リトル・アイヴィー
リトル・アイヴィー(Little Ivy)とは、リベラル・アーツ・カレッジと呼ばれる小規模な教養中心の私立大学の中でも、アメリカ合衆国東部にあり、かつトップレベルの質を有する大学群の通称。これらの大学では少数精鋭制を採り、人文、自然、社会科学中心の教養教育に重きを置き、アイビー・リーグ校と同等の高い教育レベルを維持している。学生の多くは卒業後、ロースクール、ビジネススクール、医科大学院など専門大学院や様々な分野の修士、博士課程に進学する。これらの大学の出身者には政界、財界、実業界、学究分野で活躍する著名人も多い。
日本においては通説がいくつか存在しているが、現在のアメリカ合衆国においては、一般的に以下の13校をリトル・アイヴィーと呼んでいる。このうち、古くからスポーツリーグをやっていた、アマースト大学、ウェズリアン大学、ウィリアムズ大学の三校をリトルスリーと呼ぶことがある。
また、大学関係のジャーナリストが編纂したグリーンズガイドでは、アマースト大学、ベイツ大学、ボードイン大学、コルビー大学、ハミルトン・カレッジ、ハバフォード大学、ミドルバリー大学、スワースモア大学、トリニティ・カレッジ、タフツ大学、ウェズリアン大学、ウィリアムズ大学などを取り上げている。[1]
また、上記とは別に、NESCAC(New England Small College Athletic Conference、ニューイングランド小規模大学体育連盟)のスポーツ・リーグ加盟校をリトル・アイヴィーまたはリトル・アイヴィー・リーグと呼ぶこともある。NESCAC加盟校は、アマースト大学、ベイツ大学、ボードイン大学、コルビー大学、コネチカット・カレッジ、ハミルトン・カレッジ、ミドルバリー大学、トリニティ・カレッジ、タフツ大学、ウェズリアン大学、ウィリアムズ大学の11校である。
| 大学名 | 所在地 | 創立年 | Little Three | グリーンズガイド | NESCAC |
|---|---|---|---|---|---|
| アマースト大学 (Amherst College) |
マサチューセッツ州アマースト | 1821年 | |||
| ベイツ大学 (Bates College) |
メイン州ルイストン | 1855年 | |||
| ボードイン大学 (Bowdoin College) |
メイン州ブランズウィック | 1794年 | |||
| コルビー大学 (Colby College) |
メイン州ウォータービル | 1813年 | |||
| コネチカット・カレッジ (Connecticut College) |
コネチカット州ニューロンドン | 1911年 | |||
| ハミルトン・カレッジ (Hamilton College) |
ニューヨーク州クリントン (ユーティカ郊外) |
1812年 | |||
| ハバフォード大学 (Haverford College) |
ペンシルベニア州ハバフォード (フィラデルフィア郊外) |
1833年 | |||
| ミドルバリー大学 (Middlebury College) |
バーモント州ミドルバリー | 1800年 | |||
| スワースモア大学 (Swarthmore College) |
ペンシルベニア州スワースモア (フィラデルフィア郊外) |
1864年 | |||
| トリニティ・カレッジ (Trinity College) |
コネチカット州ハートフォード | 1823年 | |||
| タフツ大学 (Tufts University) |
マサチューセッツ州メドフォード | 1852年 | |||
| ウェズリアン大学 (Wesleyan University) |
コネチカット州ミドルタウン | 1831年 | |||
| ウィリアムズ大学 (Williams College) |
マサチューセッツ州ウィリアムズタウン | 1793年 |