レア (衛星)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
レア
PIA07763 Rhea full globe5.jpg
仮符号・別名 別名 Saturn V
発見
発見年 1672年12月23日
発見者 ジョヴァンニ・カッシーニ
軌道要素と性質
平均公転半径 527,040 km
離心率 (e) 0.001
公転周期 (P) 4日 12時間 25分 12秒
軌道傾斜角 (i) 0.35°
(土星赤道に対する)
土星の衛星
物理的性質
直径 1535.2 × 1525 × 1526.4
半径 764.4 km
表面積 7,300,000km2
体積 2.3166×1021 kg
平均密度 1.24 g/cm3
表面重力 0.26 m/s2
脱出速度 0.64 km/s
自転周期 4日 12時間 25分 12秒
(Synchronous)
アルベド(反射能) 0.65
赤道傾斜角 0.029°
表面温度
最低 平均 最高
53 K 99K
大気圧 0 kPa
■Project ■Template

レア (Saturn V Rhea) は、土星の第5衛星。土星の衛星の中ではタイタンに次いで大きい。

カッシーニが発見した衛星の一つで、名前は他の土星の衛星と同じようにギリシャ神話の巨神族(ティーターンレアーに由来する。密度は低く大半がでできており、核を構成する岩石は全体の1/3以下と見られている。表面は前半球と後半球で様子が異なっており。前半球はクレーターが多く明るい。後半球は暗くクレーターは少なく網目状の線があり、これは形成直後の内部活動で生じたと考えられている。これらの性質はディオネに似ている。レアには極めて薄いが、酸素を主成分とした大気が存在することがわかっている[1]。これは土星の荷電粒子が、氷を分解して発生させていると考えられている。

宇宙探査機カッシーニ2005年11月25日に接近、探査を行った。

地形[編集]

地形には世界の創造神話の登場人物が命名されている。日本からはイザナギイザナミオノコロクレーターチェーン)が命名されている。

レアの環[編集]

2008年3月、カッシーニの観測データにより、レアにがある可能性が指摘された。環や衛星を持つ衛星はこれまで知られておらず、もしレアが環を持つとすれば画期的な発見となるはずであった。しかし、2008から2009年にカッシーニが撮影した画像を分析したところ、環は存在しないことが明らかになった。[2]

出典[編集]

  1. ^ ナショナルジオグラフィックニュース 土星の衛星レアに酸素の大気
  2. ^ やはり土星の衛星レアに環は存在しない”. AstroArts天文ニュース (2010年8月3日). 2013年7月13日閲覧。

外部リンク[編集]

レアの円筒図法による地図(2006年10月作成)