リベラ (ソプラノユニット)

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リベラ
Libera
2014年5月10日アランデルでのコンサート}
2014年5月10日アランデルでのコンサート
基本情報
別名 セント・フィリップス・ボーイズ・クワイア (The St. Philips Boy's Choir)
エンジェル・ヴォイセズ (Angel Voices)
出身地 イギリスの旗 イギリス ロンドン
ジャンル 少年合唱クラシッククラシカル・クロスオーバー
活動期間 1998年 –
レーベル Warner Classicsワーナーミュージック・ジャパン
共同作業者 ロバート・プライズマン英語版
公式サイト libera.org.uk

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リベラLibera)はイギリスの作曲家ロバート・プライズマン英語版が創設・主宰し、サウスロンドンを拠点として活動している少年合唱団。正式発足は1998年

概要[編集]

メンバーのほとんどは拠点のあるサウスロンドン在住者で構成されている。メンバーは7歳から18歳までの男子で、正確な人数や詳細は公表されていないが、コンサート中のメンバーによるスピーチで、およそ40人が所属していると話している。ウィーン少年合唱団などとは異なり低音部が存在するため、変声後も継続して活動しているメンバーも多い。また、ボイストレーナーやコンサートスタッフとして活動している元メンバーもいる。

リベラは現在の名に至るまでに2度改名している。リベラの前身は1984年に発足したセント・フィリップス・ボーイズ・クワイア(The St. Philips Boy's Choir)である。1990年にはエンジェル・ヴォイセズ(Angel Voices)に改名。なお、この時代に導入した独特の純白ローブはリベラのシンボルである。 ここまでは聖歌隊として活動してきたが、1998年聖歌を基本としたユニークなサウンドを作るという方針に転換。それにあわせて名前を現在のリベラへと改名した。リベラとは「自由」という意味を表すラテン語である。

映画『ハンニバル』や『ヴェニスの商人』のメインテーマ曲、ビョークエルトン・ジョンパヴァロッティなど世界のトップアーティストのアルバムにも参加している。

イギリスでは、BBCの番組『ソングズ・オブ・プレイズ英語版』でリベラの歌う映像が度々放送されている。2009年1月25日には、音楽家・タレントのアレッド・ジョーンズが進行を務めリベラのスペシャル番組が放送された。2011年9月25日に行われたソングズ・オブ・プレイズ50周年記念コンサートにもステージクワイアとして参加した。自身もボーイソプラノ歌手であったアレッド・ジョーンズとの関わりは深く、彼のDVD「Aled's Christmas Carols」(2008年12月発売)にも出演している[1]。その他にもBBCの『ラスト・クワイア・スタンディング英語版』や『BBCブレックファスト英語版』にも度々出演している。また、ラジオにも数々ゲスト出演している。クリスマス時季にメディアに登場する回数が増える傾向がある。

アメリカでは、2007年12月7日のケネディ・センター名誉賞受賞式後のショーで、受賞者であったブライアン・ウィルソンの「ラヴ・アンド・マーシー(Love And Mercy)」をブライアン本人やブッシュ大統領(当時)の前で歌った。2008年4月20日のニューヨークのヤンキー・スタジアムで行われたローマ教皇ベネディクト16世によるミサに先立つ「希望のコンサート(Concert of Hope)」では、イギリスからの唯一のゲストとして参加し[2]「Sanctus」を歌唱。2011年7月24日のミネソタ州セントポールで行われたStarkey Hearing Foundationのチャリティー祭では、ビル・クリントン元大統領やマイリー・サイラスと共に出席し[3]「Song of Life」を歌った。

アジアでは日本(2005年・2007年・2009年・2010年・2012年)、韓国(2005年・2007年・2010年・2013年)、フィリピン(2009年・2010年・2011年・2013年)、シンガポール(2012年)、台湾(2013年)、ヨーロッパではオランダ(2007年)、アイルランド(2009年)、北米ではアメリカ(2008年・2009年・2010年・2011年・2014年)、カナダ(2011年)でもコンサートを行っている。

日本との繋がり[編集]

作曲家・ピアニスト村松崇継が作曲しロバート・プライズマンが作詞をした「彼方の光」(英題:Far Away)はNHK土曜ドラマ氷壁』の主題歌として注目を浴び、パナソニックVIERA(2009年9月)やユニバーサル・スタジオ・ジャパン(2011年冬)のテレビCMにも採用された。村松とは後に映画『誰も守ってくれない』の主題歌「あなたがいるから」(英題:You Were There)、NHKドラマ10マドンナ・ヴェルデ〜娘のために産むこと〜』の主題歌「生命(いのち)の奇跡」(英題:Song of Life)でもコラボレーションを果たしている。「生命の奇跡」はユニバーサル・スタジオ・ジャパンのテレビCMにも採用された(2012年10月・2013年11月)。『氷壁』主題歌、『誰も守ってくれない』主題歌のプロモーションでは一部のメンバーが来日した。

