ローゼンメイデン

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ローゼンメイデン
ジャンル 青年漫画ファンタジー
アンティークドールバトル
漫画:Rozen Maiden
作者 PEACH-PIT
出版社 幻冬舎コミックス(初版)、集英社(新装版)
掲載誌 月刊コミックバーズ
発表号 2002年9月号 - 2007年7月号
発表期間 2002年8月12日 - 2007年5月30日
巻数 全8巻(初版、絶版)
全7巻(新装版)
漫画:ローゼンメイデン
作者 PEACH-PIT
出版社 集英社
掲載誌 週刊ヤングジャンプ
発表号 2008年20号 - 2014年8号
巻数 全10巻
アニメ:ローゼンメイデン(第1期)
ローゼンメイデン トロイメント(第2期)
ローゼンメイデン オーベルテューレ(特別編)
原作 PEACH-PIT
監督 松尾衡
シリーズ構成 花田十輝
キャラクターデザイン 石井久美
音楽 光宗信吉
アニメーション制作 ノーマッド
製作 薔薇乙女製作委員会、TBS
放送局 放送局参照
放送期間 第1期:2004年10月7日 - 12月23日
第2期:2005年10月20日 - 2006年1月26日
特別編:2006年12月23日・24日
話数 第1期:全12話 / 第2期:全12話
特別編:全2話
アニメ:ローゼンメイデン
原作 PEACH-PIT
監督 畠山守
シリーズ構成 望月智充
キャラクターデザイン 坂井久太
音楽 光宗信吉
アニメーション制作 スタジオディーン
製作 ローゼンメイデン製作委員会、TBS
放送局 放送局参照
放送期間 2013年7月4日 - 9月26日
話数 全13話
ゲーム
ゲーム:
(第1弾)ローゼンメイデン ドゥエルヴァルツァ
(第2弾)ローゼンメイデン ゲベートガルテン
ゲームジャンル 第1弾:
アドベンチャー+シューティングゲーム
第2弾:
アドベンチャーゲーム+格闘ゲーム
対応機種 PlayStation 2
発売元 タイトー
発売日 第1弾:
2006年4月27日
2007年3月15日(廉価版)
第2弾:
2007年3月22日
レイティング CERO:A(全年齢対象)
ゲーム:
ローゼンメイデン ヴェヘゼルン ジー ヴェルト アップ
ゲームジャンル 薔薇乙女アドベンチャー
対応機種 PlayStation 3 / PlayStation Vita
発売元 5pb.
シナリオ エレファンテ(大林敬、稲葉陸)
プレイ人数 1人
発売日 2014年1月30日
レイティング CEROB(12才以上対象)
テンプレート - ノート
ウィキプロジェクト 漫画アニメゲーム
ポータル 漫画アニメゲーム

ローゼンメイデン』 (Rozen Maiden) は、PEACH-PITによる漫画、およびそれを原作とする日本テレビアニメ

原作漫画は『Rozen Maiden』のタイトルで『月刊コミックバーズ』(幻冬舎コミックス)にて2002年9月号から2007年7月号まで連載(途中休載を挟む)された後、『週刊ヤングジャンプ』(集英社)へ移籍、2008年4月発売の20号(通巻1389号、2008年4月17日発売)から2014年1月発売の8号(通巻1665号、2014年1月23日発売)まで『ローゼンメイデン』とタイトルを変更の上、月1回で連載(詳細は突然の連載終了とその後の動きを参照)。

作品概要[編集]

コンセプトは「アンティークドールの戦い」。

少女漫画の様な作風や美しいドールの衣装から、女性からの人気も高い。画風に関しても、虹彩の細かな書き込みや背景に花を描いたりなど、従来の少女漫画に近い。メディアなどでローゼンメイデンの衣装と作風はゴシックロリータだと形容されることがある[注 1]

系統的には人造人間譚と言えるべき物でもあり、アンドロイド登場作品に共通するテーマを内包している。作中にアンドロイドの言はないが薔薇乙女をアンドロイドと考えた場合、「アリスを造る」ではなく、アンドロイドである薔薇乙女自身が、当初から強い自己意識と独立心を持ち、自らの意思で「究極の少女であるアリスを目指す」という女性主観的な要素が強調されている。

名前の由来は、作者によれば「完全に響きから入りました」とのことである[1]。ドイツ語の「Rosen」という単語が出てきたものの、どうしても英語の「Maiden」と合わせたかったらしく、「ローゼンさんという名前の人の作った乙女」ということで「Rozen Maiden」となった。ちなみになぜzになったかは不明だという。

突然の連載終了とその後の動き[編集]

2007年4月28日に「コミックバーズ」の公式サイトで、2007年5月30日発売の7月号をもって連載終了と発表され、最終回が掲載された。

2007年6月24日のPEACH-PITの公式ブログにて千道万里が、それまで『ローゼンメイデン』に関するコメントを差し控え、ファンに不安と心配を掛けていたことの謝罪と今までの応援を感謝するコメントが発表された。なお、以後については「(ファンに対しては)何らかの形で必ず恩返しする」と記載したのみであった。

これ以降、『ローゼンメイデン』にまつわる動きは見られなかったが、2008年3月発売の『週刊ヤングジャンプ』16号にて『少女のつくり方 How to make a girl』と題した『ローゼンメイデン』の描き下ろしフルカラー漫画8ページを袋綴じ付録として掲載、また17号に於いて『ローゼンメイデン』の新連載が告知され、20号より月1回のペースで連載中である。そして、2008年4月30日にはヤングジャンプ・コミックスから『Rozen Maiden 新装版』(定価743円+税)が発行されており、毎月1巻ずつ全7巻が発売された。なお、『週刊ヤングジャンプ誌』上では『ローゼンメイデン』と片仮名標記され、『Rozen Maiden』とは区別されている。

2012年12月、『週刊ヤングジャンプ』にてTVアニメ化が発表され、翌2013年3月には公式サイトが開設され、夏の放送開始予定がアナウンスされた。

あらすじ[編集]

Rozen Maiden[編集]

引きこもりの日々を過ごす中学生の少年・桜田ジュン。鬱屈した性格の彼は、ネット通販で買った商品を期限ギリギリでクーリングオフ[注 2]するスリルを楽しんでいた。

ある日、彼は怪しげなダイレクトメールを受け取る。そこに書かれた、「まきますか まきませんか」との問いに、軽い気持ちで応えてしまう。すると翌日、薔薇の装飾金具の付いた重厚な革製の鞄が送り付けられて来た(アニメでは、ジュン本人が気付かないうちに彼の部屋に忽然と現れた)。

鞄を開けると、中にはまるで生きているかのように精巧に作られたアンティークドール(少女人形)が収まっていた。興味半分にジュンが螺子を巻くと、人形は目覚め、「ローゼンメイデン第5ドール真紅」と名乗り、ジュンに対して、自分と契約して下僕(アニメ第1期では家来)となることを要求する。

最初こそ真紅の尊大な態度に反発したジュンだったが、突如窓ガラスを割って侵入してきた人形に命を狙われ、訳も分からぬうちに真紅と止む無く契約を交わしてしまう。こうして、真紅に関わることにより薔薇乙女達の争いに巻き込まれてしまったジュンは、様々なドール達やその関係者達との出会いを通じて、その心を成長させていくことになる。

ローゼンメイデン[編集]

謎のダイレクトメールの「まきますか・まきませんか」との問いに、「まきません」を選んだ桜田ジュン。彼は後に、意を決して外に出ることを決意。中学卒業後は高校に行かず大検に合格したが、引き篭もったことが災いして三流大学に進学。学生達とは馴染めずバイト先の本屋「タキワ書店 (BOOKS TAKIWA)」でも店長から嫌がらせを受け、引きこもったことを後悔しながら日々を過ごしていた。

そんなある日、バイトの最中に『週刊 少女のつくり方』という雑誌の創刊号を見つける。それを持ち帰って以来、何故か家に雑誌が毎号届く様になる。雑誌の付録パーツを集めて組み立てると、「ローゼンメイデン 真紅」が完成されるという。人形作りに夢中になるジュンだったが、ある日突然雑誌が休刊してしまう。更に、中学時代の自分から助けを求めるメールが届く。

一体、「まいた世界」で何が起きているのか? そして、「まかなかった世界」に現れたローゼンメイデンとの出会いを機に、ジュンにどんな変化が起きるのか?

