レーザー誘導

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
ペイブウェイIIIのシーカー部。

レーザー誘導(レーザーゆうどう)は車両航空機から照射されるレーザービームによってミサイル誘導爆弾を目標へ誘導する技術である。

いわゆるレーザー誘導には、下記のようなものが含まれる。

LOSBR誘導式はもっとも初期から運用されていたものであるが、現在では他二者にとってかわられて、あまり用いられなくなっている。

目標に照射されたレーザーの反射光は円錐状に広がり、ミサイルの誘導装置が捕捉する際にはすでに微弱であるために、高感度のレーザー検出器はノイズを減らす為に低温に冷やされる。ミサイルは円錐状に広がるレーザー反射光の中心に向かって誘導されるが、ミサイルが目標に命中するまでレーザーの照射を続ける必要がある。レーザー光は信号を乗せるために変調される場合もある。

レーザー誘導方式は十分にレーザー光を反射しない目標に対しては使用できない。反射を防いだり減衰させる特殊な塗装が施されている場合は不適である。また、近代的な軍用車両に広範に搭載されるレーザー測距儀の使用はレーザー誘導兵器の命中率を下げる要因となる。