ローカル路線バス乗り継ぎの旅

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土曜スペシャル > ローカル路線バス乗り継ぎの旅

ローカル路線バス乗り継ぎの旅(ローカルろせんバスのりつぎのたび)は、テレビ東京系列の『土曜スペシャル』で、2007年10月から不定期に放送されているレギュラー企画である。

概要[編集]

太川陽介蛭子能収に女性ゲスト(女優タレント。番組では「マドンナ」と称している[1])1人を加えた3人が、日本国内にある路線バスを乗り継いで3泊4日の日程内に目的地への到達を目指す。

一般的な旅番組とは趣が異なり、路線バスにより制限時間内に目的地への到達を目指すことが第一となっているため、一行は観光を楽しむよりも時間に追われながら行動することになる。利用するバスの発車時刻によっては有名な観光地を素通りすることもある反面、あまり知られていない穴場スポットに立ち寄ることもしばしばある。

2014年から番組内容がDVDになって発売されることになった[2]

出演者[編集]

太川陽介
リーダーとして一行の取りまとめ役を担う。バス車内でも食事の場でも地図帳を離さず、常に先々の予測を立ててルートのシミュレーションを入念に行う。
また、乗り継ぎで周囲に時間をつぶせる食堂喫茶店等がない場合や、ゆっくり座って食事をする時間的余裕がない場合に、さりげなく全員分のパン肉まんなどを調達したりするような気配りも欠かさない。
蛭子のマイペースぶりには終始振り回されており、あきれる態度を示すことが多い反面、蛭子をからかう稚気を見せることもある。
蛭子能収
マイペースな性格や奇抜な言動は、この番組でも健在。計画は太川に任せっきりで、時には「ここで温泉に入りたい」などと言って途中下車を提案することもある。また、移動中によく呑気に眠っている。やりたい放題の言動と太川とのやり取りは番組の大きな魅力となっている。
その一方で、宿泊施設や、飲食店での交渉をしたりする役目を担う。[3]
海産物が苦手で、昼食の際は当地の名産などに目もくれず、一人だけオムライスカレーライスのような定番のメニューを注文する。夕食も現地の名産ではなく、揚げものを頼む傾向がある。またが飲めないため、ビールの代わりにコーラジンジャーエールといった炭酸飲料を飲んでいる。
回を重ねるうち、宿泊先は「当たりはずれ」のある旅館よりも、「無難」なビジネスホテルを好むようになった[4]

なお、太川・蛭子の2人が他局の番組で共演する機会も出てきており、当番組のエピソードも出演番組で語られたほか(テレビ朝日もしものシミュレーションバラエティー お試しかっ!2013年3月11日放送)、2人をゲストに本番組のパロディが制作されたこともある(TBSぴったんこカン・カン』ローカル電車で行く途中下車の旅 2013年5月3日放送)。太川・蛭子それぞれが「路線バスで旅をするタレント」として番組に出演する機会も増えている(NHK着信御礼!ケータイ大喜利』、テレビ朝日『ナニコレ珍百景』など)。

旅のルール[編集]

シリーズを重ねるにしたがってルールがまとまってきたこともあり、第13弾からはオープニング(出発地)で「路線バスの旅のルール」として以下のように示されている

  1. 「3泊4日でゴールを目指す」
    このルールはシリーズ開始当初から変わっていない。
  2. 「タクシー使用禁止、バスが繋がらなければ歩く」
    タイトルの通り、移動には原則として路線バスを使用しなければならない。行程によっては乗り換えられるバス路線がなくなり、徒歩での移動を強いられることになる(県境などでバス事業者の管轄の端まで来た場合など)。悪天候や暑さ・寒さに耐えながら、数時間歩かなければならないことも珍しくない。第4弾までは、このように行き詰まった時に限りタクシーも利用できたが、第5弾からは禁止となった(ただし、目的地に近づく手段としてではない宿探しや観光等の目的で、かつその手段としてバスを利用することが困難な場合に限って利用できる)。
    鉄道飛行機[5]といった他の公共交通機関の利用や、自転車の使用、ヒッチハイクは禁止である。なお高速バスも基本的には利用できないが、高速道路を使用しない区間は利用できる(第11弾[6]で該当ルートを使用した)。また、コミュニティバス空港連絡バス(一般路線扱いの場合)、鉄道代行バス、一般路線バス車両で高速道路を通る場合[7]は利用できる。この他、滞在する宿の厚意による「送迎」という形で車を利用することは許されている。
  3. 「携帯電話・スマートフォンで情報を調べてはいけない」
    情報収集は現地の人ないしは路線バスの運転手営業所からのみ可能で、インターネット携帯電話スマートフォンタブレットなどを利用した情報収集はできない(現地で質問した相手がインターネット等で調べることには制約はない)。