登場人物[編集]

主人公[編集]

桜田ジュン(さくらだ じゅん)
本作の主人公
「まいた世界」の桜田ジュン
声 - 真田アサミ
真紅の契約者。中学2年生だが、不登校で家に引き籠っている。
裁縫が得意で、壊れた人形を直すことによって迷子になった人形のを呼び戻したり、ローゼンメイデンのパーツを組み直す等、神業級の職人(マエストロ)並の腕を持つ。
「まかなかった世界」の桜田ジュン
声 - 逢坂良太[2]
真紅と契約しなかったパラレルワールドのジュン。大学生。
引きこもりが災いし三流大学に進学。本屋でバイトをしているが上司に恵まれていない。

ローゼンメイデンたち[編集]

水銀燈(すいぎんとう / Mercury Lampe)
声 - 田中理恵
「ローゼンメイデン」シリーズの第1ドール。人工精霊はメイメイ
アリスへの執着心が非常に強く、ローザミスティカを集めるためなら手段を選ばない。
金糸雀(かなりあ / Kanarienvogel)
声 - 志村由美
「ローゼンメイデン」シリーズの第2ドール。人工精霊はピチカート金色)。
自信家で、自称「ローゼンメイデン一の頭脳派(または策士、才女、知能犯)」。
翠星石(すいせいせき / Jade Stern)
声 - 桑谷夏子
「ローゼンメイデン」シリーズの第3ドール。人工精霊はスィドリーム薄緑)。
蒼星石の双子。人の心に育つ「心の樹」を成長させる「庭師の如雨露(じょうろ)」を持つ。
蒼星石(そうせいせき / Lapislazuri Stern)
声 - 森永理科
「ローゼンメイデン」シリーズの第4ドール。人工精霊はレンピカ(薄い青)。
翠星石の双子の妹。「心の樹」の成長を妨げる雑草を取り除く「庭師の」を持つ。
真紅(しんく / Reiner Rubin)
声 - 沢城みゆき
本作のヒロインにして、もう一人の主人公。「ローゼンメイデン」シリーズの第5ドール。人工精霊はホーリエ(赤)。
女王様気質でプライドが高く、マナーに厳しいが、契約者との絆を尊重する他、仲間への思いやりもあり、桜田家に集う姉妹のリーダー的存在となっている。
雛苺(ひないちご / Kleine Beere)
声 - 野川さくら
「ローゼンメイデン」シリーズの第6ドール。人工精霊ベリーベル(ピンク)。
泣き虫で甘えん坊かつ我侭で、姉妹の中でも特に幼稚だが、ジュンや巴、姉妹への思いやりは強く優しい。

用語[編集]

