レンズマウント

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引き伸ばしレンズのLマウント
引き伸ばしレンズのLマウント

レンズマウントLens Mount)は、レンズ交換式の光学機器において、レンズとボディーを接続する箇所のことである。

目次

[編集] 種別

レンズマウントはその装着形態から「ねじ込み式」と「バヨネット式」、「スピゴット式」の3種類に分けられる。スピゴット式もバヨネット式の一種という解釈もあるが、当記事においては区分しておく。

[編集] ねじ込み式

M37マウント。旭光学アサヒフレックスに採用
M37マウント。旭光学アサヒフレックスに採用

ねじ込み式マウントとは、マウントとレンズ接合部とにネジが切られており、レンズを回転してボディにねじ込んで装着する形式である。スクリューマウントとも言う。ライカLマウントやM42マウント(プラクチカスクリューマウント)がその代表例である。現在においては旧式のマウントと認識されているものの、レンズ脱着でネジの磨耗はあってもマウントフランジ部の擦削がなくフランジバックが狂わないためバヨネットマウント草創期当時はこちらを支持するプロも多くいたという。またイレギュラーな使い方ではあるが、ねじ込みを弛めることによって接写効果を高めるような使い方も出来る。第一線からは退いたものの構造のシンプルさゆえにいまだ現役のマウントもある。しかし多くのメーカーが撤退したため、便宜上当時の公式名称よりもマウント口径を現すM○○マウントと呼ばれることが多い。

[編集] レンジファインダーカメラ用

  • ライカLマウント(通称L39マウント、またはLマウント) - 内径39mm、ピッチ1/26インチ、フランジバック28.8mm、標準レンズ焦点距離51.6mm。ライカ(旧エルンスト・ライツ社・ドイツ)が初めて採用した。当初は単にライカマウントと呼んでいたがライカM3以降バヨネット式Mマウントに移行し、ライカLマウントと呼ばれるようになった。レンズはアダプターでMマウント化することができる。ライカマウントレンズの一覧に見るように多数のカメラボディーや写真レンズに採用され、現在も引伸レンズにて採用されている。なお、当初はフランジバックが不定で、そのころのライカは1台ごとに調整して出荷されていた。このため、レンズは交換してもピントが厳密には合わなかった。
  • フェドFEDマウント - 内径39mm、ピッチ1/26インチ、フランジバック不定(28.3mm+-0.2mm程度)。このほかねじの切り始め位置がLマウントと異なる。ソビエト製のライカコピーカメラ「FED」の戦前モデルにのみ採用されている。正規に決定されたマウントではなく、ソビエト連邦でFEDを生産するときに、フランジバック統一前の複数のライカをコピーしたため、複数のフランジバックのFEDが混在して製造され、フランジバックが不定のマウントになってしまったものである。交換レンズは存在したが、いずれも焦点距離は短く口径も小さかったため、当時の感材のレベルではそれほどフランジバックの差は問題にならなかった。戦後になって、FEDにも正規のLマウントが使われるようになった。
  • メオプタ オペママウント - 内径37mm、ピッチ1/26インチ、フランジバック27.5mm。チェコスロバキアの光学メーカーメオプタで作られたレンズ交換式カメラ・オペマ専用のマウント。

[編集] 一眼レフカメラ用

  • アサヒフレックス専用マウント(通称M37マウント) - 内径37mm、ピッチ1mm、フランジバック:45.5mm。1952年に登場した世界初のクイックリターンミラー方式を採用した日本製の最初期の一眼レフカメラである旭光学工業アサヒフレックスAsahiflex )シリーズで採用された専用マウントである。フランジバックがプラクチカスクリューマウントと等しかったため、後のペンタプリズムを搭載したプラクチカスクリューマウント機であるアサヒペンタックス時代には、従来のユーザーのためにアサヒフレックスマウント化できる純正アダプターが無償配布された。
  • ゼニット専用マウント - 内径39mm、フランジバック45.46mm。旧ソ連製カメラであるゼニットで採用された専用マウント。機械的にはライカLマウントと同じなのでレンズをはめることはできるがフランジバックが異なるためピントは合わない。レンズをM42マウントにはめるためのマウントアダプターが存在するが、ゼニット専用M39マウントのほうがフランジバックが若干短いので無限遠は出ない。
  • プラクチカスクリューマウントまたはM42マウント - 内径42mm、ピッチ1mm、フランジバック(1948年当時45.7mm、現在は45.46mm。旧東独のカメラ製造人民公社(V.E.B. K.W. )により発売されたプラクチフレックス2にて初めて採用され、同社より翌年の1949年に発売されたプラクチカFXの登場によってプラクチカスクリューマウントの名称が定着する。構造が単純で容易に製造できたことから当時の一眼レフカメラ製造技術にはちょうど良く、JISDIN規格化されたこともあり、交流には大きな壁があった当時の共産圏に留まらず世界の大小問わず多くのメーカーに採用され一時は事実上の統一規格であった。そのため非常に多くの種類のレンズが存在し、その全容を把握することは不可能であるとさえ言われる。代表的な製品は日本カメラメーカーである旭光学工業より発売されたアサヒペンタックスシリーズである。しかしねじ込み式マウントの構造上機能拡張が困難で、またレンズ着脱もバヨネット式マウントに比べ手間を要する。プラクチカスクリューマウント採用メーカーの中には独自の拡張により開放測光機能の追加や絞り値優先露出機能の実現などの改良を行ったメーカーもあったが、これはプラクチカスクリューマウント最大の利点でもあるメーカー間の互換性を失わせる原因にもなる。これらのことからカメラ製造技術の進歩とともに徐々に衰退した。しかしそれは各メーカーが新規マウントの開発を推進する契機ともなり、このマウントを"卒業"していくことで各社が新しいAEカメラの時代に突入していった。本家のプラクチカがバヨネット式マウントに移行するに至ってプラクチカスクリューマウントの名称もついに影をひそめ、そのマウント径の規格から呼ばれるようになったM42マウントの呼称が定着していった。日本製では長らく新たなカメラが発売されることはなかったが、近年コシナからベッサフレックスTMが発売された。ちなみに電子製品にとっては過酷な極寒冷地であるロシア製の機械式カメラ、レンズ製品ではいまだに現役のマウントである。

