レズビアン用語
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レズビアン用語(レズビアンようご)は、女性同性愛者、両性愛者間で用いられる言葉である。ゲイ用語も参照。
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[編集] あ
- アウティング
- (英:Outing) 他人のセクシャリティを、本人の同意なく第三者に暴露すること。
- ウケ
- 性行為で受動であることを好むこと。 レズビアンの場合は「ネコ」の表現が一般的。
- FtM
- 女性として生まれたが、男性としての生活を望む人。トランスジェンダー。女性として女性を愛するレズビアンとは異なり、男性が好きだという人も少なくない(FtMゲイ)。
[編集] か
- カミングアウト
- 自らのセクシャリティを周囲に公表・認知させること。"coming out of the closet" の略。
[編集] さ
- ジャリタチ
- 子供っぽいボーイッシュなタチの人。ときに非常識・粗暴・無神経なレズビアンを示す言葉として使われることもある。
- 主婦レズ
- 結婚しているレズビアン。「夫と恋人の二股をかけている」という目で見られ、レズビアンの間では疎外されがちである。「主婦ビアン」とは言わないあたり、蔑視の意味をわざと込めている。
- 家庭環境などから泣く泣く結婚したビアン女性もいるが、女性との恋愛は浮気にならないとでも思っているかのような開き直った考えの者を指すことが多い。
- スカタチ
- 性行為で能動的な側であり、スカートをはきフェミニンな衣装を好む人。(関連語:ズボネコ)。最近は「フェムタチ」が一般的であり、スカタチとは言わない。
- ストレート
- 異性愛者のこと。(同義語:ノンケ)
- ズボネコ
- 性行為で受動的な側であり、パンツルックでボーイッシュなファッションを好むレズビアン。(関連語:スカタチ)近年はあまり使われなくなってきている語である。
- セク
- セクシュアリティの略で、主にセックスでの立場のこと。レズビアン業界で自己紹介に使われる。タチ・ネコ・リバのどれかで答えるのが基本だが、性行為を好まず、タチもネコもしない場合は「Aセク」と自称することになる。また自分のセクシュアリティが解からなかったりハッキリしないときは、ノンセクシュアルやクエスチョニング(Questioning)となる。
- セパレイティスト
- 男性と関わりを持たずに女性だけの独立した世界を理想とする人。
[編集] た
- ダイク
- (英:Dyke)
- もともとはレズビアンの蔑称。今は主に欧米で男っぽい見かけのレズビアンに対して使われる。(類義語:ブッチ/対義語:フェム)
- ただし今でもレズビアン全体を代表させる言葉として使われることもある。主に欧米で使われる用語で、現在の日本ではこの言葉はめったに使われない。
- ダナー、ダナー系
- 肉体は女性であるが、男性的な気質が強く男性的な振る舞いを好む人。自らを男性として認識していることもある。「旦那」が語源。自然発生では無く、あるダナー系サイトが言葉を作り普及に努め現在浸透している。
- ダナーズ
- ダナーが好きなダナー。
- 中性
- 見た目や服装が男性っぽくもなく、女性っぽくもない女性のこと。レズビアン用語における「中性」とは見た目を基準としており、半陰陽とは異なる。
- トラ
- トランスジェンダー、トランスセクシュアル、トランスヴェスタイトの総称としての略で、“虎”とも表記。また最近は、外見は女性としてのお洒落を満喫し、違和感も無く内面的には男性の自覚がある「フェムトラ」というセクシュアリティをも出現した。
- TG
- トランスジェンダー (Trans Gender)。出生上の性とはズレた、あるいは反転した性自認である。
- 出生上女性だが性自認が男性の場合は、しばしば男装し社会的にも男性と扱われることを求めるが、トランスセクシュアルと異なり身体的な耐え難い違和感はない。
- また性別の自認自体が無い、もしくはどちらでも在りたいというような自認の意味も指す(類義:FTX)。
- 戸籍上女性の場合、本来同性愛とは無関係であるが、セクシュアルマイノリティという括りで、レズビアンサイトの利用を許されている場合が多い。
- TS
- トランスセクシュアル (Trans Sexual)。性同一性障害と言われるものと事実上同一の状態であることが多い。身体的、社会的にも出生上の性とは反対の自認があり、身体的な耐え難い違和感を抱きSRS手術を熱望する。
- 戸籍上女性の場合、本来同性愛とは無関係であるが、セクシュアルマイノリティという括りで、レズビアンサイトの利用を許されている場合が多い。
- TV
- トランスヴェスタイト (Trans Vestite)。異性装。「MTFビアン」と称し、男性の女装趣味によるいわゆる「女装子ビアン」がビアンサイトに出入りしているが、本当にMTFなのかどうか慎重に確認したほうが良いとされる。見た目やふるまいが男性的であれば、MTFビアンを自称していてもビアンとして受け入れられるのは難しい。