ローゼンメイデン
『薔薇乙女』とも書く。人形師・ローゼンによって究極の少女・アリスを目指すべく作られた不思議な力を持つ7体のアンティークドールの総称。作中ではローゼンが生涯をかけた作品で、「生きた人形」とも呼ばれる最高傑作シリーズとされるが、市場に出回ることは疎か、実際に見た者すらいないため、現在ではその存在を信じる者は少なく、それに関する資料や記録もあまりない。制作年代がバラバラで、数百年もの隔たりがあるものもある。尚、ジュンに言わせれば「(リアル)呪い人形」とのこと。まかなかった世界では、ローゼンメイデンの存在自体がなかったことにされている(ジュンがインターネット検索エンジンで検索をかけても、何も出てこなかった)。
アリス
ローゼンが理想とする完璧な少女。真紅曰く「どんな花よりも気高く、どんな宝石よりも無垢で、一点の穢れも無い、至高の美しさを持った究極の少女」。ローゼンはこのアリスとしか会う気は無いと言われる。アリスになるためにはアリスゲームに勝ち、全てのローザミスティカを集めなければならないらしい。
ジャンク
作中では「壊れた子」という意味で、完璧を求めるローゼンメイデンが恐れる状態。特に水銀燈は敏感で、3巻では自分のことをジャンクだと言った真紅の腕を引きちぎるなど、1度言われるだけでもかなり激怒する[注 3]。しかし言葉として1番使っているのは水銀燈である。
また、真紅曰く「『お父様から貰った大切な身体の一部』を無くすことは、それだけでアリス失格を意味する」。
アリスゲーム
ローゼンメイデン達が闘い、互いのローザミスティカを奪い合うゲームであり、彼女達に与えられた宿命とされている。これに勝ち、ローザミスティカを奪った者はアリスに1歩近づき、逆に奪われた者は敗者となって只の動かぬ人形となり、敗者の魂は『迷子の魂』となって無意識の海に漂うとされる。闘いのルールは規定の無いバトルロイヤル形式で、協力して多数のドールが1体のドールを攻撃するということも許されている様である。更にゲームに敗北したドールのローザミスティカは自動的に勝者の物になる訳では無く、横取りも可能である[注 4]
しかし、真紅はその方法を良しとせず、「私のやり方でアリスゲームを制する」、水銀燈は「全てのローザミスティカを集め、アリスになる」など、それぞれ別の思想があるが、共通していることはゲームを制したドールは父・ローゼンに会えるということである。
ローザミスティカ
ローゼンメイデンの命の源で、いわゆる「」の様な物。具体的に何であるかは作中では触れられていないが、これを失うと只の人形となり、全て集めるとアリスになれると信じられている。外観は幾重もの光輪を伴った結晶である。原作初期では「ローザ・ミスティカ」と書かれていた。
錬金術で生成された当初は1つであったが、ローゼンがこれを7つに割り、それぞれに与えることによって個々のローゼンメイデンが動くようになったと言われる。その中でも双子である翠星石と蒼星石のものは、2つだけでぴったり合わせることの出来る双子の石であり、翠星石のローザミスティカを蒼星石のボディに移すことで蒼星石が目覚めることが可能であることがわかっている。
4巻での蒼星石の状態から、ローザミスティカが体外に出現しても少しの間は途切れ途切れながら話せる様子。尚、雪華綺晶は自らローザミスティカを取り出した後も普通に話していた。
初期アニメ版では、外観は原作同様に幾重もの光輪を伴った結晶で、色は濃いピンク色である。しかし、独自の設定としてこれを手に入れると元の持ち主である人形に与えられていた特殊能力をも身に付けることが出来る。更に、特別編でまだローザミスティカを与えられていない水銀燈が動き出したり、ローザミスティカ無しでも自らの意思で動く(オートマータ=自動人形)薔薇水晶が登場することから、ローザミスティカには何か特別な意味があると思われる。
契約
通常ローゼンメイデンは単体では動けないが、人間によって螺子を巻かれると動く。しかし、それだけでは不十分であり、人間から力を貰わなければ能力を完全に発揮出来ない。そこで、人間から力を貰うための儀式が契約である。ドールが付けている物と同じ薔薇の指輪を貰って嵌め、それにキスをすることで成立する。契約をした人間は契約者(マスター)、媒介と呼ばれる。ただし、水銀燈に限っては契約の有無に関係なく、人間から力を奪うことが出来る(しかし指輪を嵌めさせた方が、力の供給がしやすく便利らしい)。
契約を放棄しても完全にドールとの繋がりが絶たれるわけではない。そのため、原作第2期では、雪華綺晶が契約外の元マスターをも襲撃している。
初期アニメ版ではドールが付けている指輪に直接キスをすることで契約者にも左手の薬指に自動的に指輪が生成されて契約が成立し、逆にドールが契約者の指輪にキスをすると契約が解かれる。しかし、原作では真紅が「わたしは、薔薇の誓いを解く」と言っただけで指輪は消えた。
契約者(マスター)、媒介(ミーディアム)
ローゼンメイデンと契約を結んだ人間のこと。「ミーディアム」は初期アニメ版独自の呼称である。ドールと契約者の上下関係はドールによって違う。真紅や水銀燈のように契約者を下の立場として見ているドールもいるが、蒼星石のように契約者を主人と考え忠誠を尽くすドールもいる。
基本は、彼女らが活動するための力の供給源ではあるが、契約したドールと同じ心理状態にある者を人工精霊が選ぶため、精神的な繋がりと類似性を持つ様である。水銀燈は当初媒介を必要としなかったが、後に契約者を持つことによって、精神的変化を見せる様になった。また、契約者という他者との関わりがお互いの成長を促す面がある。
契約の指輪
媒介がドールと契約を交わした際に付けられる指輪。これによりドールに力を供給することが出来、ドールが力を使うと指輪が光り熱さを伴う。ドールが力を使う際に媒介は体力を失うため、それは疲労や気だるさといった形で現れる。大きな力を使うほど媒介の消耗は大きく、力を使いすぎると媒介は指輪に取り込まれて消滅してしまう。指輪は契約が解かれるか契約したドールが敗れるまで消えず、また契約中の媒介は自由に外すことが出来ない(無理に外すと肉が削げる)。原作と初期アニメ版ではデザインが微妙に異なる。
ちなみにジュンは真紅と翠星石2体の媒介であり、原作では真紅の後に翠星石と契約を結んだ時、薔薇の指輪は形を変え、若干大きくなった。
nのフィールド
現実世界と表裏一体をなす空間。無数の世界で構成され、扉がそれを繋いでいる。通常、や水溜まり、ショーケース等の透明なを反射する所から入ることが出来るが、人工精霊のスィドリームやレンピカの力で夢の中を経由して入ることも可能。だが、契約者無しでは30分程度しか居られず、制限時間を過ぎると螺子が切れてしまう。人間が脱出が出来ない場合はその間はずっと起き上がることが出来なくなり、いわゆる昏睡状態に陥る。よって、脱出不可能な状態が永続することになれば現実世界では『死亡』とほぼ等しい状態となってしまう。雪華綺晶はこの手を使って、力を供給するためだけの目的で、契約者・オディールに幻惑を見続けさせることでnのフィールドへ閉じ込め、長い眠りに就かせている。
原作初期では『思念で構成された現実世界の裏側』という非常に曖昧なイメージだったが、翠星石や蒼星石の登場以降、『誰かの精神の世界』という意味合いが強くなった。更に自分の持つイメージが曖昧だと、自分の具体的な姿を表すことも出来ず、声を聞くことや物を見ることすら出来ない。このnのフィールドの根底には『無意識の海』が存在し、その一部には『記憶の濁流』、『9秒前の白』という場所も存在する。なお、ローゼンは現在nのフィールドのどこかに居ると言われる。
初期アニメ版では始めから『誰かの精神の世界』の意味合いの方が強く、その世界は本人の性格や趣味、精神状態等によって形成され、変化している(たとえば、水銀燈の場合は壊れた建物がある町並みに、人形の残骸が散乱している世界。雛苺の場合はおもちゃや人形がたくさんある世界)。ただし、アニメ第2期第9話や最終話に代表されるように、原作に近いnのフィールドが登場することはある。
人工精霊
ローゼンメイデンをサポートする、光り輝き浮遊する物体。姉妹達が個々に所有、それぞれ色が異なっており、主に戦闘のサポートや新しい契約者を探したり、回復させたりする等の役目を持つ。それぞれのドールの人工精霊の名前は、水銀燈はメイメイ、金糸雀はピチカート、翠星石はスィドリーム、蒼星石はレンピカ、真紅はホーリエ、雛苺はベリーベルである。ローゼンメイデンとは意志の疎通が出来、単独行動も可能である。ただし、物質を通り抜けることは出来ない。また、描写などを見ると、個々として意識や意思を持っていると思われる。レンピカは契約者の命令を蒼星石に伝える役目を担うなど、人間と意思疎通が可能。
また、その性能はそれぞれ異なる。4巻で真紅が、頼りなさげに飛び、更に主人である雛苺の後ろに隠れてしまうベリーベルを見て、人工精霊の躾のことを雛苺に言っている所があるが、ローゼンメイデン全員が人工精霊に躾をしているかどうかは不明。
主がアリスゲームに敗北しても、別のドールがローザミスティカを完全に手に入れない限り人工精霊が護ることもあり、別のローゼンメイデンの手に渡った後、その主に従うようである。
ローゼンメイデンが眠る時に入るトランクケース。高級そうな作りで、革張りの表面に金色の薔薇の彫金が施されている。ローゼンメイデンは、基本的にこの鞄の中で夜の9時から朝の7時まで眠る。真紅によれば、ローゼンメイデンにとって鞄での眠りは欠かせないとのこと。
なお、翠星石、蒼星石、真紅は鞄を飛行時の道具として利用している。鞄自体に飛行能力がある訳ではないことは、翠星石が鞄から離脱した瞬間に鞄が地に落ちることからも伺える[注 5]
夢の世界
nのフィールドの一部。人間やドール一つ一つがその世界を持ち、基本的に直接移動できるのは本人ぐらいである。間接的に行くとなると、鏡からnのフィールドへ入り、無数の扉の中から目的の扉を探す必要がある。ただし、本人を介せば鏡からでも直接入れるようである。なお、翠星石と蒼星石は近くにいる睡眠か失神状態の人間の夢の扉を強制的に開き、直接入ることができる。
心の樹
その人自身が夢の世界のどこかに持つ樹。翠星石曰く「夢の主が樹となって枝葉を伸ばし、その過程で心が作られている。」とのことで、樹はその人の心の状態を表している。翠星石と蒼星石は、庭師の如雨露と鋏を使って、心の樹を成長させる役目を担うが、使い方によっては逆に朽ちさせることも可能である。ちなみに翠星石は、ジュンを「チビ人間」、原作ではみっちゃんを「デカ人間」と呼んでいるが、これは体の大きさではなく、心の樹の大きさによるものらしい。
世界樹
翠星石曰く「心を通わせる者同士の夢を繋ぐ樹」とのこと。本来、個々の夢が直接交じり合うことはないが、世界樹の枝によって1つに集約されている。
まいた世界
「まきますか まきませんか」の問いに「まきます」を選んだ世界。ローゼンメイデンが存在する世界はここである。
まかなかった世界
「まきますか まきませんか」の問いに「まきません」を選んだ世界。すなわちパラレルワールドである。この世界ではジュンが大学に進学したところまで時間が進んでいる。
本来招かれざる客であるローゼンメイデンは、この選択により「はじめから存在しなかった」と世界が読みとり、存在を抹消された。この世界もまたnのフィールドによってまいた世界と繋がっており、ローゼンメイデンはここを経由して両世界を行き来できる。
第0世界
nのフィールドに近い異空間世界。現実世界を裏側から見た場所。まいたジュンにとっては「まいた世界」の、まかなかったジュンにとっては「まかなかった世界」それぞれの第0世界がある。
第42951世界
雪華綺晶の本拠地。巨大な水晶の塔がそびえ、周囲にはいら草と水晶でできた樹木が生い茂る。

既刊一覧[編集]

バーズコミックス[編集]

バーズコミックスとしての最終巻である第8巻は、3話しか収録されておらず、書き下ろしページなどもほぼ無く、全92ページと、第1~7巻に比べてページ数が少なくなっている。

ドイツ語英語イタリア語フランス語等の翻訳版も発行された。

バーズコミックススペシャル[編集]

ヤングジャンプコミックス[編集]

週刊ヤングジャンプの連載に併せて、ヤングジャンプ・コミックスから「Rozen Maiden 新装版(全7巻)」が一月に一冊ずつ発売された。新装版7巻には、幻冬舎コミックス版の7巻に加え、8巻の内容も収録している。また、初回限定版があり、新装版全7巻を収納できるBOXやシール、しおり等が付属している。