[編集] シネカメラ、CCDカメラ用

  • Cマウント - 内径25.4mm(1インチ)、ピッチ0.794mm(32山/1インチ)、フランジバック17.526mm。16mmシネカメラ用汎用マウントであり、フジカZC1000やボリュー(Beaulieu)等8mmシネカメラの一部も採用した。その後ビデオカメラ、防犯用CCDカメラ内視鏡を始めとした多くの光学機器で広く使われるようになった。
  • CSマウント - Cマウントのフランジバックを12.5mmとしたもの。小型のCCDセンサーを使う場合、レンズの焦点距離を短くする必要があるため、フランジバックを短くした。
  • Dマウント - 主にダブル8のカメラで使用された。内径15.875mm(5/8インチ)、ピッチ0.794mm(32山/1インチ)、フランジバック12.29mm。

[編集] マクロ写真用

  • RMSマウント - RMSスレッドとも呼ばれる。内径20.32mm(0.8インチ)、ピッチ0.706mm(36山/1インチ)。王立顕微鏡学会(RMS)に由来する顕微鏡対物レンズのマウント規格。写真用としては、ベローズなどを併用する前提でマクロ写真用のレンズに採用された。かつてカール・ツァイス(含カール・ツァイス・イエナ)、エルンスト・ライツ(現ライカ)、ニコン、オリンパス、ミノルタ、キヤノン等がこのマウントのマクロ写真用レンズを販売していたことがある。

[編集] バヨネット式

KAF2マウント。ペンタックスのAF一眼レフカメラに採用
KAF2マウント。ペンタックスのAF一眼レフカメラに採用

3~4箇所の爪部分がマウントとレンズ接合部につけられており、ボディ側の空いてる箇所にレンズ側の爪を差し込み、そのままひねる事で装着が可能。脱着が容易なため、古くはコンタックスマウント、ライカMマウント、ニコンFマウント、新しいものではキヤノンEFマウントなどほとんどのカメラにおいてこの方式が採用されている。語源はソケット式の銃剣Bayonet )を銃に装着する動作とレンズを装着する動作が酷似していることから来ている。
内爪型と外爪型、あるいは内外双方に爪を持ったダブルバヨネット式が存在し、中でも外爪型はスピゴット式と見た目が酷似するため紛らわしくなっているが、レンズ側を回転させることによって装着する方式がバヨネット式である。ほとんどのマウントはレンズを装着する時、焦点を無限遠から合わせる時、絞りを開放側に合わせる時は時計回りにレンズを操作するが、コンタックスマウントとその準互換マウントであるニコンSマウント、及びニコンFマウントやオリンパスペンFマウントなど、反時計回りに操作するものも存在する。

