ルオル・デン

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ルオル・デン
Luol Deng
マイアミ・ヒート  No.9
Luol Deng Wizards.jpg
名前
本名 ルオル・マイケル・デン
ラテン文字 Luol Deng
英語 Luol Michael Deng
基本情報
イギリスの旗 イギリス
イングランドの旗 イングランド
誕生日 1985年4月16日(29歳)
出身地 南スーダン,ワーウ
身長 206cm
体重 100kg
選手情報
ポジション スモールフォワード
背番号 9
ドラフト 2004年 7位
代表歴
キャップ イギリスの旗 2007年-現在
経歴
2004-2014
2014
2014-present
シカゴ・ブルズ シカゴ・ブルズ
クリーブランド・キャバリアーズ
マイアミ・ヒート

ルオル・デンLuol Deng)ことルオル・マイケル・デンLuol Michael Deng, 1985年4月16日 - )はイギリスのプロバスケットボール選手。南スーダンワーウ出身。NBAマイアミ・ヒートに所属している。身長206cm、体重100kg。ポジションはスモールフォワード

経歴[編集]

アフリカ~学生時代[編集]

ディンカ族に生まれたデンは、幼少の頃、スーダン内戦から逃れるためにエジプト亡命した。エジプトでは元NBA選手であり、同じディンカ族出身のマヌート・ボルと出会う。ボルはバスケットボールをデンの兄に教えると、デンの良き指導者になったという。その後、両親と共にイギリスのサウスノーウッドに移住すると、本格的にバスケットボールをプレイするようになり、ジュニアチームで活躍した。尚、イギリスはサッカーが盛んであるが、デンも関心があったといい、当時はアーセナルFCのファンだった。

16歳でアメリカ合衆国ニュージャージー州に引越し、ブレアアカデミーでバスケットボールをプレイした。チームメイトには2005年のNBAドラフトトロント・ラプターズから指名されたチャーリー・ビラヌエバがいた。アメリカでも徐々に頭角を現すようになると、レブロン・ジェームズの次に優秀な選手であるとの声も聞かれるようになった。全米から優秀な高校生が結集するマクドナルドオールアメリカにも選出された。卒業後は名門デューク大学に進学。名将マイク・シャシェフスキー監督のもとで2004年にはNCAAトーナメントのファイナル4に進出している。

NBA[編集]

07年、vsバックス戦にて

大学在学中にアーリーエントリー。2004年のNBAドラフトで全体7位指名をフェニックス・サンズから受けた。直後、トレードでブルズに移籍。ルーキーイヤーの2004-2005シーズンからローテーション入りを果たし、61試合に出場(先発出場は45試合)、1試合平均11.7得点、5.3リバウンド.2.2アシストの好成績を残し、同年のオールルーキーファーストチーム(その年の優秀な新人選手5人)に選出された。シーズン終盤には手首を故障したが、ブルズの7年ぶりのプレイオフ出場の原動力の1人として活躍した。

2年目の2005-2006シーズンには更なる成長を遂げ、78試合に出場(56試合に先発出場)、1試合平均14.3得点、6.6リバウンド、1.9アシストを記録。カーク・ハインリックベン・ゴードン等と共に若手ぞろいのチームの中心選手となった。チームも2年連続のプレイオフ出場を果たした。

06-07シーズンはさらに飛躍し、82試合全てに先発出場を果たし、1試合平均18.8得点、7.1リバウンド、2.5アシストを記録。また、同シーズンのスポーツマンシップ・アウォード(フェアにプレーし、オフコートでもリーグの見本となる行動をしたプレイヤーに送られる賞)に選出された。

だが、翌シーズンは開幕前に契約延長をまとめられず、不満を抱えたままシーズンを迎え、昨年を下回る成績に終わり、チームもロッタリー行きとなり期待を裏切る形となってしまった。

2010-11シーズンは、FAで大物選手を獲得するために、ハインリックを放出したことで、チーム一番の古株となり、キャプテンを任されることとなった。長年課題とされてきた、3ポイントシュートの試投数、成功数が大幅に増加し、オフェンスに幅が増した。また、アウトサイドでボールをもらい、カットインしてペイントでのシュートも増えるなど、ローズを支えるプレーヤーとしては、申し分のない活躍をしている。チーム内では出場時間が最も多い。

2014年1月7日にアンドリュー・バイナムと3つの指名権を含むトレードでクリーブランド・キャバリアーズへ移籍した。

2014年7月14日にはレブロン・ジェームズが抜けたマイアミ・ヒートへの移籍を発表した。

プレイスタイル[編集]

ミドルレンジからのオフェンスを得意とするが[2]、スリーポイントシュートも決めることができ、果敢にインサイドに切れ込み、長い手足を生かした豪快なダンクを決めるなどの一面も併せ持つ。多くないがガードでプレイすることもあり、206cmの身長が相手にミスマッチを生じさせる。粘り強いディフェンスも、チームに大きな貢献をもたらす。

雑学[編集]

  • スーダン、イギリス、アメリカで生活した過去を持つが、16歳以下と19歳以下のイングランド代表経験を持つ。2006年には完全にイギリスに帰化し、イギリス代表としてプレイすることが可能になった。
  • 上記のように、さまざまな国で生活してきたことで、慈善活動に熱心である。
  • コーチのトム・ティボデューには「ルオル・デンは、最も過小評価されているプレーヤーの一人だ」と言われており、特にディフェンス面での評価が高い。

脚注[編集]

  1. ^ DraftExpress pre draft measurements 2004
  2. ^ Duke Basketball: Power Ranking All of Their NBA First-Round Draft Picks”. bleacherreport.com (2010年12月8日). 2011年4月29日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]