ヤングジャンプ版「ローゼンメイデン」1巻は通常版・特装版共に12月19日に発売された。特装版には週刊ヤングジャンプ16号に掲載された『少女のつくり方 How to make a girl』の絵本が付属している。

ローゼンメイデン dolls talk[編集]

ローゼンメイデン dolls talk』(ローゼンメイデン ドールズ トーク)は、『りぼん』2012年1月号より2014年4月号まで連載、および『りぼんスペシャル』2014年春号に掲載された、雛苺と真紅(特に雛苺)をメインにドール達のほのぼのした日常が描かれるスピンオフのショートコメディ。原作はPEACH-PIT、漫画はかるき春が担当。

  • 〈りぼんマスコットコミックス〉より既刊2巻
    ローゼンメイデン dolls talk 1 ISBN 978-4-08-867243-4 (2012年12月19日発売)
    ローゼンメイデン dolls talk 2 ISBN 978-4-08-867238-0 (2013年8月9日発売)

まいてはいけないローゼンメイデン[編集]

まいてはいけないローゼンメイデン』は『ミラクルジャンプ』No.12よりNo.15まで連載され、同誌休刊後は『となりのヤングジャンプ』より配信されたスピンオフ。原作はPEACH-PIT、漫画はちょぼらうにょぽみが担当。『ミラクルジャンプ』復刊第1号(2014年5月号)に「まいてはいけないローゼンメイデン 最後の特別編」が掲載された。

  • 〈ヤングジャンプコミックス〉、単巻
    まいてはいけないローゼンメイデン ISBN 978-4-08-879823-3 (2014年4月18日発売)

テレビアニメ[編集]

2004年10月から12月にかけてTBSやBS-i等で放送された『ローゼンメイデン』(以下“第1期”)以降、続編が現在まで4作、製作されている。

概要[編集]

当初アニメは第1期のみの予定であり、第1期終了時点で監督の松尾衡は「やりたいことは全てやった」とコメントしていた。しかしDVD等の関連グッズが予想以上の販売となったことや、第1期終了と同じ頃に原作コミックにて水銀燈を中心とした新展開を迎えた状況の中、2005年(平成17年)10月から2006年(平成18年)1月に新シリーズ『ローゼンメイデン トロイメント』(Rozen Maiden träumend、以下“第2期”)が製作され、TBSやBS-i等で放送された。

第2期終了直後の2006年(平成18年)2月19日横浜BLITZにて開催された『ファン感謝祭』において(その時点では詳細不明ではあったが)特別編の製作決定が緊急発表された。後日、『ローゼンメイデン オーベルテューレ』(Rozen Maiden ouvertüre、以下“特別編”)のタイトルと放送日程が正式に公表され、2006年(平成18年)12月から2007年(平成19年)1月に、TBSとBS-iで放送された。

その後、2013年(平成25年)7月より、原作の移籍を踏襲した新シリーズ『ローゼンメイデン』がTBSやBS-TBS等で放送された[3]。アニメーション制作はスタジオディーン。

初期アニメ版[編集]

薔薇乙女製作委員会 / TBS製作、アニメーション制作はノーマッド。なお、ノーマッドの初制作作品でもある。

概ね原作を基にしているが、進行中の原作に基づいて物語を完結させるため、オリジナルの設定や要素が多いキャラクターの性格づけやストーリー展開がされた。松尾監督自身は(第2期である)『トロイメント』に関して、ムック本『ノクトゥルネ』のインタビューて『続編でなかったら許されなかった点もあった』とも語っている。また、事実上のOVAとも言えるオーベルテューレは、原作を含めたそれまでのストーリーやキャラの設定・イメージなどを否定しかねない場面も存在する。

原作者のPEACH-PITは第1期製作には一切関与しなかったが、第2期以降はシリーズ監修およびキャラクター原案として参加している。

元来16:9のビスタサイズで制作されているが、他のTBS制作(ビスタサイズ制作)アニメ作品同様、BS-i以外は左右をカットして4:3サイズで放送している。なお第1期のみDVDソフトでは販売版とレンタル版とで画面サイズや収録話数を使い分けて対処している(販売版は16:9の2話構成、レンタル版は4:3の3話構成)。

2009年初冬にテレビシリーズのDVD-BOX発売が「TBSアニメフェスタ2008」にて発表され、順次発売している。これと同時に「トロイメント」と「オーベルテューレ」のレンタルDVDも出ている(16:9の2話構成)。

2013年5月24日に第1期のBlu-ray Boxが、6月28日に第2期と特別編のBlu-ray Boxがそれぞれ発売された。

スタッフ[編集]

  • 原作/シリーズ監修・キャラクター原案(第2期) - PEACH-PIT
  • 監督 - 松尾衡
  • シリーズ構成 - 花田十輝
  • キャラクター・デザイン・総作画監督 - 石井久美
  • イメージデザイン - 春日井浩之
  • 美術監督 - 柴田千佳子
  • 色彩設計 - 勝沼まどか(第1期・第2期)、井上英子(第2期)、梅崎ひろこ(特別編)
  • 撮影監督 - 岸克芳(第1期・第2期)、折笠裕子(特別編)
  • 編集 - 武宮むつみ
  • 音響監督 - 鶴岡陽太
  • 音楽 - 光宗信吉
  • プロデューサー - 中村伸一、金庭こず恵、神宮司剛史・古神子広一・北尾勝(第1期)、中山佳久・寺田千秋(特別編)
  • アニメーション制作 - ノーマッド
  • 製作協力 - ポニーキャニオンムービックメモリーテック
  • 製作 - 薔薇乙女製作委員会、TBS

主題歌[編集]

第1期
オープニングテーマ「禁じられた遊び
作詞 - 宝野アリカ / 作曲・編曲 - 片倉三起也 / 歌 - ALI PROJECT
エンディングテーマ「透明シェルター
作詞・作曲 - myu / 編曲 - refio / 歌 - refio+霜月はるか(現kukui
第2期(トロイメント)
オープニングテーマ「聖少女領域
作詞 - 宝野アリカ / 作曲・編曲 - 片倉三起也 / 歌 - ALI PROJECT
エンディングテーマ「光の螺旋律
作詞 - 霜月はるか / 作曲・編曲 - myu / 歌 - kukui
  • エンディングのアニメーションの冒頭部分に薔薇乙女のドイツ語名(上からKANARIENVOGEL(金糸雀)、KLEINE BEERE(雛苺)、REINER RUBIN(真紅)、横に並べてLAPISLAZURI STERN(蒼星石)、JADE STERN(翠星石))が記されており、内、真紅の名がTRÄUMENDの綴りに変わる映像がある(終盤でも同様な映像がある)。途中、下着姿の薔薇乙女の背景に“ALICE GAME”と云う文字が現れるがこれは英語である。
  • なお、MERCURY LAMPE(水銀燈)とROZENKRISTALL(薔薇水晶)の文字は無い。
特別編(オーベルテューレ)
オープニングテーマ「薔薇獄乙女
作詞 - 宝野アリカ / 作曲・編曲 - 片倉三起也 / 歌 - ALI PROJECT
エンディングテーマ「空蝉ノ影
作詞 - 霜月はるか / 作曲・編曲 - myu / 歌 - kukui

各話リスト[編集]

