レベッカ (小説)

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レベッカ』(Rebecca)は、1938年に発表されたイギリスの作家ダフネ・デュ・モーリア作の小説である。彼女の代表作のひとつと考えられている。この作品の大部分は彼女の夫の赴任地であるアレキサンドリアで書かれた。作品名の「レベッカ」は物語の語り手である「わたし」の夫であるマキシム・ド・ウィンターあるいはマキシム・デ・ウィンターの前妻の名前である。「わたし」はレベッカと同じ呼び方であるミセス・ド・ウィンターあるいはミセス・デ・ウィンターとのみ表されている。

アルフレッド・ヒッチコック監督、ジョーン・フォンテイン主演の映画『レベッカ』(1940年)の原作である。他にも同じ題名でミュージカル化されている。

あらすじ[編集]

ヴァン・ホッパー夫人の付き人(コンパニオン)としてモンテカルロのホテルにやってきた「わたし」は、そこでイギリスの大金持ちであるマキシムと出会い、2人は恋に落ちる。マキシムは1年前にヨット事故で前妻レベッカを亡くしていたのだが、彼女はマキシムの後妻として、イギリス・マンダレイにある彼の大邸宅へ行く決意をする。美しい自然に恵まれ、多くの使用人がいる邸宅の女主人として、控えめながらやっていこうとする彼女だったが、不遇な境遇のため、人に使われたことはあっても使ったことのない「わたし」には、戸惑うことばかりだった。以前からの使用人、ことにかつてのレベッカ付きの使用人で、今なお邸宅を取り仕切るデンヴァース夫人にはなかなか受け入れてもらえない。屋敷の調度は前妻レベッカの趣味で整えられ、新参の「わたし」は内心不満に思いながらも、その中で暮らしていくしかなかった。次第に「わたし」は前妻レベッカの、見えない影に精神的に追いつめられていく。

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