番組の流れ[編集]

オープニング[編集]

はじめに1〜2分程度予告編が流れた後、まずスタート地点に立つ太川と蛭子の2ショット映像になり、そこで番組タイトルと、スタート地点、ゴール地点と行程を太川が説明する。その間にテロップで「旅のルール」が表示される[8]。そして女性ゲスト(マドンナ)の紹介と共にゲストが登場する[9]。そして3人で軽くトークをし、出発する。

出発〜ゴール[編集]

まず、バス会社の案内所で、バスの乗り継ぎ方法を尋ね、教わったバスに乗る。もしくはゴール地点の方面に向かうバスに乗り、運転手にその先のバスの乗り継ぎ方法を尋ねる。バスがない区間は徒歩でつなぐ。徒歩は数キロの時もあれば十数キロあることもある。食事は乗り継ぎの時間が開いたとき(おおむね30分以上)に近くの食堂でとる。これを夜、その日のバスがなくなるまで繰り返し、バスが終わっていたら翌朝乗るバス時刻を確認し、今夜泊まる宿を探す。宿は素泊まりで取り、近場の食堂・居酒屋に行き、夜の食事をとる[10]。そこで乾杯の後、太川がビールを一気に飲むところは番組の名物ともなっている。そして食事が運ばれてくるまでの間、今回旅をしているエリアの地図(スタート地点から現在地までの道のりを赤線で示している)を見ながら今日までの進行状況と明日の作戦などを話し合い、食事をして一日を終える。

これを4日間繰り返し、ゴールを目指す。そして、4日以内に目的地に到達できれば「成功」、できなければ「失敗」となる。 太川は、3日目をハプニングや番狂わせ[11]がよくあることから「魔の3日目」、4日目を成功か失敗か結果が出る日であるため「運命の4日目(運命の最終日)」と呼んでいる。

途中、バスを乗り継ぎで立ち寄った町の街並みや、史跡、観光名所などをVTRとナレーションで簡単に紹介する。スタートしてからゴールまで、画面左上に「○日目」、その下に、バスもしくは徒歩での移動中は県名のみ、乗り継ぎや宿泊での滞在中は県名と市町村名が常に表示される[12]。移動中に県境を越えると、越えた瞬間に県名の表示も変わる。

エンディング[編集]

スタートからの走行距離、乗り継いだバスの本数、運賃(1人分)の総額が表示された後、ゴール地点もしくは断念した地点で3人が旅の感想を述べ、視聴者に最後のあいさつをする。ゴールできなかった場合は、別撮りしたゴール地点の映像が挿入される。

放送内容[編集]