※全てのサブタイトルにドイツ語(意訳)がついている。参考までにそれを英語に直訳したものを併記する。

話数 サブタイトル 独語サブ 英訳 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
ローゼンメイデン (Rozen Maiden)
1 薔薇乙女 Fräulein Rose
(フロイライン ローゼ)
Miss Rose 花田十輝 松尾衡 石井久美
2 雛苺 Kleine Beere
(クライネ ベーレ)
Little Berry 高橋丈夫 玉井公子
3 水銀燈 Mercury Lampe
(マーキュリー ランペ)[注 6]
Mercury Lamp 大橋誉志光 吉本毅 北野幸広
北尾勝
4 翠星石 Jade Stern
(ヤーデ シュテルン)
Jade Star 岡田麿里 桜美かつし 島崎奈々子 ふくだのりゆき
5 階段 Die Treppe
(ディー トレペ)
The Stairs 玉井☆豪 堀之内元 小林智樹 阿部達也
6 Tränen
(トレーネン)
Tears 宍戸淳
郷敏治
高橋丈夫 玉井公子
7 Träume
(トロイメ)
Dreams 花田十輝 田村しゅうへい 吉本毅 北野幸広
8 蒼星石 Lapislazuri Stern
(ラピスラーツリ シュテルン)[注 7]
Lapis Lazuli Star 岡田麿里 松尾衡 水本葉月 菊地聡延
9 Die Gefängnis
(ディー ゲフェングニス)
The Prison 紫紺 池田重隆
川村賢一
ふくだのりゆき
山沢実
10 別離 Abschied
(アプシート)
Parting 玉井☆豪 堀之内元 太田雅彦 北尾勝
阿部達也
11 運命 Schicksal
(シクザール)
Fate 花田十輝 高橋丈夫
松田清
玉井公子
12 真紅 Reiner Rubin
(ライナー ルビーン)
Pure Ruby 松尾衡 石井久美
ローゼンメイデン トロイメント (Rozen Maiden träumend) [注 8]
1 薔薇水晶 Rozenkristall
(ローツェンクリシュタル)[注 9]
RozenCrystal 花田十輝 松尾衡 石井久美
2 Enju
(エンジュ)
Enju 松尾衡 鈴木利正 菊池聡延
3 金糸雀 Kanarienvogel
(カナーリエンフォーゲル)
Canary 玉井☆豪 堀之内元 菜香ゆき 田村正文
4 契約 Vereinbarung
(フェアアインバールング)
Agreement 岡田麿里 松尾衡 木村寛 土河紀夏
5 手紙 Der Brief
(デア ブリーフ)
The Letter 玉井☆豪 堀之内元 小林智樹 山内尚樹
6 天使 Engel
(エンゲル)
Angel 花田十輝 松尾衡 土屋浩幸 菊池聡延
7 茶会 Teegesellschaft
(テーゲゼルシャフト)
Tea Party 玉井☆豪 高田昌宏 田村正文
8 人形師 Puppenmacher
(プペンマハ)
Doll Maker 花田十輝 松尾衡 高炅楠
9 Der Tadel
(デア ターデル)
The Rebuke 岡田麿里 太田雅彦 青柳宏宣 山内尚樹
10 Tomoe
(トモエ)
Tomoe 花田十輝 島崎奈々子 菊池聡延
11 薔薇園 Rosengarten
(ローゼンガルテン)
Rose Garden 岡田麿里 堀之内元 小林智樹 田村正文
12 少女 Alice
(アリーセ)
Alice 花田十輝 松尾衡 石井久美
ローゼンメイデン オーベルテューレ (Rozen Maiden ouvertüre) [注 10]
前編 悠久 Ewigkeit Eternity 花田十輝 松尾衡
山崎みつえ
松尾衡 田村正文
後編 虚飾 Eitelkeit Vanity 松尾衡 菊池聡延

放送局[編集]

放送地域 放送局 放送期間 放送日時 放送系列 備考
第1期
関東広域圏 東京放送 2004年10月7日 - 12月23日 木曜 25:55 - 26:25 TBS系列 製作局
日本全域 BS-i 2004年10月14日 - 12月30日 木曜 24:30 - 25:00 TBS系列
BS放送
16:9フルサイズ放送
福岡県 RKB毎日放送 2005年1月8日 - 3月26日 土曜 27:15 - 27:45 TBS系列
近畿広域圏 毎日放送 2005年5月21日 - 9月3日 土曜 26:25 - 26:55 アニメシャワー 第2部
日本全域 キッズステーション 2005年7月13日 - 9月28日 水曜 24:30 - 25:00 CS放送 リピート放送あり
第2期(トロイメント)
関東広域圏 東京放送 2005年10月20日 - 2006年1月26日 木曜 25:55 - 26:25 TBS系列 製作局
日本全域 BS-i 2005年11月3日 - 2006年2月2日 木曜 25:00 - 25:30 TBS系列
BS放送
中京広域圏 中部日本放送 2005年11月4日 - 2006年2月10日 金曜 27:45 - 28:15 TBS系列 あにせん
第1期は未放送
近畿広域圏 毎日放送 2005年12月10日 - 2006年3月4日 土曜 26:55 - 27:25 アニメシャワー 第3部
日本全域 キッズステーション 2006年1月9日 - 3月27日 月曜 24:30 - 25:00 CS放送 リピート放送あり
特別編(オーベルテューレ)
関東広域圏 東京放送 2006年12月22日12月23日 金曜 27:30 - 28:00
土曜 27:16 - 27:46
TBS系列 製作局
日本全域 BS-i 2007年1月11日1月18日 木曜 24:30 - 25:00 TBS系列
BS放送
東京放送 木曜25:55枠
前番組 番組名 次番組
ローゼンメイデン
ああっ女神さまっ
(TV第1シリーズ)
ローゼンメイデン トロイメント

新アニメ版[編集]

2013年7月から9月まで放送された。これまでのアニメ版とのつながりはなく、『週刊ヤングジャンプ』での連載に則ったストーリーで、原作に準拠した内容となる。海外タイトルは『Rozen Maiden: Zurückspulen』。

スタッフ[編集]

  • 監督 - 畠山守
  • シリーズ構成・脚本・音響監督 - 望月智充
  • キャラクターデザイン・総作画監督 - 坂井久太
  • 美術監督 - 池田繁美
  • 色彩設計 - 佐野ひとみ
  • 撮影監督 - 浜尾繁光
  • 編集 - 松原理恵
  • 音楽 - 光宗信吉
  • 音楽制作 - ランティス
  • プロデューサー - 田中潤一朗、高取昌史、林洋平、青木絵理子
  • アニメーションプロデューサー - 浦崎宣光
  • アニメーション制作 - スタジオディーン
  • 製作協力 - ポニーキャニオン、ムービック、メモリーテック
  • 製作 - ローゼンメイデン製作委員会、TBS

主題歌[編集]

オープニングテーマ「私の薔薇を喰みなさい
作詞 - 宝野アリカ / 作曲・編曲 - 片倉三起也 / 歌 - ALI PROJECT
エンディングテーマ「Alternative
作詞・歌 - Annabel / 作曲・編曲 - myu

各話リスト[編集]

作中では冒頭にのみ話数が「TALE ○」とだけ表示され、サブタイトルは放送データのみの表示となっている。

話数 サブタイトル 絵コンテ 演出 作画監督 総作画監督 後提供イラスト
TALE 1 アリスゲーム 畠山守 畠山守 浅井昭人、森本浩文 坂井久太 みつみ美里
TALE 2 少女のつくり方 美甘義人 堀越久美子、石川洋一 大槍葦人
TALE 3 真紅の目覚め 村田尚樹 ウエタミノル、武本大介 いわさきたかし
TALE 4 ティーポット 小柴純弥 Chang Bum Chul
Park Hong Keun
坂井久太
森本浩文
牛木義隆
TALE 5 天使の黒い羽根 赤城博昭 浅井昭人、森本浩文 坂井久太 すまき俊悟
TALE 6 下弦の月まで 村田尚樹 石川洋一、堀越久美子 石田スイ
TALE 7 存在した時間 宮尾佳和 久保太郎 築山翔太、阿部千秋
松尾亜希子
横槍メンゴ
TALE 8 アンティークドール 名村英敏 浅利藤彰 Chang Bum Chul
Shin Hye Ran
Park Hong Keun
TNSK
TALE 9 幻影の白薔薇 わたなべひろし 村田尚樹 浅井昭人、森本浩文 uki
TALE 10 見えない選択肢 登坂晋 松尾亜希子、石川洋一
ウクレレ善似郎、森本浩文
斉藤ケンゴ(アクション)
-
TALE 11 約束と嘘 宮尾佳和 久保太郎
畠山守
服部憲知、堀越久美子
築山翔太、出野喜則
森本浩文
坂井久太
森本浩文
トウセン
TALE 12 ローザミスティカ 竹下健一 Chang Bum Chul
Shin Hye Ran
Kim Hyo Eun
坂井久太 マトリョーシカ
TALE 13 わすれないで 畠山守 畠山守
久保太郎
森本浩文、浅井昭人
阿部千秋、松尾亜希子
大前裕美子
坂井久太
森本浩文
ゆーげん

