ルイス・ゴンザレス (外野手)

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ルイス・ゴンザレス
Luis Gonzalez
LuisGonzalez.jpg
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 フロリダ州タンパ
生年月日 1967年9月3日(46歳)
身長
体重
6' 2" =約188 cm
210 lb =約95.3 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 外野手
プロ入り 1988年 ドラフト4巡目
初出場 1990年9月4日
最終出場 2008年9月28日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ルイス・エミリオ・ゴンザレスLuis Emilio Gonzalez, 1967年9月3日 - )は、メジャーリーグベースボールの元選手。ポジションは外野手アメリカ合衆国フロリダ州タンパ出身。ニックネームは「Gonzo」。両親はキューバ人。

経歴[編集]

アストロズ・カブス・タイガース[編集]

ジェファーソン高校時代はティノ・マルティネスとチームメイトだった。1988年のMLBドラフトヒューストン・アストロズから4巡目に指名を受け入団。1989年まではA級でプレイした。1990年はAA級で打率.265・24本塁打・89打点・30二塁打の成績を残し、本塁打数と犠牲フライ (12) はリーグ最多タイの成績を残し、9月4日ロサンゼルス・ドジャース戦で代打としてメジャーデビュー[1]。9月8日にメジャー初の先発出場し、メジャー初安打を放っている[1]

1991年は8月29日から9月13日の間故障者リスト入りとなったが、メジャーに定着し、ジョー・モーガン1965年に記録した48長打を上回る50長打を記録し、球団新人選手記録となった[2]

1992年は開幕から不調で5月20日の時点で打率は.158。AAA級ツーソンへ降格したが、13試合で打率.432の成績を残し、6月3日にメジャーへ昇格した[3]。昇格後は7月21日から8月5日まで故障者リスト入りとなったが、84試合に出場し、打率は.309の成績を残した[3]1993年に打率を3割を記録し、リーグ最多の10本の犠牲フライを記録した。

1995年6月28日シカゴ・カブスに移籍。1997年にはアストロズに復帰。5月26日から6月20日にかけてアート・ハウの球団記録に並ぶ23試合連続安打を記録。またこの年のリーグ最長記録となった[4]1998年デトロイト・タイガースへ移籍。本塁打は初めて20の大台を超える23本塁打を記録。8月10日のアナハイム・エンゼルス戦では4打数3安打2本塁打を放ち、5回に通算1,000本安打を達成し、7回に通算100本塁打を達成した[5]

アリゾナ・ダイヤモンドバックス[編集]

1999年にはアリゾナ・ダイヤモンドバックスに移籍。打率.336・26本塁打・111打点と打撃3部門で自己ベストを更新し、206安打はリーグ最多、45二塁打はリーグ2位となった。また、4月11日から5月18日にかけてリーグ10年ぶりとなる30試合連続安打を含む5回もシーズン中に10試合連続安打以上を記録しており、これはエリック・ヤング(1996年)に次ぐナリーグ史上2人目の選手となった[6]2000年は球団史上初の全162試合に出場し、昨年を上回る47二塁打・31本塁打・114打点を記録[7]

2001年に自己ベストの打率.325、57本、142打点、長打数は史上12人目のべ15人目となる100を記録。4月にはリーグタイ記録となる13本塁打を記録し、初の月間MVPを受賞[8]。5月17日にはミッキー・マントル(1956年)を上回る40試合で20本塁打に到達[8]。6月には打率.417・12本塁打の成績で2回目の月間MVPを受賞。8月29日には史上5人目となる9月を前に50本塁打を達成[8]

この年にチームはニューヨーク・ヤンキースとのワールドシリーズにおいて歴史的死闘を繰り広げ、第7戦でゴンザレスがヤンキースのクローザーマリアノ・リベラから逆転サヨナラヒットを放ち、球団創設4年目でメジャー制覇という快挙を成し遂げる。

2002年は打率.288・28本塁打・103打点と前年よりも悪化した。9月23日のカージナルス戦で肩を故障し、連続試合出場が446で途切れた[9]。9月30日に手術を受けた。

2003年3月18日に3年契約を結び、開幕を迎えた[10]。4月30日までに球団新記録となる36安打・タイ記録となる11二塁打を記録し、4月5日から5月19日の40試合中39試合で出塁をしている[10]。打率は2年ぶりに3割を記録し、46二塁打と前年の2倍以上記録している。

2004年は5月22日のフロリダ・マーリンズ戦で2000本安打を達成し、6月30日のサンディエゴ・パドレス戦で球団史上初の1000本安打を達成したが、8月1日の試合を最後に欠場。8月2日にはトミー・ジョン手術を受けた[11]2005年は復活を果たし、2年ぶり5回目となるオールスターに選出された。2006年は自己最多の52二塁打を記録し、4月18日には500二塁打を達成し、史上21人目となる500二塁打・300本塁打を達成した[12]

ドジャース・マーリンズ[編集]

2006年9月に球団は2007年の1,000万ドルのオプションを行使しないと決断し[13]、解雇され、ドジャースへ1年735万ドルで移籍した[14]。2007年オフにFAとなり、2008年2月7日にマーリンズと1年総額200万ドルの契約を結んだ[15]