回数 放送日 番組タイトル 出発地 目的地 ゲスト ロケ日 ルート 結果 行程・費用 備考
1 2007年
10月20日
にっぽん列島横断
ローカルバス乗り継ぎの旅[13]
東京湾
横浜駅
富山湾 中島史恵[14] 2007年
9月11日 -
9月14日
[† 1] 成功 走行距離600km 12.7%・6位[15][16]
2 2008年
3月22日
東海道 人情ふれあい珍道中
ローカル路線バスの旅[17]
日本橋 京都
三条大橋
相本久美子 2008年
2月24日 -
2月27日
[† 2] 失敗 乗継数41
交通費19,710円
15.3%・4位[15][18]
3 2008年
10月4日
秋の北海道縦断!
ローカル路線バス乗り継ぎ ふれあい旅[19]
函館
函館駅
宗谷岬 伊藤かずえ 2008年
9月8日 -
9月11日
[† 3] 成功 乗継数23
走行距離970km
交通費22,910円
4 2009年
3月28日
人情ふれあい珍道中! 春の山陽道
ローカル路線バス乗り継ぎの旅[20]
京都
(三条大橋)
安芸宮島 根本りつ子 2009年
3月3日 -
3月6日
[† 4] 成功 乗継数37
走行距離580km
バス運賃18,380円
5 2009年
9月5日
みちのく奥州街道 日光〜松島
ローカル路線バス乗り継ぎ 人情ふれあい旅[21]
日光
日光駅
松島 藤田朋子 2009年
8月11日 -
8月14日
[† 5] 成功 乗車バス27
走行距離360km
合計運賃13,760円
6 2010年
2月27日
冬の奥州街道(松島〜竜飛岬)
ローカル路線バス乗り継ぎの旅[22]
松島 竜飛岬 山田まりや 2010年
2月1日 -
2月4日
[† 6] 成功 乗車バス31
走行距離600km
合計運賃16,350円
11.7%・8位[15][23]
7 2010年
9月4日
青森から新潟
ローカル路線バス乗り継ぎ人情ふれあい旅[24]
青森
青森港
新潟
萬代橋
中山エミリ 2010年
8月10日 -
8月13日
[† 7] 失敗 乗車バス24
走行距離430km
合計運賃18,430円
8 2011年
3月26日
京都〜出雲
ローカル路線バス乗り継ぎ人情ふれあい旅[25]
京都
(三条大橋)
出雲大社 川上麻衣子 2011年
3月1日 -
3月4日
[† 8] 成功 乗車バス22
走行距離470km
合計運賃13,920円
2014年4月2日DVDで発売予定[2]
9 2011年
7月30日
出雲〜枕崎
ローカル路線バス乗り継ぎ人情ふれあい旅[26]
出雲
出雲市駅
枕崎 芳本美代子 2011年
7月4日 -
7月7日
[† 9] 成功 乗車バス30
走行距離860km
合計運賃25,020円
10 2011年
12月3日
四国ぐるり一周
ローカル路線バス乗り継ぎ人情ふれあい旅[27]
徳島
徳島駅
鳴門 遠藤久美子 2011年
11月15日 -
11月18日
[† 10] 失敗 乗車バス26
走行距離860km
合計運賃25,220円
11 2012年
4月28日
高松〜伊勢
ローカル路線バス乗り継ぎ人情ふれあい珍道中[28]
高松
高松駅
伊勢神宮
内宮
いとうまい子 2012年
3月14日 -
3月17日
[† 11] 成功 乗車バス41
走行距離550km
合計運賃18,150円
12 2012年
9月1日
松阪〜松本
ローカル路線バス乗り継ぎ人情ふれあい旅[29]
松阪
松阪駅
松本城 加藤紀子 2012年
8月14日 -
8月17日
[† 12] 成功 乗車バス42
走行距離約430km
合計運賃13,680円
2時間30分スペシャル[30]
12.8%・5位[15][31]
2014年4月2日DVDで発売予定[2]
13 2013年
1月5日
ローカル路線バス乗り継ぎ旅
東京〜新潟350キロ!ふれあい珍道中[32]
新宿
新宿駅西口
新潟
(萬代橋)
田中律子 2012年
12月5日 -
12月8日
[† 13] 成功 乗車バス36
走行距離約450㎞
合計運賃15,320円
3時間30分スペシャル
13.2%・4位[15][33]
14 2013年
4月27日
名古屋〜能登半島
ローカル路線バス乗り継ぎ人情ふれあい旅[34]
名古屋
名鉄バスセンター
禄剛崎
禄剛埼灯台
森下千里 2013年
4月2日 -
4月5日
[† 14] 成功 乗車バス29
走行距離約600km
合計運賃17,990円
12.2%・4位[15][35]
15 2013年
8月31日
山形・米沢〜青森・大間崎
ローカル路線バス乗り継ぎ人情ふれあい旅[36]
米沢
米沢駅
大間崎 さとう珠緒 2013年
8月6日 -
8月9日
[† 15] 失敗 乗車バス24
走行距離約510km
合計運賃16,890円
13.2%・5位[15][37]
16 2014年
1月4日
館山〜会津若松
ローカル路線バスの旅 ふれあい珍道中[38]
館山
館山駅
会津若松
鶴ヶ城
ちはる 2013年
12月9日 -
12月12日
[† 16] 失敗 乗車バス26
走行距離約460km
合計運賃15,450円
3時間30分スペシャル。13.0%・2位[15]
17 2014年
4月26日(予定)
ローカル路線バス乗り継ぎ旅 第17弾 山口~室戸岬(仮) 山口 室戸岬 宮地真緒 2014年
4月1日 -
4月4日
この節には、JIS X 0213:2004 で規定されている文字(薩埵峠の2文字目)が含まれています(詳細)。
  • 放送時間が2時間を超える回の場合、ネット局の遅れ放送・再放送では短縮版・ダイジェスト版が放送されたり、番組途中からの放送(飛び乗り)となる場合がある。また、一部ネット局で完全版を後日あらためて放送したり、BSジャパンで完全版や短縮版を放送するなどの対応も取られている。
  • 番組表等も、「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」「ローカル路線バスの旅」と不定期で変わる。

エピソード[編集]

