ロイヤルヒロインマイルステークス

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ロイヤルヒロインマイルステークス
Royal Heroine Mile Stakes
競馬場 サンタアニタパーク競馬場
創設 1998年
距離 1マイル
(8ハロン・約1609メートル
格付け G2(2007年-)
賞金 賞金総額 250,000ドル2009年
出走条件 サラブレッド3歳以上牝馬
負担重量 3歳 118ポンド、古馬 123ポンド
G1未勝利馬は2ポンド減、G2未勝利馬は4ポンド減、G3未勝利馬は6ポンド減
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ロイヤルヒロインマイルステークスRoyal Heroine Mile Stakes)は、アメリカ合衆国サンタアニタパーク競馬場1マイル(8ハロン、約1609メートル)で行われているサラブレッド3歳以上牝馬限定による競馬G2平地競走である。

日本では主に旧称のキャッシュコールマイル招待ステークスCashcall Mile Invitational Stakes)で知られる。

概要[編集]

1998年にロイヤルヒロインステークスとして創設されたもので、当初はリステッド(準重賞)競走であったが、後の2001年の第4回からG3に格付けされ、2007年の第10回からはG2に格上げされている。ロイヤルヒロインは1984年の第1回ブリーダーズカップマイル優勝馬である。

2006年より金融会社のキャッシュコール社がスポンサーとなって賞金額が大幅に増額され、競走名もキャッシュコールマイル招待ステークスに変更された。同時期に行われるアメリカンオークスとともに招待競走であり、2007年はG2格付けながらアメリカンオークスを上回る賞金総額100万ドルを誇る競走であった。特に2006年と2007年には日本からの遠征馬が出走しており、日本の競馬ファンにもその存在が認知された。しかし2009年にキャッシュコールがスポンサーを撤退し、競走名が再びロイヤルヒロインに戻るとともに、賞金額も従来のG2相応の額に引き下げられてしまった。

歴代優勝馬[編集]

回数 施行日 優勝馬 性齢 タイム 優勝騎手 管理調教師
第4回 2001年7月7日 Kalatiara 牝4 1分34秒41 Chris McCarron Ronald L. McAnally
第5回 2002年7月6日 Surya 牝4 1分34秒73 Kent Desormeaux Robert J. Frankel
第6回 2003年7月5日 Magic Mission 牝5 1分34秒25 Corey Nakatani Neil Drysdale
第7回 2004年7月3日 Janeian 牝6 1分34秒79 Kent Desormeaux W. Bret Calhoun
第8回 2005年7月3日 Intercontinental 牝5 1分34秒33 Jerry Bailey Robert J. Frankel
第9回 2006年7月1日 Dance in the Mood 牝5 1分33秒33 Victor Espinoza Kazuo Fujisawa
第10回 2007年7月6日 Lady of Venice 牝4 1分33秒56 Julien Leparoux Patrick Biancone
第11回 2008年7月5日 Diamond Diva 牝4 1分34秒07 David R. Flores James Cassidy
第12回 2009年7月11日 Tuscan Evening 牝4 1分33秒71 Rafael Bejarano Jerry Hollendorfer
第13回 2010年7月3日 Gotta Have Her 牝6 1分34秒98 Taylor Baze Jenine Sahadi
第14回 2011年7月4日 Celtic Princess 牝7 1分33秒74 Rafael Bejarano A. C. Avila
第15回 2012年7月7日 Quiet Oasis 牝4 1分35秒06 Mario Gutierrez Ben D. A. Cecil
第16回 2013年7月6日 Schiaparelli 牝5 1分34秒11 Joe Talamo Mike Puype
第17回[1] 2014年6月28日 Parranda 牝5 1分35秒27 Elvis Trujillo Jerry Hollendorfer
競走名
  • 第1回-第7回 - ロイヤルヒロインステークス
  • 第8回 - ロイヤルヒロインインビテーショナルステークス
  • 第9回-第11回 - キャッシュコールマイルインビテーショナルステークス
  • 第12回- - ロイヤルヒロインマイルステークス
格付け
  • 第4回-第9回 - G3
  • 第10回- - G2
距離
出走条件

日本調教馬の成績[編集]

施行日 馬名 性齢 騎手名 管理調教師 着順
第9回 2006年7月1日 ダンスインザムード
Dance in the Mood
牝5 ビクター・エスピノーザ
Victor Espinoza
藤沢和雄
Kazuo Fujisawa
1着
第10回 2007年7月6日 キストゥヘヴン
Kiss to Heaven
牝4 ビクター・エスピノーザ
Victor Espinoza
戸田博文
Hirofumi Toda
4着
ディアデラノビア
Dia de la Novia
牝5 岩田康誠
Yasunari Iwata
角居勝彦
Katsuhiko Sumii
5着
コイウタ
Koiuta
牝4 内田博幸
Hiroyuki Uchida
奥平雅士
Masashi Okuhira
9着

コイウタ事件[編集]

2006年の開催ではコイウタの負担重量をめぐって、日本側と主催者側でトラブルがあった。コイウタの前走ヴィクトリアマイルは、2006年の格付けが「JpnI」で、国際格付け基準に則った「G1」には満たないものだった。しかしレース当日になって主催者側はこれを「G1」として扱うことに変更したため、コイウタの負担重量が急遽4ポンド(約1.8kg)増やされてしまった[2]

詳細はコイウタ#「コイウタ事件」参照。


出典[編集]

  1. ^ 2014年レース結果 - racingpost、2014年6月30日閲覧
  2. ^ 『ニッポン競馬のからくり』,増田知之,東邦出版,2009,p120-121

関連項目[編集]