リーガロイヤルホテル
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リーガロイヤルホテル(RIHGA ROYAL HOTEL)は、大阪府大阪市北区中之島五丁目にある日本の名門ホテルの一つ。関西財界の迎賓館との異名もある。リーガロイヤルホテルチェーンの一つである。運営会社は、株式会社ロイヤルホテル。因みにRIHGAはRoyal International Hotel Group & Associatesの頭文字をとったものである
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[編集] 概説
戦前、大阪に国際的・近代的ホテルを求める財界の声があがり、1932年に大阪市と住友合資会社を中心とする大阪財界の有力者が協力して新大阪ホテルという名称で設立することになった。はじめ帝国ホテル社長犬丸徹三も参画し、大阪市土木部に臨時ホテル建設事務所を設け、京都帝国大学教授武田五一にその主幹を委嘱して基礎工事を進めていたが、事情があって改めて長谷部竹腰建築事務所がこれを引き受けることになった。竹腰健造は、これについて大阪市土木部臨時ホテル建築事務所副主幹を委嘱せられた。竹腰は犬丸と打ち合わせて内部プランを全面的に改め、外観は長谷部鋭吉がルネッサンス式に変更した。この新大阪ホテルは1935年に中之島のダイビル近く(現:住友中之島ビル)に開業した(この名称は、かつて、現在の大阪市立東洋陶磁美術館の場所に「大阪ホテル」があったのと区別するため。当時未開業であった新大阪駅とは無関係)。新大阪ホテルはロイヤルホテル完成後の1973年まで営業していた。
1958年には「大阪グランドホテル」を開業、1965年には現在地に「大阪ロイヤルホテル」を開業し、後に「ロイヤルホテル」に改称した。1990年、グループ名をロイヤルホテルからリーガロイヤルホテルグループに改称、ロイヤルホテルも「リーガロイヤルホテル」に改称した。
2006年、森トラストへ第三者割当増資を行い、従前の筆頭株主のアサヒビールに代わり森トラストが40%の大株主となる事になる。因みにそれ以前は住友グループといえる状態であった。その為、住友の企業城下町である新居浜市にも出店している。
2006年7月、ロイヤルホテルは唯一海外展開していた、オーストラリアのケアンズ・コロニアルリゾートを地元資本に同年9月までに売却することを決定し、海外より撤退した。
[編集] ホテル概要
- 住所:大阪府大阪市北区中之島五丁目3番68号
- 客室数:974室
- レストラン:20箇所
- バー・ラウンジ・カフェ:3箇所
- 会議室・宴会場:22室
- 運営:株式会社ロイヤルホテル
[編集] 沿革
- 1935年10月16日 前身の「新大阪ホテル」が開業する。
- 1965年10月11日 現在地に「大阪ロイヤルホテル」として開業する(当時の本館が現在のウエストウイングである)。
- 1973年9月1日 「ロイヤルホテル」と改称する。
- 1973年9月29日 地上30階建の新館(現在のタワーウイング)が完成する。
- 1997年4月1日 名称を「リーガロイヤルホテル」に改める。
- 2002年 タワーウイング23階から27階にエグゼクティブフロアの「ザ・プレジデンシャルタワーズ」がオープンする。
- 2005年 タワーウイング19階から22階に日本の自然をテーマにした「ザ・ナチュラルコンフォートタワーズ」がオープンする。
[編集] 特徴
大阪の代表的高級ホテルとして新大阪ホテル(旧名)の設立当初より評判高く、現在に至るまで大阪では確固たるブランドである。関西の迎賓館と呼ばれるように、諸外国の大統領、外交官をはじめ高級官僚などVIPが大阪に訪れる時は現在も昔もこのホテルを利用することが多い。また皇室関係も大阪においてはこのホテルを常連的に利用する様である。 大阪本店の施設は何度か改築・新築等をして現在に至る。客室の多さ・種類、宴会施設の広さ、レストランなどの施設が大変充実している大阪屈指の大型ホテルである。また四面体を組み合わせた特徴的な建築物としての風貌も美しい事で知られている。その他、特徴ある施設として地下に有名服飾ブランドのブティック(パレロイヤル)などが多数出店している。また老舗の大型ホテルでありながら、独創的な商品・サービスを他に先駆けて提供する事も多い。ホテル敷地内にある犬専用のペットホテル(フェリーチェ)などがその一例である。必要以上に「伝統」や「型」といった事に固執しないのもこのホテルの特徴であり、魅力でもある。
[編集] 経営
| 種類 | 株式会社 | ||
|---|---|---|---|
| 市場情報 |
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| 本社所在地 | 〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島五丁目3番68号 |