放送局[編集]

放送地域 放送局 放送期間 放送日時 放送系列 備考
関東広域圏 TBSテレビ 2013年7月4日 - 9月26日 木曜 25:58 - 26:28 TBS系列 製作局
近畿広域圏 毎日放送 2013年7月8日 - 9月30日 月曜 27:25 - 27:55
韓国全域 ANIPLUS 2013年7月9日 - 10月1日 火曜 23:00 - 23:30 CS放送
IP放送
ケーブルテレビ
ネット配信
15歳以上視聴可で放送
韓国語字幕あり
中京広域圏 中部日本放送 2013年7月11日 - 10月3日 木曜 27:13 - 27:43 TBS系列
日本全域 BS-TBS 2013年7月13日 - 10月5日 土曜 25:30 - 26:00 TBS系列
BS放送
ニコニコ生放送 2013年7月16日 - 10月8日 火曜 23:30 - 24:00 ネット配信
ニコニコチャンネル 火曜 24:00 更新
バンダイチャンネル 2013年7月23日 - 10月15日
TBSチャンネル1 2013年9月29日 - 11月10日 日曜 25:00 - 26:00 CS放送 2話連続放送
AT-X 2014年7月23日 - 水曜 23:00 - 23:30 リピート放送あり

Blu-ray / DVD[編集]

2013年8月30日から2014年2月19日まで発売された。

巻数 発売日 収録話 規格品番
BD DVD
1 2013年8月30日 第1話 PCXE-50291 PCBE-54361
2 2013年9月18日 第2話 - 第3話 PCXE-50292 PCBE-54362
3 2013年10月16日 第4話 - 第5話 PCXE-50293 PCBE-54363
4 2013年11月20日 第6話 - 第7話 PCXE-50294 PCBE-54364
5 2013年12月18日 第8話 - 第9話 PCXE-50295 PCBE-54365
6 2014年1月15日 第10話 - 第11話 PCXE-50296 PCBE-54366
7 2014年2月19日 第12話 - 第13話 PCXE-50297 PCBE-54367
TBSテレビ 木曜25:58枠
前番組 番組名 次番組
ローゼンメイデン

ゲーム[編集]

ローゼンメイデン
2005年2月2日ワークジャムより、iモード専用アプリゲームとEZアプリゲームとYahoo!ケータイ専用アプリゲームが存在する。
第1話『薔薇乙女』が配信され、その後も定期的にストーリーが配信されていった。全10話。ジャンルはアドベンチャーゲーム+ターン制戦闘ゲーム形式で、アニメ第1期を再構成した内容になっている。なお、各話を好成績で終えるとアフターストーリーとして、オリジナルストーリーが楽しめる。
Rozen Maiden duellwalzer(ローゼンメイデン ドゥエルヴァルツァ)
2006年(平成18年)4月27日PS2用ゲームソフトとして、通常版と限定版の2種類がタイトーから発売された。基本システムはアドベンチャーゲーム形式。このゲーム中には作品の別世界での主人公とも言える『名探偵くんくん』の新作アニメ前後編が収録されている。販売店によっては『Beilage Disk』(「付属ディスク」の意)という非売品CDも付き、ゲームサントラと登場キャラの音声集が収録。なお限定版には、PEACH-PIT描き下ろしの真紅の絵柄(シルエット)とシリアルナンバーが入った懐中時計が付属された。また、2007年(平成19年)3月15日には『TAITO BEST』として廉価版も発売された。
Rozen Maiden gebetgarten(ローゼンメイデン ゲベートガルテン)
2007年(平成19年)3月22日に、再びタイトーよりゲーム第2弾がPS2用ゲームソフトとして通常版と限定版の2種類で発売された。今回は3D格闘ゲームとしてリリースされた。ゲームのシステムベースは同社の名作『サイキックフォース』を踏襲している。前作と同様に、販売店によっては『Beilage Disk2』(付属CD)が付き、ゲームサントラと登場キャラの音声集が収録。なお限定版には、PEACH-PIT描き下ろしの水銀燈の絵柄(シルエット)とシリアルナンバーが入った懐中時計が付属された。
ローゼンメイデン ヴェヘゼルン ジー ヴェルト アップ
PlayStation 3PlayStation Vitaアドベンチャーゲーム2014年1月30日発売。

ドール・フィギュア[編集]

本作品がドールの物語であることから、株式会社ボークスからスーパードルフィー(SD)、株式会社ジュンプランニングからプーリップ、ダルシリーズとして、各キャラクターのドールが発売された。

またフィギュアは中々商品化されず、エポック社からカプセルトイで発売が予告された(現在まで未発売)がユージンがSRDXで商品化して以来いくつかのメーカーから商品化され、ボークスからは、完成品フィギュア(かすたまPシリーズ)4種および、ガレージキット(FIGURE FIGUREシリーズ)6種が発売されている(VOLKS ローゼンメイデン商品一覧)。

アニメージュ限定[編集]

月刊アニメージュ』2005年1月号誌上限定通販。真紅の初の等身大ドール。価格1万5,000円。ドール素体はオビツボディだがそれ以外は完全新規作り起こし。原型製作は川村恭一,衣装製作はPb'-factory。

スーパードルフィー[編集]

SD化は真紅、翠星石、蒼星石、SD13化は水銀燈、幼SD化は雛苺の合計五体。雛苺にはくんくんのぬいぐるみが付属する。五体とも限定発売で全て完売となった。全てPEACH-PITの監修のもと制作されている。

SD
SD13
幼SD

プーリップ・ダル[編集]

プーリップとダルで、姉妹達七体がドール化された。真紅、水銀燈、翠星石、蒼星石、薔薇水晶の五体がプーリップ化され、雛苺、金糸雀の二体はダル化された(ジュンプランニング 関連URL)。

真紅については発売前から評価が高く、即日完売した。如雨露や鋏、剣、日傘等、それぞれのキャラのオプショングッズ付き。

プーリップ
  • 真紅 (2006年11月発売。12,600円税込)
  • 水銀燈 (2007年1月発売。12,600円税込)
  • 翠星石 (2007年3月発売。12,600円税込)
  • 蒼星石 (2007年5月発売。12,600円税込)
  • 薔薇水晶 (2007年7月発売。12,600円税込)
  • 雪華綺晶 (2007年9月下旬 - 10月上旬発売。12,600円税込)
    • TBSishop、キッズセレクトでの1000体限定発売
  • 真紅 くんくん変身セットVer (2008年3月発売。13,650円税込)
ダル
  • 雛苺 (2006年11月発売。12,600円税込)
  • 金糸雀 (2007年7月発売。12,600円税込)

かすたまP[編集]

かすたまPシリーズ(PVC製塗装済み完成品)として、真紅、水銀燈、翠星石、蒼星石の4体が発売されている。

  • 真紅 (2007年9月発売。8,190円税込)
  • 水銀燈 (2007年9月発売。8,190円税込)
  • 翠星石 (2007年10月発売。8,190円税込)
  • 蒼星石 (2007年10月発売。8,190円税込)

FIGURE FIGURE[編集]

