ロサ・ギガンティア

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ロサ・ギガンティア
Rosa gigantea.jpg
ロサ・ギガンティア Rosa gigantea
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: バラ目 Rosales
: バラ科 Rosaceae
: バラ属 Rosa
: R. gigantea
学名
Rosa gigantea
Collett ex Crép. 1888
シノニム

(本文参照)

和名
大花香バラ、ギガンテアバラ

ロサ・ギガンティア (Rosa gigantea) は、ヒマラヤ山脈山麓・標高1000-1500m地帯のインド北東部、ミャンマー北部、中華人民共和国南西部(雲南省)を原産地とするバラ科バラ属

概要[編集]

その名が示す通り("giganteus"はラテン語で「巨大な」を意味する)、バラの中でも最も大きな種である。つる性のバラで、頑丈な鉤状のとげで高さ20m以上の他の樹木の樹冠まで登る。葉は半常緑で長さ15-25cmの複葉(通常7枚の長さ4-8cmの小葉を持つ)。は白か、クリーム色か、黄色で、直径10-14cmとあらゆる野バラの中でも最大である。は黄色またはオレンジで直径2.5-3.5cm、堅牢でしばしば翌年の春まで越冬し、次の花が咲くまで残っている。

シノニム[編集]

シノニムとされるものを以下に記す。

  • R. gigantea
  • R. duclouxii
  • R. macrocarpa
  • R. xanthocarpa

R. macrocarpaR. xanthocarpa はインドのバラの権威であるジョージ・ワット卿が、1888年にインドのマニプル州で発見し記載した。これらは現在では同じ種であると考えられている。異なっている点として主張された R. macrocarpa の特徴(より深い黄色の花、4-7枚の小葉を持つより大きな葉、大きな黄色の実)は、一貫性がない。

交配[編集]

ロサ・ギガンティアとティー・ローズあるいはハイブリッド・ティーが交配され、ベル・ポルテュゲーズやラ・フォレットなどの品種が生み出された。