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| 電話番号 | 06-6448-1121(代表) | ||
| 設立 | 1932年3月14日 | ||
| 業種 | サービス業 | ||
| 事業内容 | ホテル事業 | ||
| 代表者 | 川越 一(代表取締役社長) | ||
| 資本金 | 181億212万円(2006年7月7日) | ||
| 売上高 | 単体38,178百万円(2006年3月期) 連結57,398百万円(2006年3月期) |
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| 従業員数 | 単体1,808名(2006年7月7日) | ||
| 決算期 | 3月末日 | ||
| 主要株主 | 森トラスト40.01% アサヒビール8.7% サントリー6.98% 三井住友銀行2.85% 日本生命保険1.75%(2006年9月30日) |
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| 主要子会社 | 東京ロイヤルホテル リーガロイヤルホテル広島 リーガロイヤルホテル小倉 |
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| 関係する人物 | 山本為三郎 - 設立者 | ||
| 外部リンク | http://www.rihga.co.jp/ | ||
経営状況においては、バブル期絶頂期までは特に問題なく安定していたが、ただ当時のいくつかの他の日本企業と同じく、バブル期その当時に莫大な投資をして国内・海外にいくつかホテルを新規展開した。これによって全国的にホテルのブランド名が知られたという効果を持った側面があった。
しかしバブル崩壊の業績悪化により、それら新規投資ホテルは結果として売却されたので殆ど利益にならなかった。明らかに当時の経営陣による大失敗であり現在に至るまで負の遺産としてグループ全体に悪影響を及ぼしている。また住友グループと呼べる関係が長らく続き、住友関連銀行よりの融資における比率等は下がったとはいえ現在に至るまでいくらかの影響を直接・間接的に住友グループより受けており、バブル期における経営者も含め、人事にもその影響がある様である。これについてさらに掘り下げてみると“ホテル”という西洋から来た単語で表される業界ではあるものの国産資本のホテルについて言及すると、当然それぞれの企業によって若干の違いはあるが、それらの企業内の社風等は年功序列など普通に見られ、全くと言っていいほど日本的である。このホテルについても同じ事が言え、すでに述べた住友の過去においての影響などもあり、特に財政的にも苦しい現在においてはこういった人事管理体制は悪い方向に機能し、健全な体制とは言えずに経営・その他色々と弊害を起こしているといっても間違いないであろう。
その他のつながりとしては住友に限らず関西財界からは支援を受けており例にとると関西電力とも良好な関係を築いている。
その一方、大阪本店を中心としていくつかのグループホテルでは経営状態は安定しており、やや経営が持ち直している面もあるとされるが業績では2001年3月期の売上733億円に対し、2006年3月期で売上584億円(見込み)と他ホテルやビジネス宿泊特化系との激しい競争の影響が見られるのでこれからが正念場であろう。また前述のとおり今回、森トラストとの業務資本提携及び三井住友銀行の債務株式化(デッド・エクイティー・スワップ)による金融支援が決定したが、2001年度にも一度金融支援を受けているので本当に立ち直れるかが焦点となる。特にホテル業界は改装などの大型投資が必要なため今回の支援を生かしきれるかが岐路になろう。2006年10月24日、一部報道で森トラストと合同で中之島再開発の件が報じられた、現在のウェストウィングを取り壊しオフィスと一体化した新たな高級ホテルを建築するというものである。ウェストウィングは老朽化しておりその対応も急務であったところであるが、減資及び増資で希薄化した株式また収益に比して未だ過大な債務など財務上の不安は抱えており新たな投資に耐えられるかが焦点になる(その後、2007年2月19日 ウエストウイング 6階~13階シングルルーム全360室を改装する(2007年夏着工)と発表)。また森トラスト自体は東京で「コンラッド東京」の経営にも参画していることもあり、こういった「身内」の外資とロイヤルホテルの提携に踏み込んだ場合業界再編につながる可能性も指摘される。
