ルガール

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ルガールは、アニメ映画宇宙戦艦ヤマト 完結編』の登場人物。声優石田太郎

概要[編集]

ディンギル帝国の大神官大総統。神々の王に命令できるとされるルガール王家の長。

先祖が地球脱出の際、弱い者を押しのけて生き延びたことに影響された極端な弱肉強食の論理の持ち主で、力や強さを正義と信じて疑わない。「強い者こそが生き延びて未来を作ることができる」と信じている。元から高祖崇高は大きく、古来よりの伝統思想を維持する力も大きい。

劇中での活躍[編集]

ディンギル星消滅を受け、都市衛星ウルクと機動艦隊を率いて父祖の地・地球を移住先として狙うと、水惑星アクエリアスを地球へワープさせ、地球を水没させることで地球人類を絶滅に追い込もうと目論んだ。ヤマトをウルクに捕獲して総力戦を挑んだ際には、メカホース(馬形ロボット)による騎兵軍団を自ら率いてヤマトに突撃を敢行した。

この戦いによってウルクを失ったが、アクエリアスを地球の直近までワープさせることには成功し、自身は円盤プレ・ノア岩石ロケットの艦隊を率いて脱出し、ヤマトを艦隊で包囲する。ヤマトはこの時にはトリチウムを満載していて、一発でも敵砲弾が命中すれば爆発する恐れがあり、撃滅寸前にまで追い詰められる。

しかし、間一髪のところで、デスラー総統率いるガルマン・ガミラス帝国艦隊がヤマトの救援に駆けつける。不意をつかれたルガールの艦隊はなすすべもなく殲滅され、ルガール自身もデスラーが放ったデスラー砲によってプレ・ノアの中で断末魔の叫びを上げながら戦死した。

アーケードゲーム版『宇宙戦艦ヤマト』(1985年、TAITO)ではヤマトの波動砲の攻撃により死亡する。

その他[編集]

劇中で、次男のディンギルの少年を誤って射殺してしまった時の戸惑いの表情には、地球人と同様に持ち合わせている親としての感情がさりげなく表現されている。また、長男のルガール・ド・ザールがヤマトとの雪辱戦に敗北した時には容赦なく見捨てて殺害しているが、命令を下す直前に複雑な親としての感情が表されている。

シュメールの古文書によれば、「ルガル」とは本来「勇士」を意味し、彼らがになっていったと伝えられる。