[編集] レンジファインダーカメラ用

  • コンタックスマウント -口径:44.0mm。フランジバック:31.75mm、標準レンズ焦点距離:52.2mm。ツァイス・イコン社のコンタックス、そのロシア製コピーであるキエフが採用する。反時計回りにレンズを回して装着する。
  • コンタックスGマウント - 口径:44.0mm。フランジバック:29.0mm。コンタックスGシリーズに採用。コンタックスマウントとの互換性はない。レンズ交換の際にレンズが回転せず締め付けリングにより固着するという概念では後述スピゴットマウントにあたるという解釈もある。
  • ニコンSマウント - フランジバック:31.95mm、標準レンズ焦点距離:51.6mm。S型ニコンに採用。反時計回りにレンズを回して装着する。コンタックスマウントと機械的に互換性があるが、標準レンズの焦点距離が異なるため距離計動作に誤差が生じ、長焦点レンズの場合にはピント合わせの精度に問題が出る。また組み合わせによってはボディーレンズどちらかに傷を付ける場合もある。
  • ライカMマウント - 口径:43.9mm。フランジバック:27.8mm、標準レンズ焦点距離:51.6mm。M型ライカに採用された。このMマウントはコニカKMマウント、フォクトレンダーVMマウント、ローライRMマウント、ツァイス・イコンZMマウント、エプソンEMマウント等他のメーカーも名前を変えて採用している。

[編集] 一眼レフカメラ用

  • オリンパスペンFマウント - 口径41.0mm、フランジバック28.95mm。オリンパスペンFシリーズに採用。OMマウントのレンズを装着できるメーカー純正アダプターが存在する。
  • キヤノンEFマウント - 口径54mm、フランジバック44mm。キヤノンのEOS650から採用された、新世代のオートフォーカス一眼レフ用完全電子制御化マウントである。従来の各社のマウントと比較して一見して分かるほど大口径であるのが特徴である。各種情報、動力の伝達手段から機械的な連動を完全に無くし、超音波モーター搭載レンズの早期実現や自動絞り対応アオリ付きレンズの実現が可能となった。絞り値もボディ側で制御されるようになったため絞り環はない。

