リレー・フォー・ライフ

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リレー・フォー・ライフ(Relay For Life)は、アメリカがん協会(American Cancer Society)が行うチャリティーイベント。全米約5000カ所で毎年開かれ、がんについて啓発し、がん患者の勇気を称え、がん研究や患者支援のために寄付を集めることを目的としている。世界24か国で開催されている。

日本では2006年に始まり、公益財団法人日本対がん協会と各地の実行委員会が主催している。

イベント内容[編集]

サバイバーズラップ

グラウンドなどの広場を、がん患者を含めた支援者たちが、24時間歩くことを基本としている。これに、ステージなどでの音楽演奏や踊りのパフォーマンスをもって、歩く人を応援する形となる。 参加するチームは、患者とその家族や遺族、支援者、製薬会社、生命保険会社、病院などの有志がチームを組んでリレーをする。タスキをリレーする事が多い。がんに負けない社会を作る学びの場でもある。

がん患者は「サバイバー」とされ、無料で招待されることが基本である。運営はボランティアによって行われ、舞台出演者も無報酬。参加する人は、寄付をすることで、支援の形となり、寄付金は開催経費を除いて日本対がん協会へ集められ、電話相談や新薬研究に向けてのプロジェクト、医療者海外留学の奨学金などの費用とされる。

ルミナリエ

夕刻から、ルミナリエと称して紙袋にメッセージを記載して、袋内部にろうそくやLEDライトを入れ、一晩中灯す。このルミナリエでHOPEの文字を書く会場もある。

エンプティテーブルは、会場に来れなかった、また、がんとの闘いの中亡くなった人を偲び祈るために白いテーブルに、空いた椅子を並べて詩の朗読を行う。テーブル上には、伏せたグラス、レモンと塩が飾られる。

雨天でも決行される、これは、がん細胞は24時間眠らず、厳しい状況でも闘っているがん患者を思うと、雨だからといって中止にはできないと言うメッセージがこめられている。ただし、気象警報が発令されるなどの危険な状況になった場合は中止となる。

24時間リレーを行うことが基本ではあるが、1周だけの参加でも歓迎される。車椅子や松葉杖で歩いている姿を見かける。チームの旗を先頭に歩き、病院スタッフなどは入院患者の手形を押したフラッグを作って参加することがある。

日本のリレー・フォー・ライフ[編集]

アメリカ対がん協会のライセンスを受け、公益財団法人日本対がん協会と、地元で構成される実行委員会が主催する。2013年より、日本国内のイベント名称は「リレー・フォー・ライフ・ジャパン**」に統一された。1年間に40回程度各地で開催される。

世界のリレー・フォー・ライフ[編集]

2014年現在、以下の国で開催されている。

  • アメリカ
  • カナダ
  • ホンジュラス
  • ジャマイカ
  • グアテマラ
  • イギリス
  • ポルトガル
  • デンマーク
  • フランス
  • ルクセンブルグ
  • オランダ
  • アイルランド
  • ベルギー
  • フィリピン
  • マレーシア
  • 日本
  • インド
  • アラブ首長国連邦
  • オーストラリア
  • ニュージーランド
  • バミューダ
  • 南アフリカ
  • ザンビア
  • ケニア

外部リンク[編集]