ロシア宇宙主義

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ロシア宇宙主義: Russian cosmism)とは、20世紀初頭のロシアで発生した宇宙を中心とした哲学的・文化的運動である。ロシア宇宙論とも呼ばれるが、いわゆる宇宙論とは直接の関係はない。ロシアではロシアとは冠せず、Космизм(宇宙主義)と呼ばれている。

概要[編集]

ロシア宇宙主義は自然哲学を基盤として宗教倫理学の要素を組み入れたもので、宇宙人間の起源・進化・未来の歴史と哲学を扱う。西洋と東洋の哲学的伝統の要素を組み合わせ、さらにそこにロシア正教の要素も組み入れている。

ロシア宇宙主義の多くの考え方は後にトランスヒューマニズムへと発展した。

代表的なロシア宇宙主義者:

ニコライ・フョードロヴィッチ・フョードロフ(1828年-1903年)
科学的技法による急進的な延命、不老不死、死者の復活などを提唱した。
コンスタンチン・ツィオルコフスキー (1857年-1935年)
宇宙開発宇宙工学の理論面での先駆者。1903年に出版した『Исследование мировых пространств реактивными приборами』 (反応機器を使った宇宙空間の探検)は、宇宙旅行を真面目に科学的に扱った世界初の書籍であった。彼は宇宙移民によって人類が種として完成し、不死性を獲得すると信じていた。また、"animated atom"(生きている原子、汎神論)や "radiant mankind"(輝ける人類)といった考えを生み出した。
ウラジミール・ベルナドスキー (1863年-1945年)
ノウアスフィアの提唱者。
アレクサンドル・チジェフスキー(Alexander Chizhevsky, 1897年-1964年)
Heliobiology(太陽生物学?)

引用[編集]

コンスタンチン・ツィオルコフスキー: 「地球は人類のゆりかごだが、人類が永遠にゆりかごに留まることはないだろう」

参考文献[編集]

  • Michael Hagemeister: Russian Cosmism in the 1920s and Today. In: Bernice G. Rosenthal (ed.): The Occult in Russian and Soviet Culture, Ithaca, London: Cornell UP, 1997, pp. 185-202. ISBN 0-8014-8331-X

外部リンク[編集]

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