    詳細はキヤノンEFレンズマウントを参照。

  • 京セラAFマウント - 口径50.0mm、フランジバック45.5mm。オートフォーカス駆動モーター内蔵のテレコンバーターを介してコンタックスRTSマウントレンズの使用可能。
  • コニカFマウント - 口径:40mm、フランジバック:40.5mm。コニカFより始まる初期の一眼レフに採用された。口径が小さいために連動機構はマウントフランジ外に設置されている。
  • コニカARマウント - 口径47mm、フランジバック40.5mm。シャッター速度優先AE一眼レフであるコニカオートレックス(輸出用ではオートレフレックス)より採用された。コニカFマウントの口径を拡大したマウントである。それによって連動機構もマウント内に収まった。TTL開放測光に対応したコニカFTA以降からはF値セット用のリングが追加されている。
  • コンタックスRTSマウント - 口径48.0mm、フランジバック45.5mm。コンタックスNシリーズを除く京セラ(ヤシカ)コンタックス一眼レフに採用。ヤシカはバヨネットマウント採用以前はM42マウントを採用しており、このマウントの寸法・登場経緯もペンタックスKマウントとよく似ている。
  • コンタックスNマウント - 口径55.0mm、フランジバック48.0mm。オートフォーカスライカ判一眼レフコンタックスNシリーズに採用。キヤノンEF同様完全電子制御。はじめからデジタル一眼レフの時代を考慮して設計されていることもあり非常に大きく、ライカ判用マウントとして最大口径を持つ。またコンタックス645シリーズとの親和性を考慮して設計されている。完全主義のツァイスがデジタル化への最低限のサイズとして採用したが大口径故に大柄なシステムは不振を招いた。
  • コンタックス645マウント - 口径72.0mm、フランジバック64.0mm。オートフォーカス645一眼レフコンタックス645シリーズに採用。完全電子制御。
  • シグマSAバヨネットマウント - フランジバック44.0mm。シグマ製オートフォーカス一眼レフカメラのSA-300より採用されたオートフォーカス対応マウント。シグマはマニュアルフォーカス機時代にKマウント機SA-1を発売していたが、電子接点やAF機能が追加された「拡張Kマウント」は規格が非公開であったため、オートフォーカス化とともに新規マウントに切り替えた。Kマウントのバヨネット部を流用し、フランジバックの変更(キヤノンEFマウントと共通)に加え、独自の電気接点を設けることによって完成した。レンズメーカーらしい発想のマウントである。SAバヨネットマウントには、SA-IBマウント(内爪)のほかに、大口径レンズでの使用を想定したSA-OBマウント(外爪)が同居しているが、シグマからSA-OBマウント対応レンズが開発されることはなかった。ちなみに同社のカメラ同士でも外爪の形状には若干の違いが見られる。14年にわたって装備されていたSA-OBマウントだが、SD14の開発に際して対応レンズの開発予定が(永久に)なくなったこと、また防塵・防滴性能の向上などを理由についに姿を消した。
  • タムロンアダプトールマウント - タムロンのマニュアルフォーカスレンズ製品は独自の外爪型バヨネットマウントに対応し、アダプトールと呼ばれる外爪型バヨネットマウントを持ったマウントアダプターを仲介することで各社の独自マウントに対応している。
  • ニコンFマウント - 口径44mm、フランジバック46.5mm。日本光学工業最初の一眼レフニコンF以来現在も機械寸法的には全く変わっておらず、50年近くの長期に渡ってニコンの一眼レフに採用され続けているマウント。反時計回りにレンズを回して装着する。機械寸法は変更されていないが、情報/動力伝達機能を追加することでオートフォーカス超音波モーター手ぶれ補正機構を搭載したレンズに対応している。ただしオートフォーカス機のほとんどではマニュアルフォーカスレンズを装着した場合に測光ができないなどの問題があり、互換性の面から見て別のマウントであるという意見もある。また軽量化・コストダウンを図るため絞り環を省略したレンズも登場したが、手動で絞り環を動かす必要があるマニュアルフォーカス機では最小絞りでしか使用できない。富士フイルムコダックのデジタル一眼レフにも採用。海外ではキエフ(カメラ)やフェニックスが採用している。長期間堅持してきた規格らしくタイプの派生も多様である。詳しくはニコンのカメラ製品一覧の該当項目を参照のこと。
  • ハッセルブラッド1600Fマウント - フランジバック82.1mm。ハッセルブラッドのフォーカルプレーンシャッター式6×6cm判一眼レフ、1600F1000Fに採用。2000・200シリーズは別のマウントである。ロシアのキエフ88Kiev88 )カメラと口径と線条の位置・数が似ているがフランジバックも異なり(キエフ88は81mm?)、キエフ88用レンズでは固定ピンが必要なため、レンズが固定されなかったりボディに傷を付けたりすることがあるので、レンズの装着には注意を要する。
  • ハッセルブラッドVマウント - 口径69.0mm、フランジバック74.9mm。1600F1000Fを除くハッセルブラッドの6×6cm判一眼レフに採用。ハッセルブラッド500シリーズの登場以降、2000・200(フォーカルプレーン)シリーズに採用され、現行のいわゆるVシリーズのマウントの規格である。レンズを取り付けるときにはレンズ・ボディともチャージ状態で行なわないとはまらない。なおフォーカルプレーン機の2000・200シリーズをフォーカルプレーンモードで使うときはこの機構は必要ない。FEシリーズレンズはマウントに互換性があるがシャッターが内蔵されていないので、シャッターを持たない500シリ−ズには使用できない。
  • フジカXマウント - 口径40.8mm、フランジバック43.5mm。プラクチカスクリューマウントから移行するにあたりフジカ(富士写真フイルム)が一眼レフに採用したバヨネットマウント。プラクチカスクリューマウントとの親和性が高く、専用アダプター経由で同社旧レンズの使用も考慮されている。
  • ペンタックス(旧:アサヒペンタックス)67マウント - 口径72.0mm、フランジバック84.95mm。旭光学工業初のバヨネット式マウント。ライカ判のねじ込み式マウント機で得たノウハウを生かし、1969年に発売された120フィルム使用6x7cm判一眼レフカメラであるアサヒペンタックス6×7に採用された。レンズの口径を大きくするため、レンズの焦点距離によって内爪と外爪を使い分けるダブル・バヨネット式を採用している。なお現在もこのマウントはそのまま使用されている。
  • ペンタックス(旧:アサヒペンタックス)Kマウント - 口径約45mm、フランジバック45.46mm、装着角:65度(右回転)。旭光学工業より1975年に発売されたペンタックスKシリーズ機以降のライカ判一眼レフカメラに採用。名称の由来は「King of SLR」。従来のプラクチカスクリュー(M42)マウントの連動機能の限界から開発された。当時のバヨネット式マウントとしては比較的後発のマウントであったため始めから機械式絞り値連動機能を持ち、絞り優先AEが可能である。ユニバーサルマウントを目指し規格を公開したため、マニュアルフォーカス時代には国内外の様々なメーカーに採用された。後にマルチモードに対応のために電子接点が追加され、その拡張マウントの規格は非公開となったものの、マニュアルフォーカス時代には大きな影響はなかったようである。基本的な連動機構が機械的に行われているため新旧機種同士の互換性の保持が容易であり、そのままオートフォーカス化も実現した。オートフォーカス対応レンズも初代Kマウント機でマニュアルフォーカスレンズとして使用可能であるが、最新のデジタル専用レンズでは絞り環が省略され、イメージサークルの違いもあり、旧銀塩機種での使用は保障されていない。逆に初期のマニュアルフォーカスレンズは一部制約があるが最新のデジタル一眼レフでも使用可能であり、互換性の意味ではニコンのFマウントとは大きく異なる。
  • ペンタックス110マウント - 装着角:80度。1979年に発売された110フィルム使用レンズシャッター一眼レフ機であるペンタックス・オート110シリーズ機に採用。
  • ペンタックス645マウント - 口径72.0mm、フランジバック70.87mm。1984年に発売された120フィルム使用6x4.5cm判一眼レフカメラである『ペンタックス645』に採用された。ペンタックス(当時旭光学工業)ではもっとも新しいマウントであるため、初めからマルチモード機能対応の電子情報接点を持ち、現在はオートフォーカスに対応している。純正マウントアダプターによって開放測光、絞り値連動でSMCペンタックス67レンズが使用可能である。
  • マミヤ645マウント - 口径62.0mm、フランジバック64.0mm。マミヤ645シリーズに採用。マニュアルフォーカス機とオートフォーカス機は機械寸法的に互換性があるのだが、マニュアルフォーカス機には純機械マウントが、オートフォーカス機には完全電子マウントが採用されており、情報伝達には全く互換性が無い。
  • マミヤミラクルマウント - 口径49.0mm、フランジバック45.5mm。マミヤのライカ判一眼レフカメラZシリーズに採用。
  • ミノルタSRマウント - 口径:45.0mm、フランジバック43.5mm。1958年にミノルタ(現コニカミノルタホールディングス)が発売したミノルタSR-2から2000年販売終了したミノルタX-700までが採用しているマニュアルフォーカス用マウント。MC、MDなど絞り値伝達ピンの有無でレンズ名称が違っているがマウントそのものの規格は同一でほぼ全てのレンズがどのカメラにも装着可能。ミノルタが現地共同生産工場を立ち上げ技術を伝えた中国のフェニックス(鳳凰光学)、シーガル(上海カメラ)が一部採用している。
  • ミノルタAマウント/ソニーαマウント - 口径50.0mm、フランジバック44.5mm。ミノルタ(現コニカミノルタホールディングス)のオートフォーカス一眼レフαシリーズに採用。登場当初からオートフォーカスを前提として開発された世界で最初の一眼レフカメラシステムである。5~8個の電子接点をマウント内上部に設け、距離・焦点情報交換を行う。絞り連動ピンはメカニカル駆動。オートフォーカス駆動は駆動軸を介して行うが、ごく少数駆動軸を持たないレンズ内モーター駆動(通称:SSM)のレンズも存在する。ミノルタ時代は正式名称「A(えー)マウント」だったが一般には「α(あるふぁ)マウント」と呼ばれていた。αソニーに移譲後は正式名称も「αマウント」となった。
  • ミノルタVマウント - フランジバック36.0mm。ミノルタ(現コニカミノルタホールディングス)APS一眼レフカメラに採用。基本的にはAマウントを小型化したものだが、レンズ内モーターを採用している。来るべきデジタルカメラ時代をにらんで開発されたとも思われ実際にVマウントのデジタル一眼レフカメラも発売されたが、APS市場が思ったほど拡大せず早々に商品展開は放棄された。APSカメラのために新規のマウントを立ち上げたカメラメーカーはミノルタだけである。VマウントカメラにAマウントレンズを装着でき絞りのみコントロール可能な純正マウントアダプタがサービスセンターで発売されていた。
  • ミランダマウント - フランジバック41.5mm、口径44.0mm。4爪の外爪バヨネットマウントの内側に44mm径のねじマウントを備えるダブルマウントである。メインのマウントはバヨネットのほうであるためバヨネットマウントに含める。ミランダの各一眼レフカメラに採用されていた。ほとんどのレンズの装着には外爪バヨネットを用い、内側のねじマウントは廉価版のプリセット絞りレンズなどを取り付けるのに使う。
  • ライカRマウント - 口径49.0mm、フランジバック47.0mm。ライカフレックス、ライカRシリーズに採用。

