レイバー・デイ・テレソン

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『MDAショー・オブ・ストレングス』(英語題「MDA Show of Strength」)は、1966年以後アメリカ合衆国労働者の日(レイバー・デイ)に併せて毎年開催されている、チャリティーテレビキャンペーン番組である。

歴史[編集]

アメリカ合衆国の筋ジストロフィー協会は1950年代からチャリティー活動を開始しているが、その活動を広く理解してもらうために、1966年より同国のコメディアン・俳優であるジェリー・ルイスが発起人・総合司会を担当し、「ジェリー・ルイスのレイバー・デイ・テレソン」(別名「MDAテレソン」)として開催するようになった。

筋ジストロフィー患者の社会参加・治療費の捻出などを目的としたこのイベントは、2010年までは労働者の日の前日夜~当日夜にかけての概ね20時間以上に亘りラスベガスで開催され、アメリカを代表する著名人・芸能人がギャラなしのボランティアで多数出演し、音楽コンサートやミュージカル・トークなどのショーを展開してきた。

2011年に、ジェリー・ルイスが高齢になったために司会を退いてからは規模が大幅縮小され、労働者の日当日の夕方に時間を大幅に短縮する形で継続されるようになった。

日本での翻案[編集]

日本テレビ放送網が毎年8月に開催する大型チャリティーキャンペーン「24時間テレビ 「愛は地球を救う」」の開催企画はこの「レイバー・デイ・テレソン」が基となっている。

当時日テレ社員で、深夜の情報番組「11PM」スタッフを担当していた都築忠彦が、定期的に「大橋巨泉の考えるシリーズ」と題した社会派ルポを特集する日があり、その中の「世界の福祉特集」という企画でアメリカの福祉事情を取材していた時にこの番組を視聴。都築は、「この企画は日本でも出来るのではないか」と、当時の日テレ制作局長であった井原高忠と協力し、日本の著名人、NNS各局をはじめ、企業・団体などの協賛を取り付けた。

この「世界の福祉特集」からの派生発展により、日テレ開局25周年記念事業の目玉として1978年8月に第1回の「24時間テレビ」が盛大に開催され、以後35年間続く日テレの夏の看板番組に成長、毎年数多くの寄付が寄せられ、日本最大級のチャリティーイベントとなった。

出典[編集]

外部リンク[編集]