リベルタ橋

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リベルタ橋

リベルタ橋:Ponte della Libertà =「自由の橋」)は、ヴェネツィア島と本土のメストレ地区とを結んで、ヴェネツィアの潟に架かる道路橋。長さ3850m。自由橋とも表記される[1]

エウジェニオ・ミオッツィにより設計され、ベニート・ムッソリーニによって1933年、「リットリオ橋(Ponte Littorio)」という名で開通した。

第2次世界大戦の終結時、ファシズムからの解放を記念して、リベルタ橋と改称された。

2015年、メストレ地区で建設が進められてきたトラムがリベルタ橋を介してヴェネツィア本島のローマ広場に乗り入れるようになった。

なお、ほぼ全長にわたって並行している鉄道橋は、オーストリア帝国支配下のロンバルド=ヴェネト王国時代の1846年に開通している。

脚注[編集]

  1. ^ 倉田稔「ヴェネチアとフィレンツェの文化」『言語センター広報』第23号、小樽商科大学言語センター、2015年1月、47-56頁、ISSN 0919-3006NAID 1200056028722021年4月20日閲覧