[編集] レンジファインダーと一眼レフで共用のマウント

  • デッケルマウント - デッケル社が提唱したレンズシャッターカメラの共通マウント。独コダックフォクトレンダーなど多くのメーカーが採用したが、自社識別のための爪をつけてしまい、互換性がなくなってしまった。フォクトレンダーシュナイダー・クロイツナッハローデンストックなどの名門ブランドのレンズがそろっていた。デッケルマウントを採用した代表的なカメラとして、独コダックのレチナがある。同時期に発売された、レンジファインダーのレチナIIISと一眼レフのレチナレフレックスシリーズのどちらでも採用しており、交換レンズを共用できる。レチナレフレックスは自動絞りを実現しているが、レチナIIISに付属したレンズも自動絞り機構を持っている。

[編集] シネカメラ用

  • アリマウント - アリフレックス16シリーズが採用するバヨネットマウント。
  • ニューアリマウント - 重量のあるレンズに対応したマウントで、1965年以後に発売されたアリフレックス16シリーズのカメラはターレットのうち1つにニューアリマウントを装備している。ニューアリマウントのカメラにはアリマウントのレンズも装着できるがニューアリマウントのレンズはアリマウントのカメラに装着できない。
  • BHマウント - ベル&ハウエルが採用していたマウントでベルマウントとも呼ばれる。
  • ボレックスマウント - ボレックスH16レフレックスはCマウントを採用していたが、マウント以外ほぼ同仕様のSBシリーズは独自のバヨネットマウントを採用している。

