ロバート・ヴェンチューリ

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母の家

ロバート・ヴェンチューリ(Robert Venturi, 1925年6月25日 - )はポストモダン建築家

プリンストン大学卒業後、ローマに留学。エーロ・サーリネンルイス・I・カーンに師事した後、フィラデルフィア建築設計事務所を構えている。1954年から1965年までペンシルベニア大学で教鞭を執った。作品に「母の家」(Vanna Venturi House 1963年)、ロンドンナショナルギャラリー増築(セインズベリ棟)、アメリカワシントン州シアトル美術館などがある。日本の日光に存在する大江戸温泉物語湯屋日光霧降(元のメルパルク日光霧降)は彼の作品の中でも高い評価を得ている。1991年プリツカー賞を受賞。

主著『建築の多様性と対立性』(Complexity and Contradiction in Architecture、1966年)、『ラスベガス』(Learning from Las Vegas、共著 1972年)などにおいて、禁欲的に装飾を否定したモダニズム建築を批判し、ポストモダンを提唱した。またミースの標語 "Less is more" (少ないほど、豊かである)を "Less is bore"(少ないほど、退屈である)と皮肉った。 モダニズム、ポストモダニズム、そして脱構築主義が主流を占める昨今の建築界において、彼のような作風をもった建築家は稀有な存在といえる。

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