現役引退後[編集]

2009年8月29日に古巣のダイヤモンドバックスのフロントに加入。2010年8月7日、ダイヤモンドバックスは1999~2006年の8年間在籍し、多大な功績を残したゴンザレスに対し、背番号『20』を永久欠番とした。

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
1990 HOU 12 23 21 1 4 2 0 0 6 0 0 0 0 0 2 1 0 5 0 .190 .261 .286 .547
1991 137 526 473 51 120 28 9 13 205 69 10 7 1 4 40 4 8 101 9 .254 .320 .433 .753
1992 122 416 387 40 94 19 3 10 149 55 7 7 1 2 24 3 2 52 6 .243 .289 .385 .674
1993 154 610 540 82 162 34 3 15 247 72 20 9 3 10 47 7 10 83 9 .300 .361 .457 .818
1994 112 450 392 57 107 29 4 8 168 67 15 13 0 6 49 6 3 57 10 .273 .353 .429 .782
1995 56 234 209 35 54 10 4 6 90 35 1 3 1 3 18 3 3 30 8 .258 .322 .431 .753
CHC 77 307 262 34 76 19 4 7 124 34 5 5 0 3 39 5 3 33 8 .290 .384 .473 .857
'95計 133 541 471 69 130 29 8 13 214 69 6 8 1 6 57 8 6 63 16 .276 .357 .454 .811
1996 CHC 146 555 483 70 131 30 4 15 214 79 9 6 1 6 61 8 4 49 13 .271 .354 .443 .797
1997 HOU 152 631 550 78 142 31 2 10 207 68 10 7 0 5 71 7 5 67 12 .258 .345 .376 .721
1998 DET 154 620 547 84 146 35 5 23 260 71 12 7 0 8 57 7 8 62 9 .267 .340 .475 .815
1999 ARI 153 693 614 112 206 45 4 26 337 111 9 5 1 5 66 6 7 63 13 .336 .403 .549 .952
2000 162 722 618 106 192 47 2 31 336 114 2 4 2 12 78 6 12 85 12 .311 .392 .544 .936
2001 162 728 609 128 198 36 7 57 419 142 1 1 0 5 100 24 14 83 14 .325 .429 .688 1.117
2002 148 633 524 90 151 19 3 28 260 103 9 2 0 7 97 8 5 76 12 .288 .400 .496 .896
2003 156 679 579 92 176 46 4 26 308 104 5 3 0 3 94 17 3 67 19 .304 .402 .532 .934
2004 105 451 379 69 98 28 5 17 187 48 2 2 0 2 68 11 2 58 9 .259 .373 .493 .866
2005 155 672 579 90 157 37 0 24 266 79 4 1 0 4 78 12 11 90 14 .271 .366 .459 .825
2006 153 668 586 94 159 52 2 15 260 73 0 1 0 6 69 10 7 58 14 .271 .352 .444 .796
2007 LAD 139 526 464 70 129 23 2 15 201 68 6 2 0 2 56 4 4 56 11 .278 .359 .433 .792
2008 FLA 136 387 341 30 89 26 1 8 141 47 1 2 0 5 41 1 0 43 10 .261 .336 .413 .749
通算:19年 2591 10531 9157 1412 2591 596 68 354 4385 1439 128 87 10 98 1155 150 111 1218 212 .283 .367 .479 .846
  • 各年度の太字はリーグ最高

獲得タイトル・記録[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b Luis Gonzalez 1990 Career Highlights” (英語). 2008年5月11日閲覧。
  2. ^ Luis Gonzalez 1991 Career Highlights” (英語). 2008年5月11日閲覧。
  3. ^ a b Luis Gonzalez 1992 Career Highlights” (英語). 2008年5月11日閲覧。
  4. ^ Luis Gonzalez 1997 Career Highlights” (英語). 2008年5月11日閲覧。
  5. ^ Luis Gonzalez 1998 Career Highlights” (英語). 2008年5月11日閲覧。
  6. ^ Luis Gonzalez 1999 Career Highlights” (英語). 2008年5月11日閲覧。
  7. ^ Luis Gonzalez 2000 Career Highlights” (英語). 2008年5月11日閲覧。
  8. ^ a b c Luis Gonzalez 2001 Career Highlights” (英語). 2008年5月11日閲覧。
  9. ^ Luis Gonzalez 2002 Career Highlights” (英語). 2008年5月11日閲覧。
  10. ^ a b Luis Gonzalez 2003 Career Highlights” (英語). 2008年5月11日閲覧。
  11. ^ Luis Gonzalez 2004 Career Highlights” (英語). 2008年5月11日閲覧。
  12. ^ Luis Gonzalez 2006 Career Highlights” (英語). 2008年5月11日閲覧。
  13. ^ Gonzalez prepares for long goodbye” (英語). 2008年5月11日閲覧。
  14. ^ Colletti feels new Dodgers fit in perfectly” (英語). 2008年5月11日閲覧。
  15. ^ Outfielder Gonzalez officially a Marlin” (英語). 2008年5月11日閲覧。

外部リンク[編集]