ルーシー・リー
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ルーシー・リー(Dame Lucie Rie、1902年3月16日 - 1995年4月1日)は、20世紀後期のイギリスを拠点に活動した、オーストリアはウィーン出身の陶芸家。本名はルツィエ・ゴンペルツ (Luzie Gomperz)。大英帝国二等勲爵士 (DBE)。
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作風 [編集]
イギリスを代表する陶芸家であったバーナード・リーチと親交を持ったが、電気式陶芸窯から生み出されるその軽く薄い作風に対しては、強い火と土窯から生まれる日本風の重厚なものに強く傾倒していたリーチから手厳しい批評を得ることとなり、以後、芸術面に経済面も加えて大いに苦悩する。当時を回想するに「キャベツの日々だった」、すなわち、キャベツばかりを食べる、お金の無い日々であったという。しかし、独自の方向性を大きくは変えることなく模索を続け、やがて、釉薬や線描、緻密な成分計量に基づく理論的工法などによる独特の繊細かつ優美な作風を確立した。リーチものちにこれを認め、推奨するまでになっている。
略歴 [編集]
英国はロンドンの一角、アルビオン・ミューズにある旧宅に掲げられている、ルーシー・リーのブルー・プラーク
- 1902年 - ユダヤ系の医師の娘としてウィーンに生まれる。
- 1922〜1926年 - ウィーン工業美術学校でミヒャエル・ポヴォルニー (Michael Powolny) に陶芸を学ぶ。
- 1937年 - パリ万国博覧会で銀メダルを獲る。
- 1938年 - ナチスによるオーストリア併合後、イギリスに移住。
- 1939年 - ロンドンの一角にあるアルビオン・ミューズに移る。
- 1946年 - ハンス・コパー(en、1920- 1981年)が工房に参加。
- 1951年 - ロンドンのバークレー・ギャラリー (Berkeley Gallery) でハンス・コパーと共同展。
- 1960年 - キャンバーウェル・カレッジ・オブ・アーツで教鞭を執る(1972年まで)。
- 1964年 - 東京の国際陶芸展に参加。
- 1969年 - ロンドンの王立芸術学院より名誉博士号を授与される。
- 1972年 - ハンブルク美術工芸博物館(de)で『Lucie Rie - Hans Coper Keramik』展。
- 1981年 - CBEを受勲。
- 1989年 - 草月会館と大阪市立東洋陶磁美術館で個展。
- 1990年 - 脳梗塞で倒れ、以降、陶芸を続けることが不可能となる。
- 1991年 - 大英帝国二等勲爵士の称号を贈られる。
- 1994年 - メトロポリタン美術館でハンス・コパーとの共同展。
- 1995年 - 脳梗塞により、ロンドンにて93歳で他界。
関連項目 [編集]
外部リンク [編集]
- ルーシー・リー展 Lucie Rie A Retrospective - 2010年4月28日~6月21日まで国立新美術館で開催される展覧会サイト。