ロンドン旅客機爆破テロ未遂事件

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ロンドン旅客機爆破テロ未遂事件(ロンドンりょかくきばくはテロみすいじけん)は、2006年8月9日ロンドン警視庁イギリスからアメリカ合衆国へ向かう複数の旅客機を、飛行中に爆破する大規模テロ計画を未然に阻止した事件である。

ロンドン東部ウォルサムストーのフォレストロード上にたたずむ警察官。

概要[編集]

2006年8月9日ロンドン警視庁イギリスからアメリカ合衆国カナダへ向かう複数の旅客機(最大で10機と見られる)を爆破させる大規模なテロ計画を未然に阻止した。

この計画は、液状物質を使用し、アメリカ合衆国の主要都市上空で飛行中の旅客機を次々に爆破・空中分解させる計画としていた。

容疑者[編集]

国際テロ組織アルカーイダに関与しているとみられる24人を逮捕。24人のうち、22人がパキスタン系イギリス人と判明。

影響[編集]

この計画により、イギリスおよびアメリカ合衆国は、イギリス発アメリカ合衆国行きの民間航空機に対する警戒レベルを最高レベルまで上げた。

アメリカン航空コンチネンタル航空ユナイテッド航空エア・カナダの便がテロの対象となっていた。この影響で、液体物質の持ち込みが規制され、化粧品などを含む一切の液状、ゲル状の物質の飛行機への持込が禁止された。

また、影響で世界の一部の国際空港では航空機内に財布、貴重品を除く手荷物の持ち込みを禁止する措置をとった。また、ロンドン・ヒースロー空港は、すでに同空港へ向けて離陸した便を除くすべての航空機の着陸を禁止した。

また、ロンドン証券取引所の株価は日本時間8月11日の時点でこの影響で反落した。

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