レイモン・ガロワ=モンブラン

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レイモン・ガロワ=モンブラン
生誕 (1918-08-15) 1918年8月15日
出身地  ベトナム サイゴン
死没 (1994-08-13) 1994年8月13日(75歳没)
学歴 パリ音楽院
ジャンル クラシック音楽
職業 ヴァイオリニスト作曲家
担当楽器 ヴァイオリン

レイモン・ガロワ=モンブラン(Raymond Gallois-Montbrun, 1918年8月15日 - 1994年8月13日)は、フランス作曲家ヴァイオリニスト

生涯[編集]

ベトナムサイゴン出身。パリ音楽院ヴァイオリン作曲を学び、1944年ローマ賞音楽部門第1位を獲得。1952年1953年に訪日。この時に、東宝の映画作品「花の中の娘たち」の映画音楽を作曲した。また、この訪日時にガロワ=モンブランと知り合った三善晃は、後にパリ音楽院に留学して彼に師事している。1963年より1984年までパリ音楽院院長を務め、音楽院の改革に尽力した。1994年パリにて逝去。

活動[編集]

ヴァイオリニストとしては、ガブリエル・フォーレの作品の演奏がよく知られている。作曲面では、ヴァイオリンに限らず、多くの楽器のための室内楽曲や独奏曲を作曲した。

主な作品[編集]

  • 12の練習曲=カプリス集(無伴奏ヴァイオリンのための)
  • インドシナの絵画(弦楽四重奏曲)
  • 6つの音楽的エチュード(サクソフォーンピアノのための)
  • 演奏会用小品(クラリネットとピアノのための)
  • ディヴェルティスマン(フルートとピアノのための)
  • 日本交響曲

脚注[編集]


関連項目[編集]