第1弾
富士吉田から甲府へ向かう際、バス車窓に映るぶどう狩りの看板を見たゲスト[14]の中島が蛭子を連れて強引に途中下車し、ぶどう狩りを体験した[13]。太川だけは下車せず、単独で先に甲府へ向かった。
南アルプス越えの広河原から北沢峠までの区間が台風による土砂崩れで通行止めのため、甲府駅で一旦打ち切りのうえタクシーで長野県側へと迂回し、仙流荘(長野県伊那市長谷黒河内)から旅を再開した[13]
ゴール到着後に打ち上げの一部が放送された。
第2弾
興津駅前の団子屋でバスが来るまでの間、団子を食べ、店員と旅の話をした。その後、3人は清水駅へ向かうつもりが誤って逆方向へ行くバスに乗ってしまうが、団子屋の店員が慌てて店から飛び出し、バスに乗り込んだ3人にバスが違うことを教えたため、すぐに下車し、清水駅行きのバスに乗ることができた。
清水駅から静岡駅方面に向かうべく北街道経由のバスに乗ろうとしたとき、乗客の女性から「国道経由のバスに乗ったほうが早い」と言われそのバスを見送ったが、バス出発直後に訪ねた案内所で「国道経由のバスはしばらく来ない」と言われたため、先のバスに乗っていたほうが良かったことが判明する。しかしそのバスが信号待ちに引っかかったため、太川が次のバス停に先回りしてそのバスに追いつけると判断。3人は全力疾走で清水税務署前バス停まで向かった結果、何とかバスに乗ることができた。
名古屋からは東海道を外れ中山道ルートで京都を目指すも、滋賀県彦根市河瀬駅で時間切れ、残り61.5km。
第3弾
タクシーを使わず、初めて路線バスのみで目的地まで到達した。
第4弾
兵庫県赤穂市槙から岡山県備前市福浦峠の間はバス路線がなく[20]、タクシーを呼んだものの、配車場所を間違われたことにより到着が遅れてしまった。しかし福浦峠から乗車するバスの発車時刻には間に合い、事なきを得た。
第7弾
3日目、台風4号が接近する中、山形県鶴岡市鼠ヶ関からバス路線がつながっていないことが判明し、県境を超え新潟県村上市府屋まで歩くことになってしまう[24]。強風の中、歩き疲れた蛭子が通りがかったパチンコ屋での休憩を提案し、太川から1,000円だけ遊んできても良いと許可を得る。休憩後府屋に到着したが、12分遅れで最終のバスが出発した後であった[39]。当地で宿泊先の交渉に入ったが、台風の影響による粟島航路の欠航で周辺宿泊施設は満室という状態であり、太川が鼠ヶ関の前に立ち寄ったあつみ温泉で入手していたパンフレットで宿泊施設を探し、蛭子が電話で宿に予約、府屋駅まで迎車をしてもらいあつみ温泉に宿泊[24]。ちなみに翌朝も宿の厚誼で府屋駅まで送迎車で移動した[24]。しかし皆口々に「せっかくあつみ温泉を出て歩いた分が、台風のせいで車で逆戻りで再びあつみ温泉にきてしまった。結局歩きが無駄だったな」と振り返っていた。
新潟県胎内市新潟交通観光バス中条営業所で時間切れ、残り50km。
第9弾
ご厚意で休憩させて頂いた「香り芽本舗」ではワカメの試食をさせてもらい、蛭子が美味しいと褒めていた。更にお土産まで貰ってバスの到着時刻に外へ出てみると、スコールに見舞われた。[40]
第10弾
時計回りに四国を一周し、室戸岬足摺岬今治の3か所で必ず途中下車しなくてはいけない(シリーズ初のチェックポイント制)。
「道の駅日和佐」では三人揃ってすだちソフトクリームを堪能。[41]
徳島県日和佐駅-牟岐駅でバス運行区間が途切れてシリーズ最長となる15kmを徒歩で移動することとなってしまった[27]
川之江-箕浦間で途中、朝食(讃岐うどん)を取っていたとはいえ5kmの道のりを徒歩でなぜか3時間もかかっているが、番組内でその説明は無かった。
香川県琴平町琴参バス琴平営業所で時間切れ、残りの距離は仮に最短ルートで路線バスが通っていたとしても約100kmだった。
第11弾
大鳴門橋明石海峡大橋については最短の高速バス利用という特別ルールを設定[28]。大鳴門橋では高速道路を利用する淡路交通の淡路・徳島線に四国本土最後のバス停から淡路島最初のバス停まで乗車した。
淡路島を出て舞子を経て名谷に到着、この日はこれ以上進めないということで宿を探そうとした一行であったが[28]ベッドタウンである名谷には周辺に宿泊施設は一切無いとのことであったため、タクシーで宿を探すべく西に向かううち、舞子よりさらに西の明石まで来てしまった。タクシーで明石に向かう途中、蛭子がホテルらしき建物を発見したが、ラブホテルであった。
大阪府から奈良県への県境越えについて、大阪市内のバスターミナルで太川は四条畷駅から生駒登山口行きのバスが出ていると教えられ、住道駅から乗り継いで四条畷駅へ行くも、生駒登山口行きは住道駅から出ていることが判明、同区間を引き返して住道駅に戻ることになった。[28]
第12弾
