ルフト・ファールツォイク・ゲゼルシャフト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

ルフト・ファールツォイク・ゲゼルシャフト (Luft-Fahrzeug-Gesellschaft)、通称 LFGは第一次世界大戦時のドイツの航空機製造会社である。"Roland"設計のローランド C.IIローランドD.VIが有名で、多くの飛行船や実験機も生産した。

飛行船[編集]

パーセヴァル 飛行船

LFG は1908年4月30日に飛行船メーカーとして設立された。ビターフェルトを拠点とする実験飛行船エンジンメーカーの資産でMotorluftschiff Studiengesellscaft (MStG)が設立された。クルップAEGや地元の化学会社の増資で新たに変更された。本社はベルリンで工場はアドラーショフに位置した。工場は当時対戦国であった英国の諜報部員の関与が疑われる1916年9月の火事で壊滅的な打撃を受けシャルロッテンブルクに移転した。[1].

最初の飛行船の計画はアウグスト・フォン・パーセヴァルの設計で主に陸軍に採用された。1910年、PL.IIとして運用開始された。第一次世界大戦中、4機がドイツ陸軍と海軍に納入された。総計25機の"PL"飛行船が建造された。 PL-26は最後の一機で着陸時に破損して格納庫内で燃えたLuftschiffhalle 2は死者は出なかった。戦間期には格納庫は専ら観測気球の修繕に使用された。

飛行機[編集]

L.F.G ローランド C.II

エドゥアール・ニューポール (ニューポール)の事故死により彼の会社の技術者であるFranz SchneiderはLFGに加わり、彼の設計したローランドと名づけられた機体の生産を始めた。ローランドはLVG社との混乱を避けるためにつけられた商号である。1916年、会社は水上機LFG Wアルバトロスが加わった。幾つかの部品はビターフェルトで製作され、最終組み立て、検査はシュトラールズントの新工場に運ばれて行われた。

彼らの最初の成功作はローランド C.II,は複座の偵察機であった。; 設計は当時としては斬新な合板製のセミモノコックの胴体で翼全体まで満たされていた。パイロットと搭乗者/機銃手の視界は良好だった。 独特の操縦を要したがC.IIは高性能で爆撃機を援護する長距離任務も充当された。 A型は200 hp のベンツ Bz.IVエンジンを搭載していて D.IIIとして製造されたが160 hp メルセデス D.III-C.Vの動力とする機は1機の試作機のみしか製造されなかった。

ローランドの単葉機であるシーメンス-ハルスケ Sh.IIIまたは170hp ジョエベル Goe.IIIローターリー・ピストンエンジン搭載のD.XVIや類似の185hp BMW III搭載のD.XVIIはアドラーショフでの2回目の戦闘機コンペでフォッカー D.VIII (航空機)に負けた。


航空機の種類[編集]

この一覧はNowarra, Heinz: Flugzeuge 1914-1918, München 1959とEmmanuel Gustin氏の list of German military aircraftに基づく[2]

  • C.II と C.IIa "Walfisch" 偵察複葉機、2座席
  • C.III C.IIの派生、1機製作 - 1916年9月6日のLFG工場の火事で破壊[3]
  • C.V - D.IIの2座版、試作機のみ
  • C.VIII - 試作機のみ
  • C.X - 偵察機
  • W - 水上機
  • W-1 - 水上機, 単座戦闘機
  • W-16 - 水上機
  • WD - D.Iの水上機、1機製造、視界不良のために不採用
  • D.I "Haifisch" - 戦闘機
  • D.II - 戦闘機, 約230機製造
  • D.III - 戦闘機,数機製造
  • D.IV - triplane, 試作機のみ (Dr. I同様)
  • D.V - 3機の試作機のみ
  • D.VI - 戦闘機, 350機製作,類似のD IIIはD VIIのバックアップとして注文された。
  • D.VII - 1機の試作機のみ
  • D.VIII - 1機の試作機のみ
  • D.IX - 3機製作
  • D.X - 計画のみ
  • D.XI - 計画のみ
  • D.XII - 計画のみ
  • D.XIII - 開発は火災で放棄
  • D.XIV - 複葉戦闘機D.XIIIの派生機 非常に信頼性が低い
  • D.XV - 複葉戦闘機最初の設計の3機が製造され、2番目の設計の2機はD.XVと名づけられた
  • D.XVI - 戦闘機, 試作機のみ
  • D.XVII - パラソル翼単葉戦闘機、1機製作
  • G.I - 複葉爆撃機、計画のみ製造されず
  • Stralsund V.19 - 単座水上機、潜水艦で運用、試作機が1918年以降に完成
  • ME 8 - 水上戦闘機、計画のみ
  • MD 14 - 偵察機、計画のみ
  • MD 15 - 偵察機、計画のみ

脚注[編集]

  1. ^ German Aircraft of the First World War, Gray P. & Thetford O., 1970 Putnam
  2. ^ [1], Emmanuel Gustin, 1997-07-04
  3. ^ Abbott, Dan S., and Grosz, Peter M. "The Benighted Rolands", Air Enthusiast Quarterly, Bromley, Kent., U.K., Volume 3, 1976, pages 39-40.