企業風土として積極的な市場開拓精神もあり、通称「ホテイチ」(ホテルの1階にあるのでそう呼ばれる。似たものにデパートの地下の食料品コーナーの意味で「デパチカ」がある)と呼ばれるホテルブランド(リーガロイヤルホテルでは、「メリッサ」)の食品・惣菜の専門店を日本国内において戦略的に事業展開し一時マスコミを中心に「ホテイチ」の流行を作った。以上いくつかの経営上の問題点も絡み、また近年ではザ・リッツ・カールトン・ヒルトン・シェラトンなどを含めた外資系の有名ホテルが全国的に進出を始めており(東京においては「東京ホテル戦争」とまで呼ばれている状況にある)競争は激しくなりつつはあるが、現時点においてではあるが、関西地区のプライスリーダーであると共に、サービスノウハウの蓄積、その歴史を鑑みると日本のホテルにおけるリーディングオペレーターの一つである事は間違いないと言えるであろう。
[編集] チェーンホテル
グループホテル
| 名称 | 所在地 | 開業年 | 客室数 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| リーガロイヤルホテル東京 | 東京都新宿区 | 1994年 | 127室 | (株)ロイヤルホテルが運営 旧・リーガロイヤルホテル早稲田 |
| くろよんロイヤルホテル | 長野県大町市 | 1988年 | (株)関電アメニックスが運営 | |
| リーガロイヤルホテル京都 | 京都市下京区 | 1969年 | 494室 | (株)ロイヤルホテルが運営 旧・京都グランドホテル |
| リーガロイヤルホテル | 大阪市北区 | 1965年 | 974室 | (株)ロイヤルホテルが運営 旧・ロイヤルホテル |
| リーガグランドホテル | 大阪市北区 | 1958年 | (株)朝日ビルディングが運営 旧・大阪グランドホテル 2008年3月31日にエリア再開発の為、閉鎖 |
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| リーガ中之島イン | 大阪市西区 | 1981年 | 340室 | (株)リーガ中之島インが運営 |
| リーガロイヤルホテル堺 | 堺市堺区 | 1993年 | 241室 | (株)ブリヂストン・リーガが運営 |
| リーガロイヤルホテル広島 | 広島市中区 | 1994年 | 490室 | (株)リーガロイヤルホテル広島が運営 |
| リーガロイヤルホテル新居浜 | 愛媛県新居浜市 | 1990年 | (株)リーガロイヤルホテル新居浜が運営 | |
| リーガロイヤルホテル小倉 | 北九州市小倉北区 | 1993年 | (株)リーガロイヤルホテル小倉が運営 |
他の関係ホテル
| 名称 | 所在地 | 開業年 | 客室数 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 都市センターホテル | 東京都千代田区 | 1959年 | (株)東京ロイヤルホテルが運営 運営受託ホテル |
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| リーガホテルゼスト高松 | 香川県高松市 | 1992年 | アソシエイトホテル |
[編集] ギャラリー
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新朝日ビル(リーガグランドホテル) |
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[編集] 関連項目
- 大阪府立国際会議場(グランキューブ大阪) - 隣接地にあり、行き来も可能。食事のサービスを当ホテルが担当。
- 食堂車 - 新大阪ホテル時代に在来線で営業を行っていた。
- LOVE FLAP - 祝日の特別番組放送時によく公開放送を行う。
[編集] 外部リンク
| 梅田: | 梅田スカイビル - ウェスティンホテル大阪 - アクティ大阪 - 阪急グランドビル - 新阪急ホテルアネックス - 大阪マルビル - 大阪駅前第3ビル - 大阪駅前第4ビル - 梅田DTタワー - 大阪第一生命ビル - 梅田第一生命ビル - ヒルトン大阪 - ヒルトンプラザ大阪 - アプローズタワー - ピアスタワー - 毎日放送本社 - 梅田センタービル - ニッセイ同和損保フェニックスタワー |
|---|---|
| 西梅田: | ヒルトンプラザ ウエスト - ハービスOSAKA - ハービスENT - 大和ハウス大阪ビル - 大阪モード学園 - 梅田ダイビル - 明治安田生命大阪梅田ビル - スノークリスタル - 毎日新聞本社 |
| 堂島・福島: | 堂島アバンザ - 近鉄堂島ビル - NTTデータ堂島ビル - NTTテレパーク堂島第二ビル - アクア堂島 - 新藤田ビル - 大阪中之島合同庁舎 - The Tower Osaka - ラグザ大阪 - シティタワー西梅田 - キングマンション堂島川 |
| 中之島: | 中之島センタービル - 関電ビルディング - 中之島セントラルタワー - 中之島三井ビルディング - リーガロイヤルホテル大阪 - 大阪三井物産ビル - 大阪府立国際会議場(グランキューブ) - 住友病院 - 中之島プラザ - 中之島インテス |