FIGURE FIGUREシリーズ(未塗装・未組立ガレージキット)として、真紅、雛苺、翠星石、蒼星石、水銀燈、薔薇水晶の6体が発売されている。

  • 真紅 (2007年9月発売。10,290円税込)
  • 雛苺 (2007年9月発売。8,190円税込)
  • 翠星石 (2007年10月発売。14,490円税込)
  • 蒼星石 (2007年10月発売。9,240円税込)
  • 水銀燈 (2007年11月発売。13,440円税込)
  • 薔薇水晶 (2007年11月発売。12,390円税込)

その他メディア展開[編集]

ドラマCD[編集]

  • Rozen Maiden -ローゼン メイデン-
    • 第1期アニメに先んじて2004年6月25日にフロンティアワークスより発売。なお、声優陣が後のアニメ版とは異なる。
  • ローゼンメイデン オリジナルドラマCD 〜『探偵』Detektiv〜
    • 2005年2月28日発売。これ以降はアニメ版の声優陣が演じ、発売元もMellowHead[注 11]となる。
  • 『ローゼンメイデン・トロイメント』オリジナルドラマCD
    • 2006年2月22日発売。
  • Rozen Maiden träumend CD COLLECTION
  • 『ローゼンメイデン トロイメント』キャラクタードラマCD
    • 「Vol.1 水銀燈」 2006年8月23日発売
    • 「Vol.2 金糸雀」 2006年9月22日発売
    • 「Vol.3 翠星石」 2006年10月25日発売
    • 「Vol.4 蒼星石」 2006年11月22日発売
    • 「Vol.5 真紅」 2007年1月24日発売
    • 「Vol.6 雛苺」 2007年2月7日発売
    • 「Vol.7 薔薇水晶」 2007年3月7日発売
  • 『ローゼンメイデン トロイメント』オリジナルドラマCD Vol.2〜クリスマスソングを聴きながら〜
    • 2007年12月21日発売

インターネットラジオ・ラジオCD[編集]

『薔薇の香りのGarden Party』
水銀燈の今宵もアンニュ〜イ
  • オーベルテューレ』の展開に合わせて、TBSアニメフェスタ'06での『ローゼンメイデン』の部内コーナー『水銀燈の今宵もアンニュ〜イ』が、そのDVD初回限定版(2007年2月21日発売)の特典CDとして同梱されることが決定し、その予告編が『ランティスウェブラジオ』にて2007年1月5日より2回に分けて配信された(後述の新規録音版Vol.2発売前にも予告編を配信)。
  • その反響から、同年3月21日には新規録音の同名ラジオCDが発売され(アニメ雑誌付録版も含む)、ほぼ定期的にメディア展開されている形となっている。詳細は該当項を参照されたい。
『ローゼンメイデン〜ヴィーダーゼーエン〜』
  • ランティスウェブラジオにて2013年7月3日から12月10日まで放送された。パーソナリティは沢城みゆき(真紅 役)と真田アサミ(桜田ジュン 役)。

ラジオ番組[編集]

2006年12月現在、TBSラジオには自社制作のアニラジ番組は存在しない一方で、水銀燈役の田中理恵がパーソナリティを務めるニッポン放送有楽町アニメタウン』の方が熱心に取り上げる傾向が見られた(同番組は2007年4月1日で放送終了)。

この作品に纏わる企画[注 13]や、出演声優や松尾監督をゲストに招いたり、時には同じく『アニタン』パーソナリティーである同局の吉田尚記アナウンサーが後述のイベント『感謝祭』で司会を務めたりもした。これはこの作品の制作に関連会社のポニーキャニオンが参加している影響と見られる。

小説[編集]

Die Romane Der Rozen Maiden(ディ ロマーネ ディア ローゼンメイデン)』シリーズとして2008年12月現在2冊刊行されている。文は日暮茶坊、表紙イラストはPEACH-PIT、挿絵はオトウフ[4]。漫画版とリンクするものの、物語はオリジナルである。また、多少、小説同士も話が繋がっている描写がある。

  • 1冊目『Schwarzer Wind(シュヴァルツェァ ヴィンド)』(黒い風)が2006年11月30日に、2冊目『kalkgrünAugen(カルクグルン アーゲン)』(ライムグリーンアイ)が2007年6月29日にそれぞれ幻冬舎コミックスより刊行。
  • なお、1冊目(Schwarzer Wind)2冊目(kalkgrünAugen)ともに、蒼星石と翠星石を間違えるといった誤植が存在する。また、原作でのりが8巻ラストで初めて知ったアリスゲームのことを既にのりに話したりしている。

コミックバーズ連載時代の上記二冊のほか、週刊ヤングジャンプ連載中に新たなノベライズ『ローゼンメイデン ツヴィリンゲ(Rozen Maiden die Zwillinge)』が2013年7月にジャンプ ジェイ ブックスより刊行。小説は久麻當郎、表紙イラストはPEACH-PIT。副題「ツヴィリンゲ」はドイツ語で「双子」の意。翠星石と蒼星石がメインキャラクターで、漫画版での結菱老人の家で目覚めてからジュンの家に来るまでのエピソードを、原作では触れられていない過去のマスターとの物語を交えて描くオリジナルストーリー。

アニメフィルムコミックス[編集]

原作本と同じ幻冬舎コミックスから2005年秋に第1期全12話を収録した計3巻が発売された(各巻ごとに4話収録)。全巻購入者の中から抽選で100名に表紙テレカ3枚組セットのプレゼント企画が展開された。

公式アンソロジーコミック[編集]

『Rozen Maiden Entr'acte(ローゼンメイデン アントラクト)』
2005年11月24日に幻冬舎コミックスより発売された。ローゼンメイデンファンの作家によって構成されている(PEACH-PITは参加していない)。しかし諸般の事情により、初版のみが発行されただけで現在は絶版になっている。

ムック・資料設定集[編集]

  • ローゼンメイデン edel rose(エーデルローゼ)』:第1期版ムック。エムディエヌコーポレーション発行、インプレスコミュニケーションズ発売。
  • ローゼンメイデン Nocturne(ノクトゥルネ)』:『トロイメント』版ムック。幻冬舎コミックス発行(幻冬舎発売)。
  • ローゼンメイデン 設定資料集』:第1期に関するもの。ムービック刊。
  • ローゼンメイデン トロイメント 設定資料集』:第2期に関するもの。ムービック刊。

画集[編集]

  • TVアニメーション ローゼンメイデン ヴィジュアルブック ERINNERUNG』:第1期・第2期のイラスト集。エンタテインメント書籍編集部 (著)
  • TVアニメーション ローゼンメイデン 原画集 Kunstwerk(クンストヴェルク)一迅社発行。
2007年3月17日発売。A4判。内容は主に薔薇乙女たちの原画集である。第1期から特別編までの原画、PEACH-PITと声優陣のインタビュー、最近の未掲載のカラーイラストも掲載している。松尾衡・石井久美のコメント付きである。付録として、「翠星石のズバリ言うですぅ!」という罵りボイスCDが付いている。
2009年9月18日発売。漫画「RozenMaiden」に関するカラーイラストを全て収録した画集である。収録イラストは2002年 - 2007年まで、新作描き下ろしもあり。ピンナップと全作品へのコメンタリーもついている。

その他[編集]

Alice Project
NECビッグローブ、TBS、マウスプロモーションの3社が共同で2007年12月に開設した、期間限定の音声合成実験サイト。NEC共通基盤ソフトウェア研究所が開発した音声合成エンジンの精度向上を目的に開設されたもので、100文字までのテキストを入力すると音声合成し、真紅の声と顔アニメーションでしゃべらせることができる[5]。多くの利用者の手によって有益な知見が得られ、音声合成技術の発展に向けた成果を挙げることが出来たことや、当初の実験期間の目安である「3か月」が経過したため、Alice Projectは2008年3月17日より段階的に終了し、2008年3月31日午前10時をもってサイトが閉鎖された。その後この実験サービスを発展させ、BIGLOBEの正式サービス「コエラボ」として2008年9月よりサービスが開始されている。

主なイベント[編集]