太川がバスの終点(河合橋)を覚えていなかったことについて、蛭子がそれを揶揄したところ、太川が怒って仲違いしてしまった。それをゲストの加藤が「みんなして今日から覚えようよ、太川さん1人に委ねるのはよくない」と仲裁したところ、さらに蛭子が「太川さん一人じゃ心配だな」と発言したことで太川の怒りに油を注いでしまい、太川がカメラに向かって「もう今回で最後にしよう、最終回です」と言い放つ場面があった。
第12弾は2012年8月のロンドンオリンピック終了直後に撮影されたこともあってバス車中でもメダル獲得が話題となり、3日目に加藤が瑞浪駅の案内所でバス停について「駅の反対にはないんですか?」と尋ねたことでコミュニティバスのルートを発見できたことから、ゴール時に加藤に対してスタッフが用意した「金メダル」が贈呈された。
第13弾
群馬県と新潟県の県境である三国峠はバス路線がなく、徒歩で越えようとするも、太川が歩道の狭い国道17号線三国トンネルを日没後に歩くことは危険だと判断。あらかじめ新潟県側の旅館に宿泊する予定でいたため、その際の送迎を利用して峠を超えることにしたが、事前に紹介されていた旅館に連絡を取るもすべて断られ、途方に暮れることとなった。しかし、ゲストの田中が貝掛温泉の女将と知り合いだったため、閉館日であるにもかかわらず「友達限定」として送迎付きで宿泊することができ、難を逃れた。
第14弾
とよやまタウンバス車内で、乗車していた女性客たちに小牧市役所前で下車するよう勧められたが、ただ一人市民病院で降りるよう勧める男性客がいた。しかし女性客の声に圧倒されて小牧駅まで行ってしまい、結果として市民病院を3回通ることとなった。
ゴールへの最速到達記録を更新(4日目・13時40分着)。
第15弾
第6弾で訪れた野辺地駅前の「松浦食堂」に再度訪問。次のバスまで2時間待ちとなったため時間をつぶすつもりで一行は立ち寄ったのであるが、そこで太川がむつ方面のバスについて尋ねてみたところ、一行が把握していたバスより1時間以上早い便があることが判明する。
青森県むつ市の大畑駅で時間切れ、大間崎まで残り30km(バス1本
第16弾
番組史上でも稀に見るような、大きなルート選択を迫られる場面が多く、その度に頭を悩ます難問回となった。
ルート的には一部が第5弾と重複するのでその経験を活かせそうであったが、敢えてそれに頼らず新たなルート開拓を目指すとして「ザ・チャレンジ」というテーマを掲げたものの、結果的にはそれが仇となった。
1日目は、茂原到着までに、路線本数が多いと見込まれる千葉駅を経由するか否かが、最短ルートを志向したあまり決断を下せず、結果的には千葉駅を経由しないルートを選択した[42]佐原駅前への到着が21時を回ってしまい、夕食を番組史上初めてカラオケボックスで済ませた。
2日目は水戸駅から常陸大宮方面に向かうか、常陸太田市を経由して、常陸大子方面に向かうかを巡って決断が下せないまま、話し合いの最中に常陸太田行きのバスが出発してしまい、常陸大宮へ向かわざるを得なくなる。後に黒磯駅東野交通の営業所に立ち寄った際、磐城棚倉駅から白河駅までの路線バス(ジェイアールバス関東白棚線)が出ていたが、磐城棚倉には常陸大子からの方が距離的に近く、常陸大子に向かっていた方が有利だったとみられることが判明する。
3日目は烏山駅での待ち時間にこの地域の伝統行事である山あげ祭りの資料館を観光することにし、その際に太川が「途中に食べるところがなさそうだから」と、昼食を駅前にある食堂で観光後にとることを決めて予約を入れたものの、資料館までの途中に数件の食べ物屋があることが判明。太川が「今回、リーダーらしくない行動だったね」と反省の弁を述べたところ蛭子が「今回じゃなくていつもだよ」と失言をしてしまったために、太川が「僕がいつそんな行動をしたの!?」「どういうことだよ、それは!」と激怒。第12弾に続いてシリーズ終了の危機に見舞われた。
さらに烏山駅から西那須野駅への移動時に、バスの運転士からこの先のルートについて「(バスが駅東口に着くので)西口から黒磯方面のバスに乗るのが良い」とのアドバイスを貰ったにもかかわらず、最短ルートを志向するあまり東口から発車するすべてのバス路線を確認するのに時間を費やしてしまい、西口から発車する黒磯駅行きのバスをわずか2分差で逃してしまった[43]。さらにこのことで、第5弾でも乗車していた[44]黒磯駅から追分までの那須町民バスの最終便に間に合わず、翌日午前11時発の初便まで大幅なタイムロスを余儀なくされた[45]
4日目は、黒磯駅から郡山駅までのルートと使用したバス路線が、追分バス停から古関バス停までの徒歩および古関から白河駅、および白河駅から石川を経由して須賀川駅までを除いて、第5弾で使用したものとほぼ同じである[46]。古関で発車時刻の違うニ方面のバスがほぼ同時刻に到着、単線の列車交換のような形式になったことについては白棚線参照。
何とか4日目の19時過ぎに郡山駅まで辿り着いたものの、そこから会津若松までの直行便は高速バスしかなく、乗り継ぎでも当日中には到達できないことが判明し、止む無く断念。シリーズ初の2連敗となった。残りはおよそ60kmだった。