[編集] スピゴット式

キヤノンFDマウント。キヤノンのMF一眼レフカメラに採用されていた。
キヤノンFDマウント。キヤノンのMF一眼レフカメラに採用されていた。

ワンタッチで脱着出来るという意味ではバヨネット式の一種であるがレンズ本体を回転させずにリングなどの締め付け機構によってレンズを固定する方式を指す。語源は水道配管などに使われる締め付け式の「Spigot )」から。レンズそのものを回転せずに装着できることからボディーとのより高い連動性を期待され数社が採用したが、大型レンズの取り付けなどに難があったために現在は採用されていない。

[編集] 一眼レフカメラ用

  • キヤノンFDマウント - 口径47.9mm、フランジバック42.0mm。キヤノンマニュアルフォーカス一眼レフ時代の代表格であり、スピゴット式を代表するマウントである。「スーパーキヤノマチック」と呼ばれる完全自動絞り機構を搭載したRマウントからスタートし、操作性の改善やTTL測光への対応のため自動絞り機構を改良したFLマウントを経て、FDマウントで完成の域に達した。当初から絞り優先AE、シャッター速度優先AEの両方に対応していた。またFLマウントまでは絞り込み測光だったのが、FDマウントでは開放測光に変更されている。レンズ側に固定リングがある。
    スピゴット式の弱点を克服するために、バヨネット式に近い構造となっていき、その後ニューFDレンズにて仕様が変更され外爪型バヨネット式と同等の操作で着脱可能となり実質上バヨネット式となった。最後期にはマウント上部に6個の電子接点を追加しオートフォーカスマウント化も行われた。機械的にはRからFL、FDに至るまで同寸である。
  • ズノーマウント - 1959年にズノー光学によって発売され世界で初めて完全自動絞り機構を備えたズノーZunow )の専用マウントとして採用された。スピゴット式を採用したのも当時は完全自動絞り機構を実現するためにレンズ非回転式マウントが向いているとされていたためである。ちなみにズノーの発表当時は時代の最先端を行く画期的なカメラであったため大きな話題となったが、発売後に故障が続出し少数が出たのみで生産中止となっており、幻の高級機となってしまった。ズノー光学がカメラ製造をやめてしまったため後継機種も存在しない。ボディ側に固定リングがある。
  • プラクチナマウント - 旧東ドイツKW(KAMERA WERKSTATTEN)社が1952年から1960年までの間に発売していたライカ判一眼レフカメラシステム。ペンタコンと同様ボディ側に固定リングがある。
  • ペトリマウント - 口径43.0mm、フランジバック43.5mm。ペトリペンタV2より、ペトリFA-1までの機種の、ペトリ製一眼レフカメラのマウントとして採用された。最高級機であるペトリフレックス7にのみ絞り連動機構が設けられている。ボディ側に固定リングがある。
  • ペンタコンシックスマウント - 旧東ドイツ、カメラヴェルクシュテーテンで開発、製造されたプラクチシックス(Praktisix )に始まり、VEBペンタコン社によって発売された中判一眼レフカメラのペンタコンシックス(Pentaconsix )に採用された。一部の旧ソ連製中判一眼レフにも採用される。ボディ側に固定リングがある。このカメラに関しては、http://praktisix.com に詳しい。
  • マミヤRZマウント - 口径60.0mm、フランジバック105.0mm。マミヤRZシリーズに採用。機械的にはマミヤRBマウントと同様でありマミヤRZボディーにマミヤRB用レンズが使用できるが、フランジバックが違うため7mm繰り出した位置が無限遠となる。
  • マミヤRBマウント - 口径60.0mm、フランジバック112.0mm。マミヤRBシリーズに採用。機械的にはマミヤRZマウントと同様であるが、マミヤRBボディーは電子シャッター制御回路を持たないためマミヤRZレンズは使用できない。

[編集] レンジファインダーカメラ用

  • コンタックスGマウント - 口径44.0mm、フランジバック29.0mm。京セラが1994年から発売したコンタックスGシリーズで採用。対称型レンズ構成(写真レンズ参照)の超広角レンズは後玉がフランジ面よりも大きく後ろに突出しており、バヨネットマウントを採用するならカメラボディ内でレンズ後玉が回転しても内部構造に干渉しないよう後玉径を小さくせねばならずレンズ設計上制約ができることを憂慮しての採用と思われる。

[編集] ユニバーサルマウント

ライカLマウント、プラクチカスクリューマウント、エキザクタマウントが典型例であるが、一つのレンズマウント規格に合わせて多数のメーカーがカメラやレンズを作り上げた場合、そのレンズマウントを「ユニバーサルマウント」と呼ぶ。

