ルアウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ルアウ (lū'au) とは、ハワイ語で「(うたげ)」を意味する言葉。基本的に屋外でとり行われ、地面に穴を掘って作られたかまど(イムと呼ばれる)でなどを丸焼きにしたカルア料理などが振る舞われる。

古くはアハ・アイナと呼ばれ、の勝利、新しいカヌーの完成、子供の1歳の誕生日結婚などを寿ぐ祝宴として行われていたが、近世までのハワイでは、カプと呼ばれる宗教的慣習により異性が食事を共にすることは禁じられていたため、宴も男女別々に開かれていた。1819年カメハメハ2世がこれを改め、王自ら女性と食事を共にして以降は現在のような形態となり、また禁止されていた飲酒も徐々に許されるようになっていった。なお、こうした宴会をルアウと呼ぶようになったのは19世紀の後半からであると言われている。

今日のルアウは主に観光客向けに、フラを始めとするポリネシアン諸島の歌と踊り、ハワイアンの伝統的な食事を楽しめるエンターテイメントショーとして催されている。


  • ルアウという単語本来の意味は「タロイモの若葉」である。このため、などをタロイモの葉とココナッツミルクで煮込んだ料理のこともルアウと呼ばれる。
  • 現在のハワイにおける慣用的用法としては、いわゆるパーティーと同じ意味でも用いられており、大規模なイベントに伴う晩餐会や、家族や親しい友人たちと特別なお祝いをすることなどもルアウと呼ばれる。
他の言語