スタッフ[編集]

第15回現在(2013年8月31日放送分)[編集]

  • ナレーション:キートン山田(第2 - 15弾)
  • 構成:釜澤安季子
  • 撮影:高橋一博(第4,6,8 - 15弾)、野澤純平(第14,15弾)※第12,13弾はCA
  • 音声:山田亮佑(第7,12,13,15弾)
  • 編集:庄司裕幸(第3,6 - 8,12,15弾)
  • MA:宮嶌宏道(第15弾)
  • 音効:宇賀神守宏(第1 - 3,5 - 10,12 - 15弾)
  • リサーチ:野崎詩乃(第1,9,10,12 - 15弾)
  • 番宣:長江瑠奈(テレビ東京、第9,10,12 - 15弾)
  • 技術協力:コスモ・スペース(第1,2,4 - 15弾)、テクノマックス
  • AD:川﨑俊明(第14,15弾)
  • AP:市川佳子(第6 - 10,13 - 15弾)
  • 制作協力:ゼロス(第8弾までが「制作」名義)
  • ディレクター:相川武史(第6,9,10,12 - 15弾)、細工忠晴(第9,10,12 - 15弾)
  • プロデューサー:越山進(第9,10,12 - 15弾)、能登屋重男(第1,5 - 15弾)
  • 製作:テレビ東京、PROTX

過去のスタッフ[編集]

  • ナレーション:生野文治(第1弾)
  • チーフプロデューサー:斎藤勇(第9,10弾)
  • プロデューサー(第1 - 4弾まで) → チーフプロデューサー(第5 - 8弾まで):田中智子
  • プロデューサー:庄田早苗(第1 - 6弾)、村上徹夫(第4 - 6弾)
  • ディレクター(第2,3弾) → 演出(第4弾):遠藤英幸
  • ディレクター:小倉宣勇(第1弾)、鹿島健城(第1,5 - 7弾)、宮嶋輝彰(第2 - 5,8弾)、藤本貴之(第7弾)
  • AD:笹村啓太(第4弾)、成瀬陽介(第8弾)
  • AP:中村智子(第1 - 3弾)
  • リサーチ:小松崎靖代(第2弾)
  • 撮影:飛松賢一郎(第1弾)、古市義明(第2弾)、長崎太資(第2弾)、蓮本宗徳(第3弾)、田中智裕(第3弾)、難波敬一(第5,8,9弾)、田中健太(第4,5,7,10弾)、石川泰之(第1,6,7,12弾)、富沢剛(第13弾)
  • 音声:荒井保(第2弾)、小島英貴(第2弾)、浅野拓道(第3弾)、小林圭(第3弾)、谷口貴三男(第4,5弾)、山本直樹(第4,5弾)、星野聡太(第6弾)、大島草太(第8弾)、伊藤量一(第9弾)、落合大介(第10弾)、松島博昭(第14弾)
  • CA:野澤純平(第12,13弾)
  • 編集:佐藤良正(第2,9弾)、井上達生(第4,5,10弾)、堤晴人(第1,13弾)、本郷孝之(第14弾)
  • MA:武田明資(第6,9弾)、伊東謙二(第3,4,12,13弾)、大矢研二(第1,2,10,14弾)
  • 音効:江藤純(第4弾)
  • 番宣:大石淳子(テレビ東京、第1 - 5弾)、外池由美(テレビ東京、第6 - 8弾)
  • 衣裳協力:wb
  • 技術協力:HBCメディアクリエート(第3弾のみ)

DVD[編集]

いずれも、発売元:テレビ東京、販売元:ハピネットで、2014年4月2日発売。

  • ローカル路線バス乗り継ぎの旅 京都〜出雲大社編
  • ローカル路線バス乗り継ぎの旅 松阪〜松本城編

姉妹企画[編集]

土曜スペシャルでは路線バスを乗り継いで目的地を目指す本シリーズのほかにトラックや船を乗り継いだり、本シリーズとは逆に高速バスのみを乗り継いで目的地を目指す番組も企画・製作されている。

