ルイ=シルヴェストル・ガス

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ルイ=シルヴェストル・ガス(Louis-Sylvestre Gass,1779年-1833年)は、イタリア人建築家

イタリアナポリに生まれる。若くしてパリに上京し、ボザールに入学、シャルクランに師事する。1799年に「エリセ」のテーマでローマ賞。ローマ留学をへて、その後ナポリ戻る。

ナポリでは市や国の公共建築を手がけ、カーポ・ティ・モンテの天文台(1819年)をはじめ、パラッツォ・ディ・ジャコモ、取引所(現代でいう市庁舎 1819年から1825年)、新公爵宮殿、パラッツォ・ディ・モンテミレットのファザードなど数多くの作品を残した。

参考文献[編集]

  • The Beaux-arts and Nineteen Century French Architecture, London, 1982