以前はペンタックスKマウントを一眼レフカメラにおけるユニバーサルマウントとして仕様公開し実際リコーシグマ等が採用した。だが1983年にペンタックスがスーパーAとKAマウントでプログラムAE化した際に他社にKAマウントの仕様を公開しなかったのを端緒とし、一眼レフカメラのAF化AE化によってレンズとボディとの電子通信が必要になるに連れ各社ごとでクローズドな規格となってしまい、結局ユニバーサルマウントとしては成功しなかった。ちなみに1984年にリコーがXR-Pを発売する際にはRKマウントという独自規格の電子接点を採用し、プログラム自動露出の互換性は崩れている。交換レンズメーカーのシグマとトキナーとコシナはこの対応に対しKマウント交換レンズにペンタックスKAとリコーRKの両方の電子接点を設ける事で解決、タムロンはアダプトールIIでペンタックスKAとリコーRK用の両方を発売して解決し、カメラメーカー純正より交換レンズメーカー製のレンズの方が互換性が高いという妙な事態となった。以後各社が独自マウントを採用しているのもオートフォーカス・自動露出が必須になり、各社独自仕様が必要であるからだといえる。

近年ではオリンパスコダックによってデジタル一眼レフカメラ向けにフォーサーズ・システムが提唱され、レンズマウントもその規格の中に盛り込まれている。2006年現在、松下電器(パナソニック)とライカカメラ社が参画。デジタル時代のユニバーサルマウントとなるのではないかと期待されている。

[編集] マウントアダプター

カメラボディのレンズマウント規格とレンズのボディマウント規格が一致しないときに、両者を仲立ちして装着・使用を可能にするための器具をマウントアダプターレンズアダプターマウントコンバーターとも)と呼ぶ。

例えばライツを始め各社から発売されているライカLマウント用のレンズをライカMマウントボディーに装着するために用いる外側がMバヨネット、内側が螺子になっている金属製リングなどが代表的な例となる。この場合Mマウントの方がLマウントよりフランジバックが短いので、マウントアダプターの厚みによりこれを調整している。距離計連動式なのでフランジバックを高い精度で一致させる必要があり、メッキを掛けた上から削りなおすなど細心の注意が払われている。また、Mマウントが持つファインダーのブライトフレーム切り替え機能にも対応させるため、3種類のアダプターをレンズの焦点距離に応じて使い分けるようになっている。

旭光学(現ペンタックス)は初期のアサヒフレックスに用いられていたM37マウントからアサヒペンタックスのM42マウントへの移行の際にもマウントアダプターを提供していたほか、M42マウントのレンズを現在採用しているKマウントに移行する際にもアダプターを用意し、現在でも3,500円と比較的安価に供給している。これは同社がマウントを移行させる際フランジバックを同一に設定したことによりフランジバックを変換する必要がなく、工作精度の要求が比較的低いためである。このアダプタは単純に機械的な接合を変換しているだけで、自動絞りなどには対応していない。ペンタックスは他に同社の中判カメラ用レンズをKマウントで使えるようにするアダプタも製造している。
またソビエトのゼニット一眼レフでも、初期のM39マウントと後のM42マウントではほぼ同じフランジバックに設定されており、ペンタックスと同様のアダプターリングが用意されていた。(ただし、わずかにM39マウントのほうがフランジバックが短く、厳密な無限遠は出すことができない)

このように、カメラメーカーがカメラのレンズマウントを更新する場合、旧来のユーザーに配慮してマウントアダプターを用意するということがしばしばあった。

一方、自社では採用していなくても、M42マウント、エキザクタマウントはフランジバックが長いことや、多数のレンズが流通していたこともあり、比較的多くのカメラメーカーで純正のマウントアダプターの設定があった。しかし現在では、AF化・デジタル化によってマウントアダプターを作ることが困難になってきたためカメラメーカー純正のマウントアダプターの多くは姿を消してしまった。代わりに、いくつかの写真用品メーカーからさまざまなマウントの間でレンズを装着可能にするアダプターが発売されており、これによって例えばニコンFマウントのレンズをキヤノンのEOS(EFマウント)のボディに装着可能になる。

マウントアダプターはフランジバックの長い規格のレンズを短い規格のボディに取り付けるためには使えるが、逆(短い規格のレンズを長いボディに)に使うことには色々問題が出る。もし光学的性能を無視して単にレンズとボディの機械的結びつきを提供するだけであれば後者も可能だが、その場合は接写リングを挟んだのと同じ状態になり、無限遠側のピントが出ず近距離専用となる。この問題を解決するためにマウントアダプタに補正用の光学系を内蔵することにより、レンズ側が要求するフランジバックよりも長いフランジバックを持つカメラで使えるようにしているマウントアダプタも存在するが、内面反射が増えること、焦点距離が変化してしまうこと、写りに大きな影響を及ぼす最後玉に非純正レンズを採用することへの抵抗感、またレンズ部分の後玉の後退によりアダプターのレンズに衝突することがあること(結局無限遠が出なくなってしまう)などの欠点があるため、あまり好まれない。例外として、マニュアルフォーカス一眼レフの全盛期には接写撮影専用としてフランジバックを無視し一眼レフにライカLマウントレンズやシネカメラ用レンズを取り付けるアダプターが一部のメーカーに存在した。