  • 『トラック乗り継ぎふれあい旅』
    • 『北海道〜東京 2000キロ トラック乗り継ぎふれあい旅』(2012年1月28日)
    • 『鹿児島〜東京 1800キロ トラック乗り継ぎふれあい旅2』(2012年6月30日)
    • 『北海道〜東京 2000キロ トラック乗り継ぎふれあい旅3』(2013年2月9日)
    • 『長崎〜東京 2000キロ トラック乗り継ぎの旅4』(2013年7月20日)
    • 『ナポリ〜パリ 2800Km 激走!ヨーロッパ トラック乗り継ぎ旅』(2013年12月21日)
    • 『東京〜網走1800キロ トラック乗り継ぎの旅5』(2014年2月22日)
  • 『相模湾(三崎〜湘南〜伊豆)160キロ船乗り継ぎ旅』(2012年5月5日)
  • 『北海道〜沖縄3000キロ!列島横断フェリー乗り継ぎの旅』(2013年4月13日)
  • 『鹿児島〜青森2,000km 高速バス限定!列島縦断の旅』(2013年12月7日)

脚注[編集]

  1. ^ 女性ゲストを「マドンナ」と呼ぶのは第4弾から。
  2. ^ a b c 待ってました! 太川陽介&蛭子能収の「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」DVD化決定 2013年12月27日付「ねとらぼ」(ITmedia)より。
  3. ^ 初期の頃は、バスの運転手に乗り換えについて質問する役目でもあった。
  4. ^ 第14弾で初めて明言。
  5. ^ 第4弾では「目的地」の宮島に向かうため宮島口からJRフェリーに乗船しているが、路線バスの旅としての物理的な終着地は宮島口であるため、このルールには抵触しない。
  6. ^ 淡路交通の舞子・津名線(ワールドパークおのころ〜高速舞子)は最後の1区間(鵜崎〜高速舞子)の一部のみ高速道路を走行する高速バス扱いの路線である。よってワールドパークおのころ〜鵜崎の区間がそれに該当するが、この回は「特別ルール」によって明石海峡大橋にあたる区間の高速道路を通ることができたため、「高速道路を使用しない区間」+「特別ルール」の合わせ技で一行は全区間を乗り通した。
  7. ^ 京浜急行バスの井30系統、東武バスウエストの新高01系統、西鉄バスの都市高速路線など。
  8. ^ 第13弾より表示されるようになった。
  9. ^ 第3弾までは太川と蛭子とゲストの3ショットから始まっていた。
  10. ^ 深夜までバスに乗っていて飲食店が閉まっていたり、山奥の宿で近所に飲食店がない場合は、宿で食事を取ることもある。。
  11. ^ 2日目まで概ね順調に来ていたのに突然、何時間もバスが無かったり、バス路線が無く長距離歩くことになったりする。また、統計的にそれが全体の結果を大きく左右することもある。
  12. ^ 第1弾では終始県名のみの表示。第3弾ではスタートからゴールまですべて北海道内だったため、バス移動中はバスの乗車区間、滞在中は滞在地の市町村名のみの表示で、徒歩移動は無かった。
  13. ^ a b c にっぽん列島横断 ローカルバス乗り継ぎの旅(テレビ東京)
  14. ^ a b この回はシリーズ化される前の単発企画であったためレギュラーおよびゲストという概念はないが、太川と蛭子がこれ以降シリーズにレギュラーとして出演するようになり、中島のポジションは第2弾目以降はマドンナ枠として女性ゲストが毎回入れ替わる形をとっているため、ここでは便宜上中島をゲストとしている。
  15. ^ a b c d e f g h 関東地区における19:00から放送終了までの視聴率および放送日同週(前の月曜日から次の日曜日まで)の教育・教養・実用部門での順位。いずれもビデオリサーチによる調査。上位ランクインのため備考に掲載。
  16. ^ バックナンバー2007年度 VOL.42 2007年 10月15日(月) 〜 10月21日(日)(ビデオリサーチ) (Internet Archive
  17. ^ 東海道 人情ふれあい珍道中 ローカル路線バス乗り継ぎの旅(テレビ東京)
  18. ^ バックナンバー2008年度 VOL.12 2008年 3月17日(月) 〜 3月23日(日)(ビデオリサーチ) (Internet Archive)
  19. ^ 秋の北海道縦断! ローカル路線バス乗り継ぎ ふれあい旅(テレビ東京)
  20. ^ a b 人情ふれあい珍道中!春の山陽道 ローカル路線バス乗り継ぎの旅(テレビ東京)
  21. ^ みちのく奥州街道 日光〜松島 ローカル路線バス乗り継ぎ 人情ふれあい旅(テレビ東京)
  22. ^ 冬の奥州街道(松島〜竜飛岬)ローカル路線バス乗り継ぎの旅(テレビ東京)
