パトリック・ハミルトン
製作 アルフレッド・ヒッチコック
シドニー・L・バーンスタイン
出演者 ジェームズ・スチュワート
音楽 レオ・F・フォーブスタイン
撮影 ジョセフ・ヴァレンタイン
ウィリアム・V・スコール
編集 ウィリアム・H・ジグラー
配給 ワーナー・ブラザースユニバーサル映画
公開 アメリカ合衆国の旗 1948年8月28日
日本の旗 1962年10月20日
上映時間 80分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $1,500,000
テンプレートを表示

ロープ』(Rope)は、1948年制作のアメリカ映画パトリック・ハミルトンの舞台劇の映画化で、1924年に実際に起きた少年の誘拐殺人事件・「レオポルドとローブ事件」を元にしている。

アルフレッド・ヒッチコックはこの映画の全編をワンシーンで繋げ、また映画の中と実際の時間が同時に進むという実験的な試みをしている。撮影用のフィルムは10~15分が限界なので背中や蓋を大写しにしてカットをつなげている。 また本作品はヒッチコック初のカラー作品である(テクニカラー)。

ストーリー[編集]

摩天楼を見下ろすアパートの一室。優秀な学歴のフィリップとブラントンが殺人を犯したのは、まさにその場所だった。動機はなく、自分たちがずば抜けて人より秀れていることを試す、ニーチェ の理論を実践したに過ぎなかった。2人はもっとスリルを味わうために被害者の父、恋人、被害者の恋仇だったケネス、伯母、青年たちの先生だった大学教授を招いてパーティを催す。死体入りのチェストの上にごちそうを並べて皆に食べさせたり、殺人に使ったロープで本を縛って父親に贈ったりして、優越感を味わっていた。それでもデイヴィッドがなかなか現れないので、みんな心配し始める。冷静なブラントンとは対照的に、フィリップは罪の恐ろしさに次第に冷静さを失っていく。教授がかつて世の中には法律など超越した超人がいてもいいと話し、パーティでも繰り返す。2人の異常さに徐々に気づいた教授は、帰りに偶然被害者の帽子を見つける。帰るが、煙草入れを忘れたと電話して、再び部屋を訪れる。フィリップはすっかりとり乱していた。教授はフィリップのポケットの拳銃をとりあげようとする。そして、推理が始まり、チェストを開ける…。

キャスト[編集]

役名 俳優 日本語吹き替え
BD版
ルパート・カデル ジェームズ・スチュワート 根本泰彦
ブランドン・ショー ジョン・ドール 浜田賢二
フィリップ・モーガン ファーリー・グレンジャー 佐藤拓也
ジャネット・ウォーカー ジョアン・チャンドラー 小林さやか
ヘンリー・ウィルソン セドリック・ハードウィック 勝部演之
アニータ・アトウォーター コンスタンス・コリアー 片岡富枝
ミセス・ウィルソン イディス・エヴァンソン 立石涼子
デイヴィッド・ケントレイ ディック・ホーガン
ケネス ダグラス・ディック

外部リンク[編集]