リクルートGINZA8ビル

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リクルートGINZA8ビル
地図
情報
旧名称 日本リクルートセンター本社ビル
用途 事務所
設計者 入江三宅設計事務所
施工 清水建設[1]
建築主 大日本企業
構造形式 鉄骨鉄筋コンクリート構造
敷地面積 1,707 m² [2]
延床面積 17,001 m² [2]
状態 完成
階数 地上11階、地下3階
竣工 1981年3月
所在地 104-0061
東京都中央区銀座八丁目4番7号
座標 北緯35度40分7秒 東経139度45分33.6秒 / 北緯35.66861度 東経139.759333度 / 35.66861; 139.759333 (リクルートGINZA8ビル)座標: 北緯35度40分7秒 東経139度45分33.6秒 / 北緯35.66861度 東経139.759333度 / 35.66861; 139.759333 (リクルートGINZA8ビル)
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リクルートGINZA8ビルは、東京都中央区銀座八丁目に所在するオフィスビルである。

概要[編集]

1981年3月に、日本リクルートセンター本社ビルの名称で竣工した[1]。銀座八丁目の外堀通り沿いに位置し、同社のコーポレートカラーである青色の反射ガラスカーテンウォールの外観が特徴である[2]。通称「G8」とも呼ばれ、リクルートのシンボルとして知られたが、業務拡大によりオフィスは内幸町汐留など都内11か所に分散した。機能集約を目指し、2005年末より移転が具体化。翌年に千代田区丸の内グラントウキョウサウスタワーへの移転が決定[3]。事業拠点は2008年にGINZA8ビルとグラントウキョウ、リクルートGINZA7ビル(現 ヒューリック銀座7丁目ビル)の3か所に集約された。これ以降も登記上の本店は引き続きGINZA8ビルに置かれていた[4]。2022年7月4日、登記上の本店もグラントウキョウサウスタワー(東京都千代田区丸の内一丁目9番2号)へ変更した[5]

売却と解体[編集]

2021年2月5日[6]、リクルートは当ビルをヒューリックへ売却[7]。売却額は非公表だが、200億円程度と報じられている[8]

2024年2月から解体開始[9]。工期は2025年4月1日まで。

脚注[編集]

  1. ^ a b 日本リクルートセンター本社ビル” (PDF). 清水建設. 2019年1月29日閲覧。
  2. ^ a b c リクルート銀座ビル”. 入江三宅設計事務所. 2019年1月29日閲覧。
  3. ^ リクルート、本社機能移転に関するお知らせ』(プレスリリース)リクルート、2006年9月19日https://recruit-holdings.co.jp/news_data/release/2006/0919_1630.html2019年1月29日閲覧 
  4. ^ 先進オフィス事例 株式会社リクルート”. 三幸エステート (2008年5月). 2019年1月29日閲覧。
  5. ^ 株式会社リクルートの情報”. www.houjin-bangou.nta.go.jp. 国税庁法人番号公表サイト. 2024年4月14日閲覧。
  6. ^ リクルート、本社ビルを売却 銀座…資産見直しの一環”. SANKEI DIGITAL, INC. 産経ニュース (2021年2月27日). 2024年4月14日閲覧。
  7. ^ リクルート、シンボルの銀座本社ビル売却…「感染拡大の影響ではない」”. www.yomiuri.co.jp. 読売新聞オンライン (2021年2月26日). 2024年4月14日閲覧。
  8. ^ リクルート、銀座の本社ビルをヒューリックに売却”. www.nikkei.com. 日本経済新聞 (2021年2月26日). 2024年4月14日閲覧。
  9. ^ 【東京・リクルート銀座8丁目ビル】清水で2月から解体/ヒューリック”. www.kensetsunews.com. 建設通信新聞Digital (2024年1月31日). 2024年4月14日閲覧。