作曲家・音楽プロデューサー千住明が作曲、映像監督加藤友之が日本語原詩を担当しロバート・プライズマンとコラボレーションした「エターナル・ライト」(英題:Eternal Light)は、2010年の上海国際博覧会大塚製薬日本産業館出展ブースのテーマ曲に起用された。加藤が監督・撮影した同曲のビデオクリップは、アルバム『Winter Songs』のDVDに収録されている。

英国在住の映画監督・ジャーナリスト・通訳今井孝子は、リベラの来日時やファンに向けたリベラメッセージビデオ等で通訳を務めている。今井が監督・脚本・プロデュースした映画『ヴィーナス・イン・エロス 天使たちの詩歌』に7人のメンバーが天使役で出演し、劇中で「Panis Angelicus」を歌っている。その他にリベラの歌4曲がサウンドトラックに使用されている。映画は2012年10月に東京横浜大阪名古屋京都で公開された。

来日コンサート[編集]

2005年[編集]

  1. 4月7日 東京 すみだトリフォニーホール
  2. 4月8日 横浜 横浜ブリッツ
  3. 10月27日 名古屋 愛知芸術文化センター
  4. 10月28日 横浜 横浜みなとみらいホール
  5. 10月30日 東京 文京シビックホール

2007年[編集]

  1. 4月11日 大阪 ザ・シンフォニーホール
  2. 4月12日 名古屋 愛知芸術文化センター
  3. 4月14日 東京 オーチャードホール

2009年[編集]

  1. 4月6日 仙台 東京エレクトロンホール宮城
  2. 4月8日 東京 オーチャードホール
  3. 4月9日 東京 オーチャードホール
  4. 4月11日 東京 かつしかシンフォニーヒルズ

2010年[編集]

  1. 4月8日 東京 オーチャードホール
  2. 4月9日 東京 オーチャードホール

2012年[編集]

  1. 4月13日 東京 オーチャードホール
  2. 4月14日 東京 オーチャードホール

テレビ出演[編集]

コンサートの他にも、来日時にはテレビ番組で特集が組まれたり、メンバーが生放送に出演することもある。

主題歌・挿入歌[編集]

テレビ・映画の主題歌への起用だけでなく、CM楽曲、挿入歌やBGMとしてもバラエティーやドキュメンタリー番組で多数使用されている。

ディスコグラフィ[編集]

CD[編集]

The St. Philips Boy's Choir 時代[編集]

  1. Sing For Ever (1987年)
  2. Adoramus (1988年)
  3. Sing For Ever (1988年)
  4. Best of Angel Voices (2011年8月23日)

Angel Voices 時代[編集]

  1. New Day (1990年)
  2. Angel Voices (1993年)
  3. Angel Voices 2 (1996年)
  4. Peace on Earth (1996年)
  5. Angel Voices 3 (1997年)

Libera 時代[編集]

  1. Libera (1999年10月15日)
  2. Luminosa (2001年10月24日)
  3. Free (2005年2月9日)
  4. Visions (2005年10月13日)
  5. 彼方の光〜Welcome to Libera's world〜 (2006年2月1日)
  6. Angel Voices (2006年11月1日)
  7. Angel Voices 来日記念盤 (DVD付) (2007年3月7日)
  8. Angel Voices: Libera in Concert (2008年3月5日)
  9. New Dawn (2008年6月11日)
  10. 祈り〜あなたがいるから (2008年12月10日)
  11. Eternal: The Best of Libera (2008年12月15日)
  12. Peace (2010年3月3日)
  13. Peace Deluxe Edition (2010年11月1日)
  14. Peace New Edition (DVD付) (2010年11月3日)
  15. 生命(いのち)の奇跡 (2011年4月13日)
  16. The Christmas Album (2011年10月24日)
  17. Winter Songs (DVD付) (2011年11月9日)
  18. Angel Voices 2012 来日記念盤 (2012年3月14日)
  19. Song of Life: a Collection (2012年10月22日)
  20. Ave Maria (2012年11月7日)
  21. Angels Sing - Christmas in Ireland (2013年11月4日)
  22. I Am The Day - The Best of Libera (2014年3月26日)

DVD[編集]

  1. Angel Voices: Libera in Concert (2008年3月5日) - オランダライデンでのコンサート映像
  2. Aled's Christmas Carols (2008年12月)[1] - アレッド・ジョーンズのDVD(ゲスト出演)
  3. ヴィーナス・イン・エロス 天使たちの詩歌 (2013年4月5日)
  4. Angels Sing - Christmas in Ireland (2013年11月4日) - 北アイルランドアーマーでのコンサート映像

脚注[編集]

  1. ^ a b Aled's Christmas Carols (2008) - インターネット・ムービー・データベース(英語)
  2. ^ Pre-Mass "Concert of Hope" (PDF)”. United States Conference of Catholic Bishops. 2013年12月8日閲覧。(英語)
  3. ^ Starkey Hearing Foundation Raises $7.2 Million During 11th Annual Star-Studded Gala Event, So The World May Hear (PDF)”. Starkey Hearing Foundation. 2013年12月8日閲覧。(英語)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]