[編集] な
- ナベシャツ
- 胸を押さえて目立たなくするために着用するベスト型の下着。
- なんちゃって
- 単なる興味本位、もしくは自らの性に対する違和感、その他の理由から自らをレズビアンと称し、一度はレズビアンの世界に足を突っ込み恋愛的な行為をしながら、途中で彼氏ができたり、結婚したりして、レズビアンとしての生き方を貫かない女性を、「なんちゃってレズ」「なんちゃってビアン」と侮蔑的に呼ぶ。これに対し、根っからのレズビアンを「真性レズビアン」と呼んだりする。
- ネコ
- 性行為で受動的な側(類義語:受け/対義語:タチ)
[編集] は
- バイ
- バイセクシュアルの略称で、両性愛者のこと。
- ブッチ
- (英:Butch)
- 英語圏で使われる言葉で、レズビアン全体を指すこともあるが、「タチ」または「ボーイッシュ」に近い意味として使われることもあり、このときはフェムの対義語として使われる。日本で使われることはほとんどない。
- バリタチ
- 完全なタチで、全くリバにならない性指向。(関連語:バリネコ)
- 短髪だったり、革ジャン、ジーンズなどハードな衣装を好むタチという意味もある。FTMのトランスジェンダーと区別がつきにくいことが多い(対義語:スカタチ)
- バリネコ
- 性行為において完全に受け身の側である者。(関連語:バリタチ)
- ビアン
- レズビアンの略称で、女性同性愛者のこと。「レズ」という略称は侮蔑的に使われてきたため、
- 呼称への抵抗感から、日本のレズビアンが90年代以降使い始めた。隠語としても用いられる。[1]
- ビッフェ
- "Bian as Feminine for Feminine" の略で、自分自身がフェムで、なおかつ恋愛対象としてフェムを求める人。「フェム×フェム」という表現が一般的である。
- フェム
- (英:Femme)
- 見た目・ファッションが女性的なビアン。「タチ」「ネコ」とは関係がなく、日本では「フェムタチ」、「フェムネコ」という言い方もされる。(対義語:ボーイッシュ)
- 北米などで「ブッチ」の対義語として使われる時は、カップルにおいて女役と見なされる方をさす。
- フェム×フェム
- 自身がフェミニンであり、恋愛対象もフェムのみの場合、自己紹介などで略称的に用いる。日本でしか使われない。
- ボーイッシュ
- (英:boyish)
- 見た目・ファッションが少年的・中性的なビアン。「タチ」「ネコ」とは関係がなく、日本では「ボーイッシュタチ」、「ボーイッシュネコ」という言い方もされる。最近では、「ボイタチ」「ボイネコ」と音便を略して呼びならわされる。(対義語:フェム
- ホモビアン
- タチが好きなタチ。タチと付き合っているタチ。
- ポリガミー
- (英:Polygamy)
- 同時に複数の恋人と付き合う人、付き合える人。(対義語:モノガミー)
[編集] ま
- ミックス
- (英:Mix)
- レズビアンも対象にしたバーやイベントで、男性の入店も許可していること。
- モノガミー
- (英:Monogamy)
- 特定の恋人一人だけと付き合う人、付き合いたい人。(対義語:ポリガミー)
[編集] や
- ユリ(百合)
- 「百合族」のような用いられ方をし、レズビアンを表わす隠語であったが、現在では実際の女性同士の恋愛ではなく、女性同士の恋愛を扱った娯楽作品、または娯楽作品で描かれる女性同士の恋愛や友愛を表すことが多くなっている。レズビアンの中でもおたく(タクレズと呼ばれる)は少なくなく、その中には腐女子もいるが、娯楽作品としては百合よりもやおい、ボーイズラブを好む者も多い。
[編集] ら
- ライフスタイル・レズビアン
- 男性と交際したり経済的・精神的に依存をせず、女性と公然と同棲したりしてレズビアンとしてのライフスタイルを送る女性。男に依存しない生き方を積極的に選び取った女性同性愛者に対して、肯定的に使われる。
- リバ
- どちらとでもなれる(英:liberty=(選択の)自由:reverse=逆・反対)の意から、タチでもネコでも出来ること、女性同士のセックスにおいて愛撫“する”ことと“される”ことを同時にすること。または相手により、タチ・ネコと立場を変えること
- リップスティック・レズビアン
- 化粧をするビアン(タチ・ネコは問わないが、フェムのことが多い)をリップスティック・レズビアンという。レズビアンは他の女性に比べてすっぴん率が高いので、このような言葉がある。
[編集] その他
- 〇〇寄りの△△
- リバだが、どちらかといえばネコに回ることが多い・タチに回ることが多い場合の表現。または、バイだが主に男性、女性を好む場合、それぞれ「ヘテロ(ノンケ)寄り」「ビアン寄り」などという表現をしたりする。(例:ネコ寄りリバ、ビアン寄りのバイ)
- 性行為はできるが、無くても満足あるいは無い方が良いという場合は、「Aセク寄りのタチ」などとも言う。
[編集] 関連項目
[編集] 脚注
- ^ 『 310人の性意識―異性愛者ではない女たちのアンケート調査 』を参照。