  23. ^ バックナンバー2010年度 VOL.9 2010年 2月22日(月) 〜 2月28日(日)(ビデオリサーチ) (Internet Archive)
  24. ^ a b c d 青森から新潟 ローカル路線バス乗り継ぎ人情ふれあい旅(テレビ東京)
  25. ^ 京都〜出雲 ローカル路線バス乗り継ぎ人情ふれあいの旅(テレビ東京)
  26. ^ 出雲から枕崎までローカル路線バスの旅(テレビ東京)
  27. ^ a b ローカル路線バス乗り継ぎ人情ふれあい旅〜四国ぐるり一周〜(テレビ東京)
  28. ^ a b c d 高松〜伊勢 ローカル路線バス乗り継ぎ人情ふれあい珍道中(テレビ東京)
  29. ^ ローカル路線バス乗り継ぎの旅 第12弾 松阪〜松本(テレビ東京)
  30. ^ 第11弾までは通常の『土曜スペシャル』の枠内(2時間)で放送されていたが、第12弾でシリーズで初めて放送時間が拡大された。3時間30分スペシャルとなった第13弾をはさんで、第14弾以降も2時間30分での放送となっているが、これは2013年4月から『土曜スペシャル』の通常編成時の放送時間が2時間30分となったことによるもので、特別編成ではない。
  31. ^ バックナンバー2012年度 VOL.36 2012年 8月27日(月) 〜 9月2日(日)(ビデオリサーチ)
  32. ^ ローカル路線バス乗り継ぎ人情ふれあい旅 東京〜新潟(テレビ東京)
  33. ^ バックナンバー2013年度 VOL.1 2012年 12月31日(月) 〜 2013年 1月6日(日)(ビデオリサーチ)
  34. ^ ローカル路線バス乗り継ぎ人情ふれあい旅 第14弾 名古屋〜能登半島(テレビ東京)
  35. ^ バックナンバー2013年度 VOL.17 2013年 4月22日(月) 〜 4月28日(日)(ビデオリサーチ)
  36. ^ ローカル路線バス乗り継ぎ人情ふれあい旅 第15弾 米沢〜大間岬(テレビ東京)
  37. ^ バックナンバー2013年度 VOL.35 2013年 8月26日(月) 〜 9月1日(日)(ビデオリサーチ)
  38. ^ ローカル路線バスの旅 第16弾 館山〜会津若松 ふれあい珍道中(テレビ東京)
  39. ^ この回が失敗に終わったことで「パチンコ屋に入ったせいで失敗した」と見做され、後のシリーズにおいて「衝動的な寄り道等の油断が失敗を招く」という意味の戒めとしてこの件を話題にされることが多い。また、道中パチンコ屋が視界に入った時などにふざけてパチンコに興味を示す態度を取った蛭子を太川が大袈裟にたしなめたり、蛭子自身がその誘惑を殺すパフォーマンスを見せたりもする。
  40. ^ 香り芽本舗の情報提供により、収録日が確定。
  41. ^ 道の駅日和佐の情報提供により、収録日が確定。
  42. ^ 太川が「もし千葉駅で泊まりになるようだったら、今日はみんな一旦家に帰って、明日の朝また集合しようか」(東京に比較的近く、朝早くから夜遅くまで電車があることから)と発言するなど、千葉駅を通るルート選択に消極的であった。
    ただし、この千葉駅を経由するルートを選択した方が結果的には最短ルートだったとの指摘もある。「ローカル路線バス乗り継ぎの旅 第16弾 館山~会津若松」の「正解ルート」まとめ。 - 旅行総合研究所タビリス
  43. ^ しかも、西口の階段上から蛭子がそのバスを目撃していたが行先までは判別できなかった。
  44. ^ ただし、黒磯駅のバス営業所で運転士から指摘されるまで、太川・蛭子ともそのことを失念していた。
  45. ^ 仮に西那須野駅で黒磯駅行きのバスに間に合っていれば、(第5弾のケースから推測しても)3日目までに福島県入りして、無事ゴール出来ていた可能性が高い。
  46. ^ ただし、当初は追分バス停から県境を越えた関の森公園バス停まで徒歩、そこから白河駅行きのバスに乗ることを想定しており、そのルートは第5弾と同様だった(出発時間に間に合わず、さらに次のバスまで4時間空いていたため、さらに古関まで歩くことを決めた。)
    なお、白河駅から石川を経由して須賀川駅に出るルートは第5弾で当初使用する予定だった(その時は白河駅で、天栄村を経由する方が早いことが判明したため、そちらに切り替えた。)
    また、第5弾では追分〜白河の関(関の森公園の次の停留所)間で宿泊しており、この区間で宿からの送迎を受けていたことや関の森公園(白河の関)〜白河駅間はバスが一日3本しかないなど前回の旅で得た沿線状況を太川、蛭子ともにほぼ忘れてしまっていたこともあり、経験を活かせずに終わった。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]