ロバート・ライト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

ロバート・ライト(Robert Wright、1957年生)はアメリカのジャーナリスト科学作家で、進化心理学歴史宗教ゲーム理論などを専門としている。ペンシルベニア大学の客員研究員であり、ニュー・アメリカン財団のシュワルツ上級研究員である。

ライトは自分自身を「軍人っ子」だったと述べている。オクラホマ州ロートンの南部バプティスト家庭に生まれ、ロートンとサンフランシスコで育った。ライトは一年間テキサスクリスチャン大学で学び、その後プリンストン大学へ移った。後年、社会と国際関係に関する学際的な学位を取得して卒業した。

大学では作家のジョン・マクフィーらに学んだ。マクフィーのスタイルはライトの最初の著作に明確な影響を与えた。 妻のリサと二人の娘と共にプリンストンに在住している[1]

経歴[編集]

ライトはザ・サイエンシズ紙およびのちにニュー・リパブリック誌の上級編集者、ウィルソン・クォータリー誌の編集者となった。彼はまた寄稿編集者としてニュー・リパブリック(TRBコラムの共同執筆者である)、タイム紙、スレート誌、アトランティック・マンスリー誌、ザ・ニューヨーカー誌、ニューヨークタイムズ・マガジン紙に関わっている。またたびたびニューヨークタイムズ紙に寄稿する。

ニューヨークタイムズ・ブック・レビューは1994年のベストブック12冊にライトの『モラル・アニマル』を選んだ。これは12カ国語に翻訳され、世界的なベストセラーとなった。『ノンゼロ:人の運命の論理』はニューヨークタイムズブックレビューが2000年の特筆すべき一冊に選んだ。これは9カ国語に翻訳された。フォーチュン誌は「現代の最もスマートなビジネス書75冊」に『ノンゼロ』を選んだ。サイエンスマガジンに書いたコラム『インフォメーション・エイジ』ナショナル・マガジン賞エッセイ・論評部門を受賞した。

ライトは2005年に、ジャーナリストのミッキー・カウスとともに Bloggingheads.tvを開始した。Bloggingheads.tvはオンラインで様々な政治的立場のコメンテーターが時事問題に関する対談行い、その様子をwebカメラで配信している。またライトは政治学者フランシス・フクヤマ、兵器の専門家ジェフリー・ルイス、地球温暖化に懐疑的なワシントンポストのコラムニストジョエル・アッフェンバッハへのインタビューをBloggingheads.tvで配信した。同様にMeaningofLife.tvでは思想家、科学者、神学者らへ宗教や精神についてのインタビューを配信している。

著作[編集]

  • Three Scientists and Their Gods: Looking for Meaning in an Age of Information. HarperCollins, 1989. ISBN 0-06-097257-2
『三人の「科学者」と「神」―情報時代に「生の意味」を問う 』野村 美紀子訳 どうぶつ社 (1990/10)
  • The Moral Animal: Why We Are the Way We Are: The New Science of Evolutionary Psychology. Vintage, 1994. ISBN 0-679-76399-6
『モラル・アニマル 上・下』小川敏子訳 講談社 (1995/09)

脚注[編集]

外部リンク[編集]