  • 2004年9月に開催された『TBSアニメフェスタ』内にて、この作品のコーナーが設けられたのが公式には初イベントとなる。
  • 同年12月には有楽町朝日ホールにて、TV版第一期の後番組となる『AIR』との合同イベントが開催された。
  • 2005年12月には、公式HPや アニカン等で出題されたカルトクイズ上位正解者150人を招待しての「水銀燈決起集会」が新宿ロフトプラスワンにて、水銀燈役の田中理恵や松尾監督など主要スタッフ、業界関係者等をゲストに招いて開催された。
  • 2006年2月には横浜BLITZにて、主要声優陣ほぼ全員(ドール7体+桜田姉弟+巴+めぐ)とALI PROJECTが出演の『ローゼンメイデン感謝祭』が開催。イベントの最後に「特別編」の制作が決定との発表が行われた。
  • 同年4月29日福岡県遠賀郡芦屋町岡湊神社で開催された、「平成18年度あしや人形感謝祭」の公式マスコットキャラクターに主要キャラが採用され[6]、登場キャラクターが描かれた宣伝用ポスター等が製作された。また、開催当日にはJR九州バスの観光バス側面に「真紅」のラッピングを施した「真紅ライナー」が運行された。ちなみにRED LINERのREDと真紅をかけた洒落である。イベントの様子は、『広報あしや』・平成18年6月4日号でも紹介された。
    • このイベントについて、原作者のPEACH-PITは自身のブログで「それにしても色紙に大臣の名前を書く日が来ようとは」と言及。過去の噂から麻生太郎のことではないかとの憶測を呼んだ。なお、福岡県遠賀郡芦屋町は、衆議院議員(当時)麻生太郎の選出区である福岡県第8区であり、当日も秘書が出席していたという情報がある[7]
  • 同年11月5日品川インターシティホールにて『ローゼンメイデン文化祭』が開催された。

エピソード[編集]

  • 2006年(平成18年)当時に外務大臣であり、後に内閣総理大臣になった麻生太郎が本作を読んだというから話題になった。「羽田空港空港ラウンジで読んでいた」と週刊誌で報じられたり、2006年(平成18年)7月16日2007年(平成19年)6月10日放送の読売テレビたかじんのそこまで言って委員会』で本件に触れられたりしたほか、TBSアニメフェスタ'06の司会を務めたTBSアナウンサー向井政生が「麻生大臣も特別編を観てくれるはず」などと言及した。また前述の「平成18年度あしや人形感謝祭」が開催された岡湊神社の所在地である、福岡県遠賀郡芦屋町は、戦国時代もともと麻生の先祖が領主をしており、現在は麻生の選出選挙区である福岡県第8区内にある。当日は、芦屋町長とともに麻生の秘書も参列している。また、イメージイラストは特別にセル画が2枚制作され、芦屋町と飯塚市の麻生邸にそれぞれ保存されている。「平成21年度あしや人形感謝祭」では、麻生首相の秘書が芦屋町長からセル画を受け取る写真が公表されている。2ちゃんねるのニュースおよび政治ネタを扱う板を中心としたネット界隈では、この漫画のタイトルから「ローゼン」「ローゼン麻生」「ローゼン閣下」等と呼ばれることがある。
  • また、2008年度版の『現代用語の基礎知識』にも項目としてと取り上げられている。なお、麻生は雑誌メカビVol.01にて本作品を「女の子っぽい絵柄だけど話は重厚に作られている。よく出来ている」とコメントしている。ただし、空港で読んでいたかどうかは覚えていないとしている[8][9]
  • 堀江貴文ライブドア社長当時、6月6日付のlivedoor 社長日記の執務中のスナップ写真において机上に『ローゼンメイデン』の単行本が見えていたことから、読者ではないかと2ちゃんねる上で祭りとなった。当時ライブドアと幻冬舎の業務提携が発表されており、提携先の看板作品である本作が堀江の机上にあることはありえなくなかったが、そのコントラストが話題となった。
  • 女優の栗山千明も『新世紀エヴァンゲリオン』などの作品と同時に愛読していることを公言している。

他作品とのリンク[編集]

『コミックバーズ』2004年1+2月号に他誌でPEACH-PITが連載している『ZOMBIE-LOAN』と『DearS』のメインキャラクターが共演しているオマケ漫画が掲載された。このオマケ漫画は、バーズコミックス版『Rozen Maiden』の3巻にて見ることが出来る。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 雑誌TV Brosゴスロリバイブルなどでもそのような形で本作が紹介されている。
  2. ^ 実際には、通信販売はクーリングオフの適用除外である。
  3. ^ 初期アニメ版では胴体がないことがその理由とされている。
  4. ^ ただし、原作では水銀燈が蒼星石を倒した訳ではないので、蒼星石のローザミスティカに拒まれ、翼が肥大化するという現象が起こっていた。
  5. ^ ただし、蒼星石が鞄で空を飛ぶ描写は初期アニメ版のみ。真紅はアニメ特別編およびPEACH-PIT作の短編漫画で鞄を使ったことが確認されている。
  6. ^ Mercuryはドイツ語ではMerkur(メルクール)と綴る。基本的にドイツ語で水銀を意味する単語はQuecksilber(クヴェクズィルバー)であるが、Merkurにも水銀という意味はある。なおこのQuecksilverとMerkurの水銀という意味は別物である。
  7. ^ ラピスラズリの綴りは基本的にドイツ語でも「Lapislazuli」である。誤植か意図的であるかの真偽は不明。
  8. ^ 「トロイメント」とは、動詞träumen(夢を見る)の現在分詞である。
  9. ^ Rozenは人形師の名前であり、ドイツ語の薔薇の綴りはRoseである
  10. ^ 副題は序曲の意。ドイツ語での正しい発音は「ウヴェルテューレ」だが、ドイツ語圏にも地方によって発音の違いがあり、オーベルテューレといった解釈も完全な間違いではない。2007年2月21日にDVD発売。
  11. ^ 後にMellowHeadレーベルは親会社のランティスの1レーベルとなる
  12. ^ 同様の企画が後述の「水銀燈ファン決起集会」でも実施され、2005年年末のコミックマーケット69のTBSブースでそれらが展示された。
  13. ^ オーヴェルちゃん、新解釈ぅ〜』など

出典[編集]

  1. ^ 月刊ヤングジャンプ』2009年1月号、集英社2008年12月11日、 144頁。
  2. ^ 週刊ヤングジャンプ2013年21・22合併号』、集英社、2013年4月。
  3. ^ “スタッフ&キャスト”. ローゼンメイデン 公式ホームページ (TBSテレビ). (2006年). http://www.tbs.co.jp/anime/rozen/staffcast/ 2013年7月4日閲覧。 
  4. ^ ローゼンカウントダウン”. オトウフ/マテリアル (2013年6月4日). 2013年7月4日閲覧。
  5. ^ “「ローゼン」真紅が思い通りにしゃべります NECの音声合成実験サイト”. ITmedia (アイティメディア). (2007年12月17日). http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0712/17/news024.html 2013年7月4日閲覧。 
  6. ^ “平成18年度人形感謝祭 あしや人形感謝祭実行委員会”. 芦屋町観光協会 (アイティメディア). (2006年). http://ashiya.or.jp/dolls/h18_dolls_fes 2013年7月4日閲覧。 
  7. ^ “あしや人形感謝祭レポート&ワールドホビーフェスティバル神戸#23写真館”. HI-TECH CARROT. (2006年5月1日). http://h-tc.net/article/3559998.html 2013年7月4日閲覧。 
  8. ^ 自由と繁栄の弧. 東京都渋谷区千駄ケ谷四丁目9番7号: 幻冬舎. (2007). pp. P.296〜P.305. ISBN ISBN 978-4344013339. 
  9. ^ 石塚良太「麻生太郎 直撃!ローゼンメイデン疑惑」、『メガビ』第1号、講談社、2006年6月、 p.40、 ISSN 4-06-179591-0。

外部リンク[編集]