レセプトコンピュータ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

レセプトコンピュータとは、レセプト(診療報酬明細書)を作成するコンピュータの事を指す。一般的にはレセコンと略される。

概要[編集]

医療機関はレセプト(診療報酬明細書)を支払機関(国保連合会、都道府県の社会保険支払報酬基金)へ提出する事で、診療報酬を得ている。明細書の作成には高度な専門知識と複雑な計算が必要であり、医療機関にとっては重い負担となっていた。70年代最初レセプトコンピュータが出来、その後80年代初期には進化し、診療報酬点数を計算し、レセプトをプリンタで印刷できるシステムが大幅に普及し始め、"レセコン"と呼ばれ始めた。現在ではレセプトを提出するだけの機能に収まらなくなっている。初期は高価な専用端末を必要としていたが、近年(2008年)ではPC端末が高性能かつ比較的安価になってきており、ゆるやかに医局での導入が進んでいる。厚生労働省により2011年頃にレセプトのインターネット通信を利用した、完全電子請求(電子化・電算化)が推し進められている。これによりほぼ全ての医局が何らかの形でレセプトコンピュータを導入後、インターネットによるレセプト送信に関わる事になるといわれている。

主な機能[編集]

  • 保険請求の為のレセプト作成
  • 診療内容の入力
  • 窓口会計(患者の支払い料金)の計算
  • 処方箋の発行
  • 投薬使用量の管理
  • お薬手帳、薬剤情報の発行
  • 領収書発行、明細型領収書発行

レセプトに記載される事柄[編集]

患者情報[編集]

  • 診察日
  • 保険者番号・保険証の記号番号    
  • 患者の名前
  • 生年月日
  • 病名
  • 診療日

処方内容[編集]

  • 初診(再診)の回数および点数
  • 指導の回数および点数
  • 投薬の内容および数量と点数
  • 処置の回数および点数
  • 検査の回数と点数
  • 合計の請求点数(薬剤一部負担金額)

関連項目[編集]