単純にフランジバックの短いカメラならフランジバックの長い別のマウントのレンズもマウントアダプターを使って取り付けられるとは限らない。たとえば組み合わせる2つのマウントのフランジバックが近接している場合、マウントアダプター分の厚みが確保できない場合がある。さらに、マウント口径の大小や、突起物の干渉によっても制限を受け、また物理的な問題とは異なるもののマウントそのものの人気・普及度などの問題もある。

アダプター用途に適した例として、比較的フランジバックが短く口径が大きいキヤノンEOSボディ用、あるいはデジタル一眼レフのフォーサーズ・システムのボディ用にはかなり多くのアダプターが存在する。フランジバックが短いアルパミランダカメラ、コニカARマウント等では純正で各種アダプターを販売していた。逆にフランジバックが長く、アダプターを使うのに不利なニコンFマウントボディ用のアダプターはほとんど存在せず、あっても補正レンズ入り、または中判・大判のレンズ用がほとんどである。ただし例外として、デッケルマウントはニコンFマウントよりフランジバックが短いが口径がFマウントより極端に小さいため、ボディにめり込ませる形で無限遠が出せる[1]という面白い製品もある。

取り付けはできてもレンズによっては絞りの制御が不可能になってしまう場合もある。たとえば、自動絞り/実絞り切り替えの無い自動絞りM42マウントレンズを絞り込みピン押し込み機構の無いタイプのM42マウントアダプターに装着した場合、絞りを絞り込むことができない。絞りリングが無く電気信号で絞り数値を制御するキヤノンEFマウントも絞り信号制御ができないので、絞り込むことができない。

また、距離計連動式カメラも構造上フランジバックを短くできるため、ライカLマウントやライカMマウントに各社一眼レフなどのレンズを取り付けるマウントアダプターが多く存在するが、これらは距離計に連動しない[2]

以上のように、マウントアダプターは一般にただレンズをカメラボディに取り付けるだけのものであり、自動絞りや絞り値連動、オートフォーカスなどの機能まで変換するものではない。AEカメラでレンズアダプタを使う場合、絞り優先で実絞り(絞り込み状態で測光)で使うかマニュアルモードで使うことになる。またアダプターには電子接点がないため、カメラによってはレンズ未装着と認識しシャッターが切れなくなる場合があるが、この場合は望遠鏡アダプタなどの使用を考慮し強制的にシャッターを切るモードで対処できるカメラが多い。

なおタムロンがマニュアルフォーカスレンズにおいて採用していたアダプトールシステムも一種のマウントアダプターである。これは、同じレンズを各社のマニュアルフォーカスカメラで共通して使えるように、自動絞りや絞り値連動など各社マウント固有の機能まで含めて変換するように設計されたシステムである。複数の会社のカメラを併用するユーザーにとっては便利な存在であったが、精度や耐久性、使い勝手の点では問題もあったといわれる。オートフォーカスカメラの普及に伴いタムロン製レンズもマウント固定式に移行し、惜しまれながらも2006年にタムロンより製造中止のアナウンスがあった。このような変換マウントシステムはほかのレンズ専業メーカー(トキナー、シグマ、三協光機など)でも存在したが、タムロンだけが普及に成功し、他社は比較的早期に固定マウントへ路線変更した。
試作では1986年のフォトキナにてシグマがXYレンズと称するミノルタAマウントとニコンFマウント2種のマウント交換式AF交換レンズを参考出品した経緯があるが、やはりカメラボディ側の進歩にレンズ側のアップデートが追いつかない事情から発売は断念されている。

これとは別に、主に望遠鏡のマウントであるTマウントを変換マウントとして用いるレンズをタムロン、日東光学などが製造していたが、自動絞りに対応できなかったため早期に姿を消した。しかし今でも特殊用途(望遠鏡、ピンホールレンズ取り付けなど)向けにTマウントアダプターが写真用品メーカーなどから販売されている。Tマウントは、M42マウントによく似た42mm口径のねじ込みマウントだが、ねじのピッチとフランジバックは異なる。

[編集] 注釈

  1. ^ ボディからレンズへの絞り指示ピンもアダプター周囲の環で操作できる
  2. ^ かつて、ハンザから距離計連動式を謳う一眼レフレンズマウントアダプターが発売されていたが、これはカメラの距離計を単体距離計として使い、その結果に手動でレンズの距離目盛を